オープニングマッチは、獣神サンダー・ライガーとタイガーマスクがヤングライオンを引き連れ、6人タッグマッチで激突。
まずは、ライガーとタイガーが先発で試合開始。
両者ロックアップから、ライガーがタイガーのリストをとれば、タイガーもドロップキックで応戦し、場外へエスケープしたライガーへトペ・スイシーダを発射。
だが、ライガーもお返しの風車式バックブリーカーからロメロスペシャルを極め、川人とタッチ。
すると、タイガーは川人をブレーンバスターで投げ捨て、海野とタッチ。
海野はアームホイップからストンピングの連打を浴びせ、北村とタッチ。
北村もストンピングの連打から、強烈な逆水平チョップを見舞う。
さらに、北村はボディスラムからフォールに入ると、ここはライガーがカット入る。
北村とタッチしたタイガーは、蹴りの連打を川人に浴びせ、北村とタッチ。
苦しい状況の川人は、代わった北村にドロップキックを浴びせ、岡とタッチ。
岡と北村の場面、両者が逆水平チョップ合戦、ショルダー・タックル合戦を展開すると、岡はカウンターのフロントスープレックスで北村を放っていく。
だが、北村も岡とのブレーンバスターのかけ合いを制し、岡を投げ捨て、海野とタッチ。
海野はエルボーの連打を浴びせるが、岡もアバランシュホールドで海野をリングに叩きつけ反撃。
そして、最後は岡が逆エビ固めで締め上げ、海野からギブアップを奪った。
川人「自分は早く、次、先輩たちを潰して、上へあがっていきます。以上です」
岡「広島の皆さん、勝ちました。前(広島に)来たときは、試合も組まれてなくて、ペーペーだった。でも、この少しの間にも人は成長してるんで、次も楽しみにしてろ。それは広島県以外の都道府県の皆さん、俺の勝ち姿をもっといっぱい見させてやるよ。次は誰だ? 誰でもかかって来い!」
ライガー「ふう……まあ、今日から参戦ということで、福岡とか別府とかありますけど、ボクの目はもう、『BEST OF THE SUPER Jr.』、この次のシリーズに向いてます。なぜなら、これはもう会社にも話を通して、ほぼ決定です。僕は今年、今回限りで『BEST OF THE SUPER Jr.』を卒業します。今年が最後の『BEST OF THE SUPER Jr.』になりますので、コンディションを整えて、ベストな状態で、もちろん毎年言ってますけど、優勝して、そして有終の美を飾りたいなと思います。これが今年の『BEST OF THE SUPER Jr. 24』が、ジュニア人生最後の『BEST OF THE SUPER Jr.』になりますので、ファンの皆さんも応援よろしくお願いします。しっかり優勝したいと思います。以上」
海野「クソッ! 絶対、ヤングライオンの、まずはトップ目指します。4人のうちから自分が抜けます! ありがとうございました」
タイガー「(※海野が控室に戻る後ろ姿を見ながら)ま、はっきり言って抜けないよ。いまのままじゃ抜けない。アイツはああいう風に言ってるけど、抜けない。今日、俺、彼らの試合、初めて見たし。ま、岡? 岡とは組んだっけな、やったってな? 覚えてないけど、ま、見してもらったけど、まだまだだよね。ま、自分もそんな他人のこと言える立場じゃないけども、あえて先にデビューしてる人間から言わせてもらったら、ヒドイよ。ヒドイ。試合をして勝とうという気になってるのか、自分に酔ってるのかがわかんない。自分に酔ってるのか、いま倒れてる相手に勝とうとしてるのか、まったく俺にはわからない。今シリーズ、ずっと彼らとやるんでしょ? ま、見せてもらうけど、考えないとダメだね」
北村「ああ、クソッ。タイガーさんが言ったように、まだまだ甘いんで、もっとトップの人たちと闘って経験して、上を目指します」