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開始のゴング、お互いに間合いを取って牽制しあう両者。ホーレスは桜庭の奥襟をつかむが、これは桜庭が嫌がってふりほどく。続いてガッチリ組み合うと、ホーレスが桜庭をなぎ倒し、道着を使って首締め。しかし、これは桜庭が冷静にロープブレイク。
ホーレスは桜庭を肩車で叩きつけると、マウントポジションからパンチを落としていく。そして、再び道着を利用した首締めを繰り出すが、桜庭はロープに逃げる。立ち上がったホーレスは桜庭にストンピングから、道着を掴んで抱え上げると力任せに叩きつける。そして道着を使ったバックチョークで締め上げるが、桜庭はなんとかロープに逃げる。ここで桜庭は仕切り直しとばかりに一旦、場外に降りる。
そして桜庭はリングに戻ると、道着を脱ぎ捨てる。その桜庭を見て、ホーレスはコーナーに押し込む。すると、桜庭はホーレスの道着を脱がし、相手がひるんだスキをついてバックを取ると、投げっぱなしのジャーマン。そしてキムラロックで締め上げるが、これはホーレスがうまく切り返して肩固め。しかし、桜庭も負けじと切り返してサクラバロックに固める。苦痛の表情で耐え続けたホーレスだが、桜庭が渾身の力で締め上げていくとついにタップ。桜庭が一本勝ちを収めた。
BACK TO THE YOKOHAMA ARENA
- 日時
- 2014年5月25日(日) 13:00開場 15:00開始
- 会場
- 神奈川・横浜アリーナ
- 観衆
- 7,800人
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第6試合 30分1本勝負
プロレスvs柔術 異種格闘技戦
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桜庭 和志
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ホーレス・グレイシー
レフェリー｜マーティー浅見 -
MATCH REPORT
COMMENT
──新日本のリングで対グレイシーの借りを返しましたけど。
桜庭「ああ。何回目でしたっけ? 2連チャン、3連チャンぐらいで負けてたんで、なんか最後の感じは自分の得意パターンに入れたんで良かったです。大きかったんで、下になっちゃうと重さを感じたので、ちょっときつかったです」
──最後、相手はギブアップしてないですよね?
桜庭「まあ、アームロックって、だいたギブアップしないことありますけど、正直、あそこからもう逃げようがないと思うんで」
──道衣は途中で脱がれましたけど、道衣は若干自分には……。
桜庭「やっぱり、柔術の練習とかもしたことあるんですけど、向こうのほうが道衣を使うのはプロだし」
──ジャーマンも出しましたけど、これまであまり見せなかったと思うんですけど。
桜庭「昔は時々やってたんですけど、やっぱり柔術家にはレスラー向きのスープレックスとかはあんまりわからないのかなと思って」
──あと横浜アリーナという会場はいろいろ試合をやってきたと思うんですけど、感慨みたいなのはありました?
桜庭「忘れましたよ（笑）」
──グレイシーとはまた?
桜庭「また組んでもらえるんであれば、何度もやられてますんで、借りとか返したいと思います」
──試合後には桜庭マスクのファンの方と。
桜庭「いつも来てくれてるんで（笑）。前にどっかで会った時も『桜庭さん、3回目はちゃんと勝ってください』みたいに言われたんで、『勝ちましたよ』って（笑）。また頑張ります」
ホーレス「俺は決してタップをしてない。タップをしていなくて、まだ続けることができた。今日の結果はこのような残念な結果になっている」
——リマッチを要求しますか?
ホーレス「これまで彼との試合で2回勝っている。今日の結果はこのような形だが、次にやる機会があれば必ず私が勝ってやる」
出場選手
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桜庭 和志
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ホーレス・グレイシー
