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渡辺が次期IWGPヘビー級挑戦者であるエルギンに挑んだ一戦。
ゴングが鳴ってもなかなか組み合わず、観客の声援に反応しながら相手の出方をうかがう。タックルで打ち勝ったエルギンに対し、渡辺もすぐに立ち上がって反撃に転じるが、エルギンは冷静でパワースラムに切り替えたり、滞空時間の長いブレーンバスターなど一つひとつの技を性格に決めるので、渡辺は見た目以上にダメージは大きい。打撃、絞め技もつなぎでなく、確実に相手のダメージを深めていく。
トップロープからのローリング・セントーンをかわしてようやく反撃に転じた渡辺。エルボー、ジャンピング・ネックブリーカー気味の首折り弾。ここでバックドロップを狙ったものの、踏ん張られて不発。エルギンは逆にコードブレイカーを決める。
それでも立ち上がった渡辺は、カウンターのエルボースマッシュ、後頭部へのエルボーからバックドロップ。しかしカウント３は入らない。それならとエルギンを担ぎ上げたものの、バランスを崩されて攻撃を加えるまでには至らず。逆にエルギンのジャーマンを浴びた。
それでも渡辺はバッククラッカーを決め、コーナー最上段からダイブ。しかしエルギンはそれを振り向きざまのエルボーで迎撃。ダウンした渡辺を強引に抱え上げると、投げ捨てパワーボムの要領でターンバックルに背中から叩きつける。
そしてカバーすることなく、またしてもパワーボムの体勢に持ち上げた。そしてそのまま大きくジャンプして、自ら尻もちをつく形でパワーボム。3カウントを聞いた渡辺だが、場内からは「Please Come Back!」のチャントが起こった。
ROH＆新日本プロレス「GLOBAL WARS」
- 日時
- 2014年5月10日(土) 17:30開場 19:30開始
- 会場
- カナダ・トロント Ted Reeve Arena
- 観衆
- 1,500人（満員）
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時間無制限1本勝負 シングルマッチ
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マイケル・エルギン
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渡辺 高章
レフェリー｜ジノ（ROH） -
出場選手
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マイケル・エルギン
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渡辺 高章
