@njpw1972
@njpw_nyao
ダークマッチ終了後にオープニングでは、同大会のスペシャル・カラーコメンテーター（解説）を務める元WWEのマット・ストライカーがリング上に。満員の観客に新日本プロレスのトップクラスが出場するとともに、BCW勢との対抗戦５試合が組まれていることをアナウンス。「私はまだニュージャパンのレスラーの試合を見たことはないが、必ずやこれまでにない素晴らしい闘いを見せテクれることは間違いない」と述べて、会場をさらにヒートアップさせた。
BCWとの対抗戦５番勝負緒戦に登場したのは中邑。腰には白いベルト。日本でと変わらぬ入場時のパフォーマンスに会場は早くも最高潮に達する。リングサイド最前列には、日本人の姿も見られた。
対戦相手のタイソン・ダックスは元カンナム王者。
試合開始のゴングが鳴ると、「タイソン」コールに混じって、「ナカムラ」コールも聞こえる。互いにリストロックを主体として静かな立ち上がり。中邑がダックスをロープに追い込むと、ブレイクの際に相手のボディーに額をつけ、両腕をぶらぶらとさせるパフォーマンス。その後も、新日本のリングと変わらぬ動きを繰り出していった。
ダックスの攻撃を浴びてエプロンまで転がって逃げた中邑。立ち上がったところ、ジャンピング・ニーアタックでリング下に転落したが、ダックスが放ってきたスライディング・キックをキャッチして頭からエプロンに突き出るようにセットすると、走り込んでのニーリフト、エプロンでジャンプして首筋にニードロップを落としていった。
リングに戻るとコーナーに追い詰めて、顔面を踏みつけながらのバイブレーション。続いて放ったランニング・ニーをかわされて逆水平から旋回式DDT、ラリアット、フィッシャーマンズバスターを決められたが、ダックスの体をコーナートップに横たえてのニーリフトで反撃。それでも元カンナム王者の意地から、ダックスも簡単に中邑にペースを渡さない。
バックドロップ、DDTと畳み掛けていったところで、中邑がダックスをレフェリーに向けて突き飛ばす。激突を避けようと踏みとどまったダックスの背後から急所を蹴り上げた中邑は、リバースパワースラム、ボマイェとつないで３カウント。カナダ・デビュー戦を白星で飾った。
Border City Wrestling「EAST MEETS WEST」
- 日時
- 2014年5月9日(金) 17:30開場 19:30開始
- 会場
- カナダ・ウィンザー ST.CLAIR COLLEGE
- 観衆
- 500人（満員）
-
無制限1本勝負 シングルマッチ
BCW vs NJPW
-
タイソン・ダックス
-
中邑 真輔
レフェリー｜タイガー服部 -
MATCH REPORT
COMMENT
——海外で初顔合わせの選手とシングルマッチは過去にも経験あると思いますが…。
中邑「そうですね。向こうはかわいそうで、俺だけ楽しんでる感じでしたね」
——カナダでの試合は初めてですが、お客さんの反応などはどう感じてました？
中邑「カナダはアメリカ（観客の反応）と近いですね。結構、受け入れられたかなと。でも、（最前列の）日本人のお客さんはどうやっていたんだろうかなって？ トロントならまだしも。試合はいつも通りノビノビと、楽しんでやってましたけど」
——久しぶりにリラックスして試合ができる環境だったんじゃないですか？
中邑「体調は時差ボケもあるんで、リラックスしてやってました。最近の傾向としては、海外に行って自分を変えるというよりも、年毎にネットの普及や、（海外にいながらにして）PPVでも見られるんで、日本と同じことをやった方がウケがいいかなって思いますね」
——5.25横浜アリーナのダニエル・グレイシー戦を想定してって感じではないですね。
中邑「自分の感覚では、チャンネルを変えるっていうぐらいですね。こういう試合との落差っていうか、温度差がちょっと面白いなって。そんなにやる気があるんだ、グレイシーは…って思ってますけど、それが逆に面白いなって。あとROHで２試合ありますけど、明日（5.10トロント）は日本人同士なんで問題ないとして、ニューヨーク（5月17日＝現地時間）ではケビン・スティーンになるのかアダム・コールになるのかわからないけど、誰が来てもコントロールできるんじゃないかなと思って試合します」
——今回の遠征は決戦へ向けてエンジョイする感じですか？
中邑「エンジョイするっていうより、どんな条件であってもエンジョイに変えるっていう感じですかね。そうじゃないと、やっていけないですよ、こっちは。逆に笑えてくるぐらい。自分よりも、逆にダニエルを大きくしてやってるって。マンガの世界にいるような無茶苦茶なカードですから。予想がつかないのもあるし、予想したとしてもそれすらもどうなるか。セオリーが通用しない闘い。体がどう反応するか。相手が何ができるのかっているところにも興味があるし。お互いのワンダーランドにどっぷりと浸かっていきたいなと思ってます」
中邑「そうですね。向こうはかわいそうで、俺だけ楽しんでる感じでしたね」
——カナダでの試合は初めてですが、お客さんの反応などはどう感じてました？
中邑「カナダはアメリカ（観客の反応）と近いですね。結構、受け入れられたかなと。でも、（最前列の）日本人のお客さんはどうやっていたんだろうかなって？ トロントならまだしも。試合はいつも通りノビノビと、楽しんでやってましたけど」
——久しぶりにリラックスして試合ができる環境だったんじゃないですか？
中邑「体調は時差ボケもあるんで、リラックスしてやってました。最近の傾向としては、海外に行って自分を変えるというよりも、年毎にネットの普及や、（海外にいながらにして）PPVでも見られるんで、日本と同じことをやった方がウケがいいかなって思いますね」
——5.25横浜アリーナのダニエル・グレイシー戦を想定してって感じではないですね。
中邑「自分の感覚では、チャンネルを変えるっていうぐらいですね。こういう試合との落差っていうか、温度差がちょっと面白いなって。そんなにやる気があるんだ、グレイシーは…って思ってますけど、それが逆に面白いなって。あとROHで２試合ありますけど、明日（5.10トロント）は日本人同士なんで問題ないとして、ニューヨーク（5月17日＝現地時間）ではケビン・スティーンになるのかアダム・コールになるのかわからないけど、誰が来てもコントロールできるんじゃないかなと思って試合します」
——今回の遠征は決戦へ向けてエンジョイする感じですか？
中邑「エンジョイするっていうより、どんな条件であってもエンジョイに変えるっていう感じですかね。そうじゃないと、やっていけないですよ、こっちは。逆に笑えてくるぐらい。自分よりも、逆にダニエルを大きくしてやってるって。マンガの世界にいるような無茶苦茶なカードですから。予想がつかないのもあるし、予想したとしてもそれすらもどうなるか。セオリーが通用しない闘い。体がどう反応するか。相手が何ができるのかっているところにも興味があるし。お互いのワンダーランドにどっぷりと浸かっていきたいなと思ってます」
出場選手
-
タイソン・ダックス
-
中邑 真輔
