レスリングどんたく 2014
- 日時
- 2014年5月3日(土) 15:30開場 17:00開始
- 会場
- 福岡・福岡国際センター
- 観衆
- 7,190人(超満員)
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第7試合 時間無制限
スペシャルイリミネーションマッチ※2人残りで棚橋組の勝利レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
(1)○内藤(9分48秒 飛びつき前方回転エビ固め)ファレ×
(2)×内藤(10分24秒 オーバー・ザ・トップロープ)トンガ○
(3)○ライガー(11分47秒 空中胴締め落とし→体固め)トンガ×
(4)×ライガー(12分04秒 ガンスタン→片エビ固め)アンダーソン○
(5)○真壁(14分13秒 オーバー・ザ・トップロープ)アンダーソン×
ライガー対アンダーソンで試合がスタート。ライガーがアンダーソンを場外に落とし、スライディングキックをお見舞い。そして、トンガにも同じ技を食らわせた。
棚橋対ギャローズの場面。棚橋がトレイン攻撃から脱出し、ファレに串刺しフライングボディアタック、ギャローズにチンクラッシャー。そこからロープへ走るが、控えのトンガが背後から妨害。
棚橋対アンダーソンとなり、棚橋のドロップキックをアンダーソンが回避。だが、直後に棚橋がアンダーソンのセントーンをかわし、低空ドロップキックを浴びせた。
ところが、BULLET CLUBが棚橋の捕獲に成功し、長時間に渡って集中攻撃を展開。すると、場内が大「棚橋」コールに包まれ、棚橋がアンダーソンのスピニングガンスタンを回避。そして、ドラゴンスクリューでようやく逆転に成功。
真壁対ギャローズの場面。ラリアットの相打ちから、真壁がラリアットでギャローズを倒す。さらに、串刺しラリアット2連発、カウンターラリアットで追撃。
内藤対ファレとなり、内藤がドロップキック、低空ドロップキック、ランニングサンセットフリップ、延髄斬りとラッシュ。そこからコーナー最上段へのぼるが、トンガが脚にしがみつき、ファレがデッドリードライブで逆襲。
さらにファレは、串刺しボディアタック、ラリアット、バックフリップ、ジャンピングボディプレスで追い討ちをかけ、グラネードの発射体勢に入る。しかし、内藤が前方回転エビ固めに切り返し、ファレを失格させた。
これで場内は大「内藤」コールに包まれるが、トンガが後ろから襲い掛かり、オーバー・ザ・トップロープで失格に追い込んだ。
ライガー対トンガの場面。串刺し掌底で先制したライガーが雪崩式攻撃に行くも、アンダーソンが背後から妨害。トンガが串刺しジャンピングボディアタック、アンダーソンが串刺しジャンピングフロントハイキックでライガーを痛めつけ、トンガが串刺しジャンピングボディアタック、変型ヘラクレスカッターで追い討ちする。しかし、ライガーがカウンター空中胴締め落としでトンガを失格させた。
会心の3カウントを獲ったライガーは、コーナーにのぼってアピール。ところが、直後にアンダーソンがガンスタンで叩きつけ、トンガのカタキを取った。
これで2対2となり、真壁がアンダーソンとギャローズに両腕ラリアット。さらに、アンダーソンには串刺しラリアットを見舞う。
しかし、2発目の串刺しラリアットをアンダーソンがかわし、串刺しフロントハイキックで逆襲。さらに、ギャローズが串刺しジャンピングバックアタック、アンダーソンがセントーン、ギャローズが串刺しジャンピングボディアタックで追撃。
真壁のピンチは続き、アンダーソンとギャローズが合体ガンスタンを敢行。フォールは棚橋がカットしたものの、アンダーソンがすぐさまスピニングガンスタンに繋ぐ。だが、ファンの大コールを浴びた真壁が、アンダーソンにラリアットを浴びせ、オーバー・ザ・トップロープで失格させた。
棚橋対ギャローズとなり、棚橋が低空ドロップキックをお見舞い。そして、場外に落とされそうになっても逆上がりで復活。
すると、ギャローズが棚橋と真壁の首を鷲掴みにするが、棚橋が張り手で振りほどく。そして、真壁のショートレンジラリアット、棚橋のスリングブレイド、真壁のキングコングニードロップが連続で決まり、最後は棚橋がハイフライフローでギャローズにとどめ。2人残りで棚橋組の勝利となった。
試合後、棚橋と真壁がアンダーソンと睨み合いになる。そして真壁が、IWGPタッグタイトルマッチをアンダーソンに要求した。
すると、そこに後藤と柴田が現われ、後藤が「ちょっと待ったー! このベルトは、俺たちの狙ってたベルトだ。次も、俺と柴田がチャレンジだ!」とマイクアピール。さらに柴田が、「ベルト・・・それよりも、棚橋。オマエと勝負だ」と棚橋を挑発。4人が至近距離で睨み合った。
後藤と柴田が退場すると、「棚橋」コールが沸き起こり、今度は棚橋が「俺と真壁選手がIWGPのタッグに挑戦する! 言っとくけどな、柴田。眼中にねぇよ(ニヤリ)」とマイク。そして、入場ゲート前で1度だけエアギターをかき鳴らした。
COMMENT
真壁「オイ! やるじゃねぇか、オイ! バレットクラブさんよ、今日は楽しんだぜ随分よ。だけどところがどっこいよ、俺たちはよぉあぁチャンピオンシップの切符をとらなきゃならねぇだよ。その為に闘ってんだよ。いいかテメエらとのよ、ただ勝った負けたの話じゃねえんだ。こっちはよレスラー人生かけてよ、タマの取り合いしてんだよ。オイ!テメエらによ、本物のプロレスラー、オイ!プロレスってやつを見せてやる。覚悟しとけよコノヤロー。あと…もう二人! デクノボー来たな。コノヤロー。オォ、今日みてぇなショボイ試合をこきやがって。コノヤロー。なにが俺たちが狙ったベルトだ、一つだけ言っといてやる。おまえらチームと俺たちのチームが何が違うか一つだけ言っといてやる。オイ! 光が違うんだよ。オイ! 個々が放つ光の量がよ。テメエらとじゃよ、雲泥の差があんだよ。この意味がわからなかったテメエらそれで終わりだよ。オイ! おまえらいつ闘うかわからねえけど、オイ! 会社準備しとけ。すぐに準備しとけ。いいか、おまえら俺にケンカ売ったんだ。オイ! おまえらよ、本当の意味で本当の意味で意味のなさを分からしてやる。それだけだよ!」
棚橋「はぁ、オッケー。権利は十分でしょ? 今日も合体技じゃないけどね、連続技? キングコングフロー…もしくはキングエースフロー…キングコングフローかな。そういうこと。あと…後藤柴田、俺を悩ますな。俺は自分のとこに集中したいんだって。最初目的が見えないって言っただろ…今度はやる気が見えねぇよ。はぁどうしてもやりたいっていうんだったらさぁ、しつこく言って来いよ。そんなんじゃ、これっぽっちも…伝えたいんだろ。プロレスの思いを…新日本に出てきてる目的を伝えたいんだろ…もっと言えよ、もっと行動起こせよ。そんなんじゃ、これっぽっちも伝わんねえっつうの。俺をガッカリさせんなよ。マジで」
アンダーソン 「タナハシ、マカベ、確かにお前らはIWGPタッグチャンピオンを倒した。チャンピオンを倒したんだから、ほかに何も理由は要らない。簡単なことだ。どちらがシンニホンプロレスリングで、そして世界で№1のタッグチームか決めようじゃないか。ゴトウ、シバタ、お前らもこのベルトが欲しいのか? どっちのチームでも構わない。かかって来い。お前ら同士が闘って、どっちがこのベルトに挑戦するか決めろ。でも、どっちが挑戦して来ようが、ギャローズ&ガンがタッグチャンピオンであり続けることは変わらない。マシンガンが言いたいのはそれだけだ」