レスリングどんたく 2014

日時: 2014年5月3日(土) 15:30開場　17:00開始
会場: 福岡・福岡国際センター
観衆: 7,190人（超満員）

第2試合 30分1本勝負
スペシャルタッグマッチ

飯塚高史
シェルトン・X・ベンジャミン

境界線

MATCH REPORT

　まずは鈴木とベンジャミンが入場し、TAKAみちのくとタイチもセコンドとして登場。あとから現われた矢野組を急襲し、大乱闘で試合の幕が開く。
　そこから鈴木組が矢野を捕まえ、リング上でたっぷりと痛めつける。さらに、鈴木が矢野を場外に放り捨てると、またもやTAKAとタイチが介入。怒った飯塚がフェンスを振り上げるものの、鈴木が迎撃した。
　その後も劣勢が続いた矢野だったが、ベンジャミンの串刺し攻撃をかわしてコーナーの金具へ激突させ、ようやく脱出に成功。
　替わった飯塚が、ベンジャミン、TAKA、タイチをチョーク攻撃で次々と蹴散らし、TAKA、タイチにスリーパーホールド、ベンジャミンにマンハッタンドロップ。しかし、ベンジャミンがトラースキックで飯塚を止める。
　矢野対鈴木となり、矢野が鈴木を金具へぶつけたつもりでYTRアピールを開始。だが、衝突を回避した鈴木が背後から妨害。これでまたもや激しい場外乱闘になり、矢野が鈴木に鉄柵攻撃。
　そこからリングへ戻ると、鈴木が矢野にスリーパーホールド。すると、飯塚が背後からのチョークで鈴木をカットするが、ベンジャミンが鈴木を救出。
　ここで矢野が今度こそ鈴木をコーナーの金具へぶつけ、手錠を取り出す。そして、片側をセカンドロープにかけ、もう片方に鈴木の手をはめようとする。ところが、タイチが場外からイス攻撃を見舞い、鈴木が左右の張り手連打で矢野に逆襲。
　さらに鈴木は、エルボー、膝蹴り、パンチを乱れ打って矢野を痛めつけ、スリーパーホールドでギリギリと絞る。そして、止めに入った佐藤健太レフェリーを2度に渡って突き飛ばす。
　それでも佐藤レフェリーは厳しく注意するが、鈴木が場外に投げ捨ててしまう。これで鈴木は反則負けとなった。
　
　だが、鈴木はかまわず矢野に襲い掛かり、なおもエルボー連打、膝蹴り、スリーパーホールド。それを田中＆小松とTAKA＆タイチが止めようとするが、鈴木はなおも荒れ狂って攻撃の手を休めない。
　ところが、いつの間に鈴木が手錠へ繋がれ、矢野がまんまと脱出に成功。呆然とする鈴木を尻目にしてやったりの矢野は、花道でYTRアピールを敢行。さらに、入場ゲートの前でYTRアピールとデニーロポーズを披露した。
　
　その後、ようやく救出された鈴木は、田中をイスでメッタ打ちにした。

COMMENT

矢野「おまえもバカだな、オイ!!　バーカ!!　鈴木のバーカ!!　おまえだせぇな、オイ!!　これ（手錠の鍵）がほしいのか、オイ！ここまで取りおいでぇ〜!」

鈴木「（左手首にはめられ、鎖を切られた手錠を示しながら）なんだ、これ？　矢野、テメェ、いつまでもこんな小細工で、小手先で俺と遊ぼうとすんなよ。（大型ニッパーを手にして）オイ、矢野、テメェのノド元、これで切ったろか？　（カメラマンに刃先を向けながら）テメェ、切ったろか？　テメェか？　テメェか？（と各カメラマンを追い掛け回す）」

※ベンジャミンは暴れる鈴木を遠目に眺めていたが、ノーコメント