Road to レスリングどんたく 2014

日時: 2014年5月1日(木) 17:30開場　18:30開始
会場: 大分・大分イベントホール
観衆: 1,100人（満員）

第1試合 20分1本勝負

田中翔
小松洋平

境界線

レフェリー｜佐藤健太

MATCH REPORT

　試合開始前、5月3日福岡で行われるNWA世界ヘビー戦・小島vsウェス・ブリスコで特別立会人を務めるスタン・ハンセン氏がリングに登場。
　「コンニチハ、オーイタ！」とファンに挨拶し、場内が大歓声に包まれた。
　
　そこから始まった第1試合は、5・3福岡で飯伏幸太の持つIWGP Jr.ヘビー級王者に挑戦する田口が登場。
　
　KUSHIDA対デスペラードで試合が始まり、KUSHIDAがショルダータックルで先制。さらに、強烈な張り手を見舞うが、デスペラードも素早い動きで一歩も引かなかった。
　田中対BUSHIの場面。BUSHIがドロップキックで田中の動きを止め、ボディスラムで追撃。そして、替わった小松がレッグロック、ストンピングなどで追い討ちする。
　田中の劣勢は続き、デスペラードが串刺しラリアット、BUSHIがエルボードロップ、レッグロック、BUSHIとデスペラードがレッグスプリット。しかし田中は、カウンタードロップキックでデスペラードに逆襲。
　ようやくタッチを受けたKUSHIDAは、スワンダイブチョップ、アームホイップでデスペラードに追撃。さらに、トップロープを支点にしたバク転キック、エプロンからの延髄斬り、コーナー最上段からの空中胴締め落とし、その場飛びムーンサルトプレスと畳み掛ける。しかし、デスペラードが開脚で翻ろうし、スクールボーイで丸め込む。そして、延髄斬りで逆襲した。
　田口対小松の場面。串刺し攻撃を回避した小松が、ランニングエルボー。しかし、田口がカウンタートーキックで追撃を断ち、スリーアミーゴをお見舞い。
　すると、BUSHIがコードブレイカー、デスペラードがスピアーでアシスト。そして、小松が逆エビ固めで絞り上げるものの、KUSHIDAがカット。
　ここでKUSHIDAと田中がBUSHIにトレイン攻撃を仕掛ける。しかし、BUSHIが脱出し、2人を開脚式ミサイルキックで場外に落とす。そして、BUSHIが田中にトペスイシーダ、デスペラードがKUSHIDAにノータッチトペコンヒーロをお見舞い。
　一方、リング上では、小松がスクールボーイ、下からの前方回転エビ固めで田口に3カウントを迫る。すると、田口がカウンター延髄斬りで巻き返し、どどんの体勢に入る。だが、小松が前方回転エビ固めに切り返す。
　さらに小松は、田口に張り手を見舞ってロープへ走るが、田口が再びどどんの体勢で捕らえる。思わず小松が抵抗すると、田口がそのまま体重を落として丸め込む“新技”偽どどんで3カウントを奪った。

COMMENT

田口「（今日のフィニッシュは）初めて出しました。小松も若手ですけど、これだけ研究されてると、どどんもかわされちゃうんで。あの体勢から丸め込みもあるぞと。まぁ、このコメントとか結果、映像を見てるかどうかわからないけど、見てれば警戒するだろうし。迷うんじゃないですか？今日はちょっと体が離れちゃったけど、ガッチリ固めればこれでも5カウント取れるんで。飯伏がシリーズにいないからこそ、いろいろ考えるんじゃないですか？これもあるっていうことで、どどんにいきやすくなるでしょうし。（コメントや映像を）見てなかったら、そうならないですけど（苦笑）。調子はいいんで。連勝ですし。調子がいいと、大事なところで落としちゃうこともよくあるけど、そこは気をつけてますんで、そうならないと思います」
※KUSHIDA、田中はノーコメント

※デスペラード、BUSHI、小松はノーコメント