Road to レスリングどんたく 2014
- 日時
- 2014年4月24日(木) 17:30開場 18:30開始
- 会場
- 大阪・大阪府立体育会館・第二競技場
- 観衆
- 1,300人(満員)
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第7試合 時間無制限
スペシャルイリミネーションマッチ※1人残りでBULLET CLUBの勝利。レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
(1)×ロメロ(9分17秒 オーバー・ザ・トップロープ)ニック○
(2)×コズロフ(10分28秒 モア・バング4ユア・バック→片エビ固め)マット○
(3)○オカダ(11分10秒 オーバー・ザ・トップロープ)ニック×
(4)○オカダ(11分29秒 レッドインク)マット×
(5)×オカダ(12分59秒 両者オーバー・ザ・トップロープ)トンガ×
CHAOSvsBULLET CLUBのイリミネーションマッチ。5・3福岡で行われるIWGP Jr.タッグ選手権試合の前哨戦でもある。
中邑とファレが先発し、中邑が脱力してロープブレイク。ところが、背後からトンガが急襲。
コズロフ対ニックの場面。コズロフが握手をすると見せかけて不意打ちし、仲間たちとニックへ集中攻撃。その後、コズロフがコサックダンスキックを開始するものの、控えのマットが背後から妨害。これで今度はBULLET CLUBがコズロフを捕まえ、集中砲火を浴びせて行く。
長時間のローンバトルを強いられたコズロフだったが、足を掴んで離さないマットに延髄斬りを見舞い、ようやく自軍コーナーへ生還。タッチを受けたロメロが、ニックにフライングボディアタック、ヘッドシザースホイップを食らわせ、その場飛びジャンピングニーアタックでマットをダウンさせる。
続いてロメロは、ニックとマットへ串刺しラリアット、両腕ラリアット、ニックにスイングDDTをお見舞い。さらに、コズロフとの連携攻撃でニックを追い詰める。
ここでロメロはスライスブレッドを繰り出すが、ニックが回避してショルダースルーでロメロを投げ飛ばす。それでもロメロはエプロンで踏み止まり、スワンダイブ攻撃に行く。ところが、ニックがその瞬間にトラースキックを食らわせ、ロメロをオーバー・ザ・トップロープで失格させた。
その直後、マットがコズロフをショルダースルーで投げ飛ばす。しかし、転落を逃れたコズロフが、低空ドロップキックから逆さ押さえ込み。そして、マットとニックの合体攻撃を回避するも、直後に2人のダブルトラースキックを被弾。ここでマットとニックがモア・バング4ユア・バックでコズロフを沈めた。
3本目になり、オカダがニックのハイキックをマットに誤爆させ、ニックをコーナー最上段へ固定。そして、ドロップキックで場外へ転落させる。そしてオカダは、マットにもドロップキックを浴びせ、レッドインクで一気にギブアップさせた。
オカダ対トンガとなり、オカダが串刺しジャンピングボディアタックをかわし、リバースネックブリーカー、ダイビングエルボードロップ。そして、レインメーカーポーズからレインメーカーを繰り出すも、トンガが回避。
ここでトンガがオカダを担ぎ、トップロープ越しに場外へ落とそうとする。それでもオカダがエプロンで踏み止まると、トンガがダッシュしてタックルに行く。しかし、オカダがトップロープをずらし、反対にトンガを転落させた。ところが、失格したはずのトンガがレッドシューズ海野レフェリーの目を盗んでオカダの足を引っ張り、無理やり失格に追い込んでしまった。
これで中邑とファレの一騎打ちとなり、エルボー合戦から中邑がフェイント式ニールキック。さらに、バイブレーション式済みつけ攻撃を繰り出すも、ファレが途中で押し戻し、ボディスラム、ジャンピングボディプレスで逆襲。
劣勢の中邑は、ファレの串刺しボディアタックをかわし、コーナーへ激突させる。そして、ファレをコーナー最上段へ固定し、ボディにランニングニーアタックを見舞う。
次に中邑はボマイェを発射するが、ファレが回避して今度こそ串刺しボディアタック。さらに、バックフリップで追撃すると、バッドラックフォールの体勢に入る。
これを中邑が脱出し、ファレの顔面にパンチ。そして、ジャンピングボマイェからボマイェを放つも、ファレがチョークで捕まえ、グラネード。そして、今度こそバッドラックフォールをさく裂させ、中邑を轟沈した。
試合後、アンダーソンとギャローズも登場。BULLET CLUBがリングを完全に占拠する。
そしてアンダーソンが、激しいブーイングの中でマイクアピールを敢行し、自分たちの力を誇った。
アンダーソン「♪ハッピーバースデー・トゥ・ザ・BULLET CLUB〜! ハッピーバースデー・トゥ・ザ・BULLET CLUB〜!♪ BULLET CLUBこそイチバン。ヤングバックスはIWGP Jr.タッグチャンピオンであり、永遠のチャンピオンだ! “バッドボーイ”タマ・トンガは、将来スーパースターになる男。バッドラック・ファレは、伝説になる男。そして、ギャローズと俺はニセンジュウサン『WORLD TAG LEAGUE』チャンピオンであり、IWGPタッグチームチャンピオン! そして、フクオカにBULLET CLUBのニューメンバー、AJスタイルズがやって来る。IWGPチャンピオンのオカダを倒して、ニューチャンピオンになるためにな。ニュージャパンのすべてのベルトをBULLET CLUBが集める。お前ら、俺たちを信じるんだ。ニュージャパン・プロレスリングよ、俺たちBULLET CLUBを信じてついて来い!」
COMMENT
ロメロ「ヤングバックスよ、俺たちCHAOSがリアルなニュージャパンだ! どのチャンピオンも永遠ではない。俺たちだけが永遠、フォーエバーだ!!」
コズロフ「パートナーのロメロが言ったように、今日のことなど関係ない。今日、BULLET CLUBが勝とうが、俺たちが見据えているのはフクオカ。ヤングバックスが世界でナンバー1のタッグチームというなら、俺たちはレジェンドキラーだ。フクオカでお前らをやっつける。そうするのは簡単なことだ。そう、イチ、ニ、サン、シバクゾ!」
オカダ「久しぶりに奇跡が起きたな。まぁ、BULLET CLUB、福岡でIWGP Jr.タッグのベルトはフォーエバーフーリガンズが、そしてIWGPヘビーは(自分が)防衛。AJスタイルズ、いま何してるんですか?休んでるんですか? 練習してんですか? もっともっと、今のあなたのレベルを2段、3段、それぐらい上がってこないと」
外道「オイ、BULLET CLUB、今日は悪知恵が働いたな。レフェリーの目を盗んだか? テメェら、そこが関の山だ。早いとこよ、AJスタイルズ連れて来い。福岡で1発、1試合でいいよ。ぶちのめして、片付けてやる」
※中邑はノーコメント