WRESTLING WORLD 2014 in 台湾

日時: 2014年4月13日(日) 18:00開場　19:00開始
会場: 台湾大学総合体育館
観衆: 1,600人

第1試合 20分1本勝負

BUSHI
マスカラ・ドラダ

境界線

レフェリー｜佐藤健太

MATCH REPORT

　新日本プロレス初となる台湾遠征の2日目。試合開始前には棚橋、真壁、後藤、内藤とファンによる交流会が行なわれた。また、試合開始前のサイン会には、中邑と石井が登場。
　
　場内では台湾の人気バンド鹿先生（ミスター鹿/英語名：MIXER）が登場し、特設ステージ上で熱唱した。
　
　そして、今回も尾崎仁彦リングアナウンサーの進行を、台湾の女性アナウンサーAYAさんがサポート。
　
　そこから始まった第1試合は、5月3日福岡でIWGP Jr.ヘビー級王者・飯伏幸太に挑戦する田口が登場。
　
　BUSHIとデスペラードが先発し、デスペラードが開脚でフェイント。だが、BUSHIがショルダースルーで場外に落とし、トペフェイントで場内を沸かせた。
　田口対ドラダの場面。ドラダがロープを利用したアームホイップで田口を場外へ追いやり、トルニージョで追撃。これで田口は動きが止まってしまい、デスペラードとドラダが連携攻撃で追い討ちする。
　しかし、田口はドロップキックでデスペラードに逆襲し、ようやく自軍コーナーへ戻る。これでデスペラード対BUSHIとなり、BUSHIがウニベルサル、トップロープを利用したバク転キック、ミサイルキックと畳み掛ける。苦しくなったデスペラードは、前後の開脚でBUSHIを惑わせ、スクールボーイ。さらに後頭部へ低空ドロップキックを見舞った。
　田口対ドラダの場面。ドラダがダイビングボディアタックを田口に見舞い、ヘッドシザースホイップで場外に落とす。そして、ノータッチトペコンヒーロで追撃。
　ここでドラダはロープへ走るが、BUSHIカットに入り、デスペラードへ三角飛びトルニージョ。だが、ドラダがトップロープの上を歩き、田口とデスペラードをラ・ケブラーダで押し潰す。
　リングへ戻り、ドラダがスワンダイブミサイルキックで田口に追撃。そして、コーナー最上段からムーンサルトプレスを繰り出すも、田口が両脚でブロックし、前落としで反撃。
　さらに田口はどどんを仕掛けるが、ドラダが前方回転エビ固めに切り返す。これを田口が反対に丸め込むものの、さらにドラダが切り返す。すると田口はジャーマンスープレックスを繰り出すが、ドラダがバク転で着地。
　続いてドラダはハンドスプリングとバック宙返りでフェイントをかけるが、田口が冷静に捕まえ、どどんで勝負を決めた。