WRESTLING WORLD 2014 in 台湾

日時: 2014年4月12日(土) 18:00開場　19:00開始
会場: 台湾大学総合体育館
観衆: 2,000人

第4試合 60分1本勝負
NEVER無差別級選手権試合

（第3代NEVER王者）
（挑戦者）

境界線

12分56秒　垂直落下式ブレーンバスター→片エビ固め

※第3代王者・石井が2度目の防衛に成功

レフェリー｜タイガー服部

MATCH REPORT

　序盤、石井がパワーで押し込むと、KUSHIDAがハンドスプリングエルボーで逆転。これで石井が場外に落ちると、エプロンからの空中胴締め落としで追い討ちする。
　だが、石井が重いエルボーでKUSHIDAをなぎ倒し、エルボー連打、ブレーンバスター、エルボー＆逆水平チョップ連射、串刺しラリアットと猛攻。しかしKUSHIDAは、トップロープを支点にしたバク転キックで石井の動きを止め、エプロンからの延髄斬り、スワンダイブチョップで逆転。そこからアームホイップ、その場飛びムーンサルトプレス、串刺しダブルニーアタックに繋ぐ。
　しかし、石井がパワースラムで巻き返し、雪崩式ブレーンバスターで追撃。さらに左右のエルボーを連打するも、KUSHIDAが倒立式ニールキックで逆襲。これで石井が場外に落ちると、コーナー最上段からトペコンヒーロを敢行した。
　リングに戻り、KUSHIDAがムーンサルトプレスからフォールするが、石井がキックアウト。そして、KUSHIDAのハンドスプリングエルボーを受け止め、そのままジャーマンスープレックスホイップで叩きつける。
　ダブルダウンとなり、先に立ち上がった石井がエルボー連打からラストライド。そして、ブレーンバスターの体勢に入るも、KUSHIDAが脱出してオーバーヘッドキック。
　続いてKUSHIDAは、コーナー最上段からミッドナイトエクスプレスを敢行。しかし、石井が回避して自爆を誘発し、強烈なラリアットをお見舞い。だが、次のラリアットをかわしたKUSHIDAが、逆さ押さえ込みで3カウントを迫る。
　これを返した石井は、エルボーから延髄斬りを浴びせる。しかし、KUSHIDAはかまわず石井にエルボーを入れ、やや強引にフォール。
　続いてKUSHIDAはランニングエルボーを放つが、受け止めた石井が豪快なショートレンジラリアットで吹き飛ばす。さらに、ショートレンジヘッドバットで追い討ちすると、KUSHIDAはエルボー連打で反撃。
　しかし、石井が延髄斬りを叩き込み、今度こそ垂直落下式ブレーンバスターでKUSHIDAを沈めた。

COMMENT

石井「こんなもんだよ。どこだっけ？アイツが挑戦言ってきたの、いつだっけな？」
——6日前の両国です。
石井「ああ、そうだ。口ほどでもねぇな。口ほどでもねぇ。本当、普通のシングルだよ。どこがタイトル戦なんだよ!? いいよ、内藤とKUSHIDA、またNEVERの興行を復活させてぇんだろ。勝手にやっといてくれよ。それとこのNEVERはもう違うんだよ。だからよ、百歩譲って、アイツら興行やって、半年でもなんでもやって、挑戦者決めろって。総当たりでもなんでも俺はあんなくっだらねぇ興行、2度と出ねぇからな。あのNEVERとこのNEVERはもう違うんだよ、モノが」

KUSHIDA「チキショー・・・・・・。何度だってぶつかって・・・・・・（しばし沈黙）。石井と何度でもやらせてくれ。何度だってぶつかって石井を越えたい。もう1回、石井とやるシチュエーションにもっていく、必ず」

【写真提供：週刊プロレス】