INVASION ATTACK 2014

日時: 2014年4月6日(日) 14:30開場　16:00開始
会場: 東京・両国国技館
観衆: 8,500人（満員）

第4試合 30分1本勝負
プロレスvs柔術異種格闘技戦

飯塚高史
ホーレス・グレイシー

矢野通
ダニエル・グレイシー

境界線

06分56秒　ヒザ十字固め

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

　グレイシーvsクレイジーの超異色タッグマッチ。オープンフィンガーグローブでのパンチ攻撃とチョークスリーパーは有効となり、道着着用の場合のみ道着を使った絞め技も有効となる。
　
　まずは矢野組が入場し、飯塚がテレビ朝日の放送席を襲撃。手錠で野上慎平アナウンサーの自由を奪うと、赤スプレーで“片方がはだけたビキニ”をペイントした。
　
　その後、ダニエルとホーレスが入場し、矢野と飯塚の奇襲攻撃で試合がスタート。そのまま観客席へ雪崩れ込む。そして、矢野が手錠でダニエルの腕を鉄柵へ固定。
　これでホーレスが完全に孤立し、矢野がイス攻撃、飯塚がチョーク攻撃で追い討ち。さらに、クッションを外して金具をむき出しにしたコーナーへ叩きつける。
　防戦一方のホーレスを尻目に、矢野が奪った帯を見せびらかす。すると、ホーレスが飛びつき腕ひしぎ逆十字固めで逆襲するが、飯塚が背後から帯を奪ってチョーク攻撃。
　ここでセコンドが手錠を切断し、ダニエルがようやく復活。試合権利を得ると、飯塚にカウンター変型諸手刈り。そして、マウントポジションを取ると、腕ひしぎ逆十字固めへ行く。しかし、これは矢野がカット。
　ここで飯塚がアイアン・フィンガー・フロム・ヘルを装備し、地獄突きを発射。しかし、ダニエルがかわして矢野に誤爆させる。それでも飯塚はスリーパーホールドを仕掛けるが、ダニエルが前方に投げ捨て、ビクトル膝十字固めで勝利を収めた。
　
　試合後、ダニエルとホーレスが放送席へ行き、野上アナウンサーを激励した。

COMMENT

ホーレス「相手がどんなやり方でやってくるかわからなかったが、自分はフェアな闘い方でやった。そして、結果を勝ち得た。今は満足している」
ダニエル「今日、手錠をやられるとは全く予想してなかったよ（笑）。でも、それはともかく、自分たちは自分たちのやり方で勝つことができた」
──今後どういう闘いをこのリングでしていきたいですか？
ホーレス「自分たちは闘いを続けていくだけだ。そして、目の前に出てくる相手に勝っていくだけだ。そして、いろんな選手たちと闘っていきたい」

矢野「……ファック!!」
飯塚「ウワアアアアアアアアア！」
※足を引きずりながら、アナウンサーを引きずり回し、スカーフを強奪して控室へ。