NEW JAPAN CUP 2014

日時: 2014年3月23日(日) 15:00開場　16:00開始
会場: 兵庫・ベイコム総合体育館(尼崎市記念公園総合体育館)
観衆: 5,800人（超満員札止め）

第6試合 30分1本勝負

柴田勝頼
YOSHI-HASHI

境界線

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

　柴田と高橋が先発し、高橋が出会い頭にラリアットで先制。しかし、柴田がエルボーで巻き返し、ヘッドロック。
　すると、高橋が髪の毛を掴むが、柴田が腕を捻って動きを止め、張り手をお見舞い。これで高橋は場外へ逃げ出し、リングサイドの女性ファンに近づく。ところが、柴田が走って追いかけ、高橋を強引にリングへ戻した。
　後藤対YOSHI-HASHIの場面。高橋組が場外乱闘へ持ち込み、後藤の捕獲に成功。YOSHI-HASHIが後藤をトップロープ上へ固定し、低空ドロップキックを見舞う。
　しかし後藤は、替わった高橋を追走式ラリアットでなぎ倒し、柴田とタッチ。その柴田は、ジャンピングフロントハイキックで控えのYOSHI-HASHIを場外まで吹き飛ばし、高橋には串刺し低空ドロップキック、フロントネックチャンスリーで追い討ちをかける。
　すると高橋は、追走式フロントハイキックで反撃に出るが、柴田もすぐに追走式キチンシンクでお返し。そして、ローキック、ストンピングから足4の字固めを極める。
　続いて柴田はローキックを連射するが、3発目を高橋が受け止め、そのままフィッシャーマンバスターで叩きつける。そして、インカレスラムで追撃すると、柴田がすぐにバックドロップで報復。だが、直後に高橋がラリアットでなぎ倒した。
　後藤対YOSHI-HASHIの場面。両者が同時に飛び出し、後藤のラリアットがヒット。そこからミドルキック連射、串刺しニールキック、バックドロップへ繋ぎ、牛殺しの体勢に入る。だが、YOSHI-HASHIが抵抗し、ヘッドクラッシャーで反撃。
　高橋組のトレイン攻撃となり、YOSHI-HASHIが串刺しラリアット、高橋が串刺しフロントハイキック。さらにYOSHI-HASHIが、ヘッドハンターで叩きつける。
　ここからエルボー合戦となり、後藤がローリングエルボーを発射。しかし、YOSHI-HASHIがブロックし、カウンターラリアットへ繋ぐ。そして、パワーボムからジャックナイフ式エビ固め。
　これを柴田にカットされると、YOSHI-HASHIはコーナー最上段からスワントーンボムを狙う。しかし、柴田が妨害し、後藤と合体牛殺しを敢行。そして、柴田が昇天でYOSHI-HASHIを叩きつけると、後藤がPKでとどめを刺した。

COMMENT

——最後、おたがいのフィニッシュを出し合う形になりました。
後藤「今まで闘ってきたことがあるし、自然とお互いに大切に使ってきた技を。欲が出てきました。俺と柴田のタッグ、組んだ以上、歴史に残ることを」
——具体的には？
後藤「タッグタイトル。挑戦する資格はあるでしょう。やらしてもらいますよ。（チャンピオンチームから『旗揚げ記念日』で）取ってんだから。タッグをもっと面白くする。もっと面白くなります。それだけです」
※柴田は試合中に痛めたのか、右肩を押さえながらノーコメントで控室へ

YOSHI-HASHI「クソ！　後藤、オイ！　テメーら、いつまでも仲良しこよししてんじゃねーよコノヤロー。テメーな、このままで引けるか。オイ、後藤！　テメーら、どっちでもいいよ。借りは必ず、返すからな？　俺はオイ！　しつけーぞ、オイ！」
裕二郎「オイ、柴田！　柴田柴田柴田……。一言だけ。アイツはよ、プロレスラーなんかじゃねーよ。違うよ。アイツはただの……格闘家だよ。プロレスラー？　出戻りが! プロレスの出戻りが、何言っちゃってんの？（笑）。それと、最後、お客さんの熱いキス！　いや、俺が無理やりしたんだけど、あの女の子、超タイプ（ニヤリ）。これマジ!!」