NEW JAPAN CUP 2014

日時: 2014年3月22日(土) 16:00開場　17:00開始
会場: 愛知・名古屋国際会議場・イベントホール
観衆: 2,500人（超満員札止め）

第8試合時間無制限1本勝負
NEW JAPAN CUP 2014 2回戦

境界線

※鈴木が準決勝戦に進出。

レフェリー｜レッドシューズ海野

MATCH REPORT

手四つから鈴木のバックを取る後藤。そこから両者はリストを取り合う。鈴木はグラウンドに後藤を引き込むと、変型のキャメルクラッチ。これは後藤がロープエスケープ。

再びリストを取り合う両者。鈴木が後藤をヘッドロックで固めると、後藤はロープに飛ばしてショルダータックル。さらに場外にエスケープした鈴木に追撃のプランチャ。後藤は鈴木をリングに戻すと、エルボーを叩き込んでいく。
　
すると、鈴木もエルボーで反撃。後藤は鈴木をロープサイドまで落ち込むと、反対側のロープに走りこむも、待っていたのはセコンドのタイチによるイス攻撃。

そして、戦場が場外に移ると、鈴木がレフェリーの視線をそらしているスキに、タイチが後藤にイス攻撃。そして、レフェリーがタイチに注意を与えているスキを見て、鈴木はマイクコードで首締め攻撃。

リング上、鈴木は後藤にダブルリストロックを極めていく。これは後藤がロープエスケープ。そして後藤は鈴木のサッカーボールキックを受け止めると、コーナーに押し込んで村正からバックドロップ。

鈴木もお返しとばかりに串刺し顔面キック、そして倒れ込んだ後藤の胸板にサッカーボールキック。お互い、一進一退の攻防を繰り広げる。
スタンドで張り手合戦を展開する両者。鈴木は後藤の攻撃を交わして一本足頭突きを狙うが、逆に後藤がカウンターの頭突き。そして鈴木を抱え上げるが、これは鈴木が足をばたつかせてエスケープ。

ここでタイチがエプロンに立つと、後藤はキックで蹴散らす。このスキに鈴木が後藤を攻め込もうとするが、から足を踏んでヒザを痛めたのか、リング上に倒れ込んでしまう。

このスキを勝機と観た後藤は牛殺し。さらに鈴木を抱え上げる。しかし、鈴木は後藤のバックに着地するとスリーパーホールド。そして、ゴッチ式パイルドライバーを狙うが、これは後藤がリバース。

さらに裏昇天を狙うが、これを暴れて切り抜けた鈴木は、スリーパーからゴッチ式パイルドライバーを敢行。後藤の頭上をマットに突き刺した鈴木が、「NEW JAPAN CUP」準決勝進出を決めた。

試合後、憎々しく笑う様子から、ヒザの負傷も「振り」だった模様だ。

COMMENT

鈴木「甘いんだよ。だから甘いって言われんだよ。“同窓会ごっこ”するヤツは俺の前に顔出すんじゃねぇよ。やるんなら、自分の村でやってろよ。こんな鼻クソみたいな手（※足を痛めたそぶり）に引っかかって、バカじゃねぇの？おい新日本、あと二つだ。あと二つで鈴木みのる、鈴木軍、すべてもらうぞ！全部もらうぞ！」

後藤「これは事件だ。1回戦、勝ち抜いたら決勝まで行くっていうジンクスが破られた。これは事件だ。大事件だ。でも下を向いていられないんで。楽しみが増えたということで。気持ちを切り替えてタッグ（ベルト）を・・・」