NEW JAPAN CUP 2014
- 日時
- 2014年3月16日(日) 17:00開場 18:00開始
- 会場
- 富山・高岡テクノドーム
- 観衆
- 1,650人(満員)
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第6試合 30分1本勝負
レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
棚橋とオカダが先発すると、両者への大コールが巻き起こる。そこからオカダがショルダータックルで先制し、いきなりレインメーカーを繰り出す。しかし、棚橋が回避し、アームホイップで投げ飛ばした。
棚橋対中邑となり、中邑が頭部へ膝蹴り。しかし棚橋は、カウンターバックエルボー&フライングボディアタックの連続攻撃で逆襲。
本間対中邑の場面。内藤が自分の膝に中邑を固定し、本間が小こけしをお見舞い。そこからデスペラード対外道となり、デスペラードがカウンターパントキック。さらに、横方向からのスピアーで外道をなぎ倒すと、キャノンボールで追撃。ところが、次のギターラ・デ・アンヘルをオカダが妨害。フロントハイキックで棚橋たちを次々と蹴散らす。
ここから激しい場外戦となり、オカダ組が棚橋組を圧倒。大ダメージを負ったデスペラードを逃がさず、集中攻撃を開始する。
デスペラードがリングへ戻ると、石井&オカダ&中邑がトリプルフロントハイキック、合体ヒップドロップ。さらに、外道&オカダ&中邑でも合体ヒップドロップを投下する。その後、中邑がジャンピングニードロップ、スリーパーホールド、オカダがトップロープ越えのセントーンアトミコ、外道がトラースキック、スリーパーホールドなどで追撃。
しかしデスペラードは、カウンターの変型ファルコンアローで外道に反撃。タッチを受けた内藤が、石井を踏み台にしてオカダをDDTで突き刺し、石井に低空ドロップキックを見舞う。さらに内藤は、石井を踏み台にしてエプロンへ飛び出し、トップロープ越えの串刺し低空ドロップキックで追撃。しかし石井は、パワースラム、串刺しラリアットで逆襲。
それでも内藤は、リープフロッグからドロップキックを浴びせる。しかし、次のジャンピングエルボーアタックを石井が受け止め、ラリアットで吹き飛ばした。これで内藤対中邑となり、中邑が膝蹴り連射、バイブレーション式踏みつけ攻撃。しかし内藤は、フェイント式ニールキックを回避し、延髄斬りで逆襲。
棚橋対中邑の場面。棚橋がエルボー&太陽ブロー連射、フライングフォーアーム、ダイビングサンセットフリップ、カウンター低空ドロップキックと畳み掛ける。そして、控えのオカダと外道にめがけてフライングボディアタックを繰り出すが、受け止められてしまい、中邑がボディにランニングニーアタックを見舞う。
棚橋対オカダとなり、オカダがリバースネックブリーカー、ダイビングエルボードロップ。そして、レインメーカーポーズからレインメーカーに行くも、棚橋がかわしてスリングブレイド。
本間対オカダの場面。本間が串刺しジャンピングエルボー、フェースクラッシャー、ブレーンバスター。続いてコーナー最上段からこけしを敢行するが、オカダがかわして自爆させる。さらにオカダはカウンターフロントハイキックで追い討ちするが、本間が追走式バックエルボーで巻き返す。しかし、次のラリアットをオカダがかわし、ヘビーレインで叩きつける。そして最後は、ドロップキックからレインメーカーをさく裂させ、本間を仕留めた。
試合後、内藤と石井が睨み合いを展開。さらに、棚橋がIWGP ICベルト、オカダがIWGPヘビーベルトを掲げ、至近距離で睨み合った。そして最後は、オカダと外道がマイクアピールで高岡大会を締めた。
オカダ「手短にひとことだけ言わせて下さい(※大歓声)。・・・・・・特にありません(※大拍手)。・・・あとは外道さんに(※大歓声)・・・・・・いや! 俺が今日こそは言えるはずだ! 『NEW JAPAN CUP』、誰が優勝しても、絶対、俺には勝てない。何でかわかるか!(※大歓声)・・・・・・レェッ・・・!(※場内笑)外道さん、お願いします(※大歓声)」
外道「(※オカダからマイクを受け取り)高岡大会の最後を締めるのは誰だ、オイ?(※大歓声) 完全無欠のIWGPチャンピオン、“レインメーカー”オカダ・カズチカだよ(※大歓声)。『NEW JAPAN CUP』の優勝者であろうがよ、世界中の誰が来ようが、レインメーカーにはぜってぇ勝てない!何でかわかるか、オイ?(※大歓声) ・・・・・・レェ〜〜ベルが違うんだよ、コノヤロー!!(※大歓声) レインメーカーは、またこの高岡にチャンピオンのまま帰って来る。そんときゃよ、またこの高岡に・・・カネの雨が降るぞ!」
COMMENT
オカダ「……」
外道 「ベストのチャンピオンはレインメーカーだってことをわかってるんで。いくら頑張ってもそれは変わんないんで。それだけ」
※中邑、石井はノーコメント
——IWGPヘビー級のベルトへの意識をあらわにしてますが?
棚橋「意識してますよ。『NEW JAPAN CUP』に優勝したら、IWGPかインターコンチかを選ぶ権利がある。魅力のあるベルトに選手は惹かれると思うんで。そういう意味半分、そしてジェラシー半分・・・」
内藤「(『NJC』2回戦の相手となった)ファレが海外から帰ってきてから1回も闘ってないし、体は大きいし、真壁にも勝ってるわけで、すごい勢いは感じますけど。初対決という不安はあるかもしれない。けど、それは向こうも立場は一緒なんで。今おそらく、参加メンバーの中で勢いがあるとされてる石井に勝ったんで、2回戦も問題なくクリアして、尼崎(の準決勝&決勝)に進みます。というか、進まないといけないと思ってるんで。俺の上昇が、新日本のさらなる上昇につながると思うんで、必ず勝ちあがってみせます。(石井とは)1回勝って、それで終わりだとは思ってないんで。ただ、もう2回戦が迫ってるんで、はっきり言って石井ばっかり相手してるわけにはいかないんで。しっかりファレ戦に照準を合わせたいと思います」
※本間、デスペラードはノーコメント