NEW JAPAN CUP 2014

日時: 2014年3月15日(土) 17:30開場　18:30開始
会場: 東京・後楽園ホール
観衆: 2,015人（超満員札止め）

第3試合時間無制限1本勝負
NEW JAPAN CUP 2014 1回戦

柴田勝頼
“ザ・マシンガン”カール・アンダーソン

境界線

09分14秒　卍固め

※柴田勝頼が2回戦に進出。

レフェリー｜タイガー服部

MATCH REPORT

　試合開始直後から激しいエルボー合戦となり、場内がヒートアップ。そこから柴田がカウンターキチンシンクを食らわせ、強烈なエルボーでアンダーソンを吹き飛ばす。
　さらに柴田は、アンダーソンをコーナーへ追い込み、エルボー連打。ところが、アンダーソンがカウンタージャンピングフロントハイキックで逆襲。
　続いてアンダーソンは、顔面攻撃で追い討ち。すると、柴田が膝蹴り連打で逆襲するが、BULLET CLUBのタマ・トンガが場外からロープワークを妨害。そして、鉄柵攻撃で動きを止める。
　柴田がリングへ戻ると、アンダーソンがストンピング連射、マウントパンチ連射、逆水平チョップ連射、ボディスラムで追撃。だが、次のセントーンは柴田がかわし、ミドルキック、エルボー連打で逆襲。さらに柴田は、エプロンに立ったトンガをフロントハイキックで排除し、串刺し低空ドロップキックでアンダーソンを打ち抜く。
　それでもアンダーソンはブレーンバスターに行くが、柴田が背後へ着地し、スリーパーホールド。しかし、アンダーソンが素早くバックドロップに切り返す。ここからアンダーソンは、ジャンピングフロントハイキック、ランニングパワーボムと猛攻。そして、バーナードライバーからフォールするが、柴田がキックアウト。
　場内が「柴田」コールに包まれる中、柴田がガンスタンを受け止め、スリーパーホールドで捕獲。これをアンダーソンがロープへ逃れると、高角度のジャーマンスープレックスホイップで叩きつけ、左右のローキックを連射。
　次に柴田はショルダーアームブリーカーで追い討ちし、最後は腕極め卍固めで勝利を収めた。
　
　この結果により、3月22日名古屋で行なわれる『NJC』トーナメント2回戦で、柴田とベンジャミンの対戦が決まった。

COMMENT

柴田「（ベンチに座って、しばしうつむいて）何もない…！　よし、終わり。いいよ。何もないんでしょ？」

アンダーソン「柴田がプロレスの世界に戻ってきたのは凄いことだ。なぜならアイツは非常に強いレスラーだからだ。でも、次はこうはいかない。絶対にヤツを倒してやる！　俺はいまでもIWGPタッグの王者だ！　そして、ベストなプロレスラーは俺なんだ！　2014年は俺の年、BULLET CLUBの年だ。柴田、そしてそのお友だちの後藤よ、どこでもいつでもタッグ王座の挑戦を受けてやる。かかってこい！　BULLET CLUBこそ一番だ！」