旗揚げ記念シリーズ

日時: 2014年3月9日(日) 14:00開場　15:00開始
会場: 静岡・アクトシティ浜松
観衆: 2,850人（超満員札止め）

第6試合 30分1本勝負

内藤哲也
中邑真輔

棚橋弘至
オカダ・カズチカ

境界線

17分48秒　ボマイェ→片エビ固め

レフェリー｜レッドシューズ海野

MATCH REPORT

　IWGPヘビー級王者オカダとIWGP IC王者・棚橋が対決する6人タッグマッチ。3月15日後楽園ホールで行なわれる『NEW JAPAN CUP』1回戦・石井（NEVER無差別級王者）vs内藤の前哨戦でもある。
　
　棚橋とオカダが先発し、互角の勝負を展開。そこから内藤対石井となり、激しいエルボー合戦を展開。そこから内藤対中邑となり、内藤が両膝の上に中邑を固定。そこへ本間が小こけしを見舞った。
　しかし、両軍入り乱れての場外戦が勃発し、本間が大ダメージを負って孤立。リングへ戻ると、オカダのセントーンアトミコ、オカダ＆中邑＆石井のトリプルフロントハイキック＆合体ヒップドロップ、石井の逆水平チョップなどで攻め立てられる。
　しかし本間は、ブレーンバスターを仕掛けた石井を反対に投げ飛ばし、ようやく脱出に成功。タッチを受けた内藤が、ドロップキック、ランニングサンセットフリップなどで石井に追い討ちする。
　だが、石井はブレーンバスター、パワースラムで逆襲し、パワーボムの体勢に入る。これを内藤が抵抗し、延髄斬りで反撃。そして、石井を踏み台にしてエプロンへ飛び出すと、トップロープ越えの串刺し低空ドロップキックを見舞う。続いて内藤はコーナー最上段へのぼるが、中邑が脚にしがみついて攻撃を妨害。石井が雪崩式ブレーンバスターで逆襲した。
　棚橋対オカダの場面。棚橋が串刺しフライングボディアタック、ダイビングサンセットフリップ。するとオカダは、フラップジャック、リバースネックブリーカー、ダイビングエルボードロップで巻き返し、レインメーカーポーズからレインメーカーを発射。これを棚橋が回避してドラゴンスクリューで叩きつけるが、オカダもすぐにドロップキックで巻き返した。
　本間対中邑の場面。本間が串刺しジャンピングエルボー、フェースクラッシャー。そこからコーナー最上段にのぼるも、中邑が立ち上がり、トレイン攻撃からリバースパワースラム。
　それでも本間は、カウンターバックエルボー、ラリアット、垂直落下式ブレーンバスターで逆襲。さらに、棚橋がオカダをプランチャで分断すると、本間はコーナー最上段からこけしを放つ。しかし、中邑がかわして自爆を誘い、石井と共に合体変型ブレーンバスターを敢行。最後は、スライディングボマイェ、ボマイェの連続攻撃で本間を仕留めた。
　
　試合後、中邑がマイクを握り、場内が騒然となる。すると中邑が、「ど〜しよっかなぁ〜〜〜！」とマイクアピールし、さらに場内が騒然。ここで中邑が「シ〜〜！」と言いながらその場で1回転。そして最後に、「イヤァオ!!」と絶叫した。

COMMENT

中邑「NEVER、IWGPヘビー、チャンピオンに囲まれて試合するのは、心地いいのか、何か変な気分だよなぁ・・・。まずは『NEW JAPAN CUP』、（1回戦の相手は）スミス（デイビーボーイ・スミスJr.）か・・・。そこだな、そこ。今の俺、そこに懸けるしか、残ってないような気がします」
※オカダ、石井はノーコメント

※棚橋、内藤、本間はノーコメント