旗揚げ記念日

日時: 2014年3月6日(木) 17:30開場　19:00開始
会場: 東京・大田区総合体育館
観衆: 4,200人（超満員札止め）

第5試合 30分1本勝負

桜庭和志
YOSHI-HASHI

小島聡
飯塚高史

境界線

10分16秒　ラリアット→体固め

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

　テンコジと永田＆桜庭が強力チームを結成。矢野率いるCHAOS軍団と対決。
　
　試合開始前、飯塚がテレビ朝日の野上慎平アナウンサーを襲撃。上半身裸にして手錠で自由を奪うと、黒いスプレーでビキニ（のライン）を描き、唇に赤い口紅を塗った。
　
　そこから永田組が入場するが、矢野組がゴングを待たずに奇襲。しかし、天山と小島が矢野と飯塚を同士討ちさせ、天山が飯塚にモンゴリアンチョップ。さらに、桜庭もモンゴリアンチョップで続いた。
　そのまま天山対飯塚となり、天山が串刺しラリアット、カーフブランディング、マウンテンボム。ところが、替わった桜庭に飯塚が逆襲。場外に放り出し、イス攻撃を見舞う。
　桜庭が辛うじてリングへ戻ると、矢野が金具をむき出しにしたコーナーへ叩きつける。さらに、YOSHI-HASHIがロープを悪用したアームロック、高橋がエルボードロップなどで追い討ちする。
　桜庭のピンチは続き、なおも矢野が金具めがけてスローイング。ところが、桜庭がセカンドロープへ飛び乗り、カウンターフライングボディアタックで逆転。さらに桜庭は、永田とのダブルミドルキックで飯塚を蹴散らす。
　永田対飯塚の場面。永田が、エクスプロイダー、腕固め。そこから永田対高橋となり、高橋がカニばさみで永田をセカンドロープへ激突させ、フィッシャーマンバスターで叩きつけた。
　小島対YOSHI-HASHIの場面。小島が逆水平チョップ乱射、串刺しジャンピングエルボー、「いっちゃうぞバカヤロー！」からのダイビングエルボードロップ、エルボー連打、ローリングエルボーとラッシュ。
　しかし小島は、ロープワークを妨害されて失速。これで矢野組がトレイン攻撃を敢行し、飯塚のマンハッタンドロップから、YOSHI-HASHIがヘッドハンター。
　続いてYOSHI-HASHIはラリアットを放つが、小島が腕へのラリアットで迎撃。それでもYOSHI-HASHIはラリアットで巻き返すが、天山がリングへ飛び込み、小島に加勢。合体技テンコジカッターから小島がラリアットを食らわせ、YOSHI-HASHIを沈めた。

COMMENT

永田「いや、もう新日本プロレス、ちょうど42周年目の日に、大田区総合体育館で大会を開けて、超満員の観客ね。当日券もほとんどないという状態で、今日を迎えられてうれしかったですし。試合も気心の知れた、テンコジ、桜庭選手と組めて、いろいろな部分であうんの呼吸。とっさの判断で、いい試合ができたんじゃないすかね」
小島「え〜と、……22周年でしたっけ？　23周年？」
永田「何言ってんの？（笑）。アナタが22周年でしょ！」
天山「なんの話してんのや（笑）」
小島「ハハハハ！　あ〜、42周年！　42周年!!（笑）。42周年のうち、約半分をね。そのくらいにプロレス界に入ってるんで。また、こういう節目に新日本に上がっているのは、不思議だし、感慨深いものがありました。しかも桜庭さんという、初めて。まさか自分のプロレス人生で、組むとかそういうことないと思っていた方と一緒だったんで。いろんな感慨がめぐってきました」
天山「旗揚げ記念日、ということで42年ですか。この日に試合に出れただけでも光栄ですし。これを機にガッチリ行きたいというか。今日は、相手がああいう相手なんでグダグダになるかと思ったら、こっちのチームが素晴らしい選手が揃っていたし。最初のコンビネーションでモンゴリアンチョップを出されて……総合のときから見てましたけど、まだまだモンゴリアンチョップは甘いなというか（ニッコリ）。え〜、1回5000円で、使ってください（笑）」
桜庭「たっかいすね（笑）。え〜、42周年おめでとうございます。42周年なのに、あの〜反則多くないすか？（苦笑）」
永田「相手がね。でも最後は正義が勝ったんで」
桜庭「でも、みなさんとタッグ組めてうれしかったっす。がんばります、モンゴリアンチョップ！　でも、5000円は高いすね（笑）」
天山「3000円でもええよ（笑）」

矢野「おまえらのな、カタキをな、俺らが取ってやるんだ、オイ!?　立場をわきまえろ、ボケ！」
飯塚「アアァ、ウガァーー!!!!」
※高橋、YOSHI-HASHIはノーコメント。