2月11日大阪で行なわれるIWGP Jr.タッグ選手権試合マット＆ニックvsKUSHIDA＆シェリーの前哨戦。4大会連続で同一カードとなった8人タッグ戦で激突。
　
　田口対デヴィットで試合が始まるも、デヴィットがすぐにファレとタッチしてしまう。そしてデヴィットは、ファレが優位になった途端にタッチを要求し、田口へストンピングを浴びせた。
　しかし田口は、開脚式ドロップキックをマットとニックにお見舞い。タッチを受けたシェリーが、コーナー最上段からのフライングボディアタックで追い討ちをかける。
　続いてシェリーとKUSHIDAが素早い連携技を繰り出し、ニックをリング上から排除。さらにシェリーが、逆さ押さえ込みでマットを押さえ込む。そして、KUSHIDAがトップロープを利用したバク転キック、エプロンからの延髄斬りでマットに追撃。ところが、ニックがヘッドシザースでKUSHIDAの動きを止め、マットがドロップキックで逆襲。
　これをきっかけにBULLET CLUBがKUSHIDAを捕獲し、デヴィットがフットスタンプ、串刺し逆水平チョップ、ファレがカウンターリフトアップスラムなどでいたぶり続ける。さらに、マットとニックがKUSHIDAのハンドスプリングエルボーを受け止め、バク転からのキックを同時発射。それでもKUSHIDAは、マットのキックをニックへ誤爆させ、スイングDDTでニックに逆襲。
　真壁対ファレの場面。ファレがショルダータックルで先制し、串刺しボディアタックを敢行。しかし、真壁が回避したため、デヴィット、マット、ニックが吹き飛んでしまう。すかさず真壁は、串刺しラリアット2連発、頭部へのパンチ連射、ラリアットでファレに追撃。しかし、ファレがカウンターバックフリップで逆襲。
　真壁対デヴィットとなり、デヴィットのダイビングフットスタンプを真壁が回避。そこから右ラリアットを放ち、かわされた直後に左ラリアットを浴びせた。
　田口対デヴィットの場面。田口が前方回転エビ固めをすり抜け、低空ドロップキックをお見舞い。さらに、スイングDDTでデヴィットに追撃すると、マットにDDT、ニックにリバースDDTを同時発射。
　次に田口はどどんを狙うが、ファレが乱入し、田口にラリアット。さらにファレは、両腕ラリアットでKUSHIDAとシェリーをなぎ倒し、バッドラックフォールの体勢で田口を捕らえる。
　しかし、真壁が田口を救出し、ロープ際のラリアットでファレを場外に落とす。そして、両腕ラリアットでマットとニックも場外へ追いやると、シェリーとKUSHIDAが同時プランチャで追撃。
　すると田口は、ミサイルキックをデヴィットに食らわせ、どどんへ行く。これをデヴィットがブラディサンデーに切り返したものの、田口はカニばさみからラ・マヒストラル。
　これをデヴィットが跳ね返すと、田口はカウンター延髄斬りをお見舞い。ところが、すぐにデヴィットがブラディサンデーで逆襲し、田口を轟沈した。

デヴィット「プリンス・デヴィット、バッドラック・ファレ、ヤングバックス。ウィーアー・バレットクラブ。タグチ、オーサカでオマエの頭をここに入れてやる。タグチ、ゴーゴー」
ニック「アレックス・シェリーとKUSHIDA。おまえらはただのグリーンボーイズだ」
マット「イエス！ オレたちのスーパーキックのエジキにあうだけだ」
※ファレはノーコメント

真壁「田口が悪いとかそういう問題じゃねぇ。仕留められなかったオレもダメだなぁ。まぁいいや。大阪があるからな。大阪でリベンジだ」
KUSHIDA「あと一つだ。大阪でタイトルマッチ、ヤングバックス。オレたちがベルトを失って、去年の５月から明後日の大阪までの時間をすべてショートカットしてやるぜ?　大阪のみなさん、PPVご覧のみなさん、私たちの公開実験にお付き合い願います。我々、TIME SPLITTERSは一気に時間をスプリットして、再びベルトを巻きます」
田口「ブラディサンデーありがとよ、って感じ。全部シングルにつながる。このブラディサンデーのタイミングも。早くシングルを組め。負けてる方が言ってるんだから組みやすいだろ。勝てるだろ、デヴィット。つまんねぇ試合だったら、さっさと終わらせればいい。やる価値のない相手なのかは、シングルやったらわかる」
※シェリーはノーコメント