Road to THE NEW BEGINNING

日時: 2014年2月2日(日) 17:30開場　18:30開始
会場: 東京・後楽園ホール
観衆: 2,015人（超満員札止め）

第4試合 20分1本勝負

エル・デスペラード
飯伏幸太

境界線

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

　2月11日大阪で行われるIWGP Jr.戦・飯伏vsデスペラードの前哨戦。
　
　天山対中西の場面。天山のモンゴリアンチョップ連射、ヘッドバットに対し、中西がカウンター水車落としで報復。
　デスペラード対飯伏となり、デスペラードがヘッドシザースホイップで先制。しかし飯伏は、ミサイルキックでデスペラードを吹き飛ばし、背中へサッカーボールキックを見舞った。
　これでデスペラードは動きが止まってしまい、中西が逆水平チョップ連射、永田が膝蹴り連射、キチンシンク、飯伏がボディスラムなどで追撃。しかしデスペラードは、飯伏の突進を受け止め、ジャンピングパワーボムで逆襲。
　天山対飯伏の場面。天山が串刺しラリアット、カーフブランディング、ブレーンバスターと猛攻。だが、飯伏はミドルキックでペースを掴み、カウンタードロップキックで天山を吹き飛ばした。
　天山対永田の場面。永田のミドルキックに対し、天山がモンゴリアンチョップで対抗。すると、永田がエクスプロイダーを繰り出すが、天山も負けずにマウンテンボムでお返し。その後、天山がラリアット、永田が浴びせ蹴りを打ち合った。
　小島対中西の場面。小島が逆水平チョップ乱射、串刺しジャンピングエルボー。そして、「いっちゃうぞバカヤロー！」の大合唱からダイビングエルボードロップに行くが、飯伏がロンダート式バク転キックで妨害。
　すると、中西がスピアーで小島に逆襲。さらに、コーナー最上段で「ホーー!!」と叫ぶと、自ら観客の手拍子の扇動。そこからミサイルキックで小島をなぎ倒す。
　続いて中西は、アルゼンチンバックブリーカーで小島を担ぎ、カットに入ったデスペラードをトーキックで蹴散らす。そして、その体勢からマナバウアーで小島に追撃し、乱入した天山をマッケンローで排除する。
　だが、小島がコジコジカッターで中西に逆襲し、天山とテンコジカッターを敢行。一方、デスペラードが飯伏の突進を開脚でかわして場外に追いやり、ノータッチトペコンヒーロをお見舞い。最後は、小島がラリアットで中西を仕留めた。

COMMENT

天山「オッケー!　1.4 、1.5とシリーズちょっとなかったからね。今日がしょっぱなということで、コジがホンマに力強いNWAチャンピオンとして、シッカリ締めてくれた。力持ってますよ。素晴らしいですよ。俺もアイツに負けないように、シッカリいい感じで、明後日、し明後日、そして広島、大阪もあるしね。シリーズを走っていきますよ。NWAのバカどもがしょーもない外国人連れてくるみたいやけど。そんなもん俺らがあしらって、NWAタッグは俺らがふさわしい。ロブ・コンウェイにダン、なめんなよって」
小島「2.9広島まで、このまま調子いいまま乗り切っていきたいと思います。今日やった中西、永田、ちょうどいいやるがいのある相手だった。飯伏クンもそうだけどね。ただ、中西や永田とこのベルトをかけてもそれはそれでおもしろいと思います」
デスペラード「見たか？　なんだよ、6人タッグって？　飯伏とやらせろって言うんだよ？　なんであんなデケーのといやらなきゃいけねーんだよ。関係ねーだろが！」

——デスぺラード選手とのタイトルマッチの前哨戦でしたが、テンコジとの対決にも注目が集まりました。
飯伏「正直、メチャクチャ、タッグ対決がうれしかったです。まあ、負けた理由にはならないですけど。タイトルマッチに集中しないといけないんですけど、ちょっと気持ちが。結果的に負けましたけど、直接じゃないので。もう一回、広島で前哨戦がありますが、必ず2月11日は自分が防衛します。もう、それだけです」
——コンディションは？
飯伏「上々です、まったく問題ないです。いままでで一番いいので、このまま潰してやろうと思います」
永田、中西はノーコメント。