『戦国炎舞 -KIZNA- Presents NEW JAPAN CUP 2017』最終戦の長岡大会。『NJC』優勝決定戦をメインに、全7試合が組まれた。

　オープニングマッチは、川人vs岡のヤングライオン対決。

　序盤、岡が腕を取ると、川人は脚をとって反撃。そこからヘッドロックで絞るも、岡が脱出。
　それでも川人が脚を攻め、岡をロープエスケープさせる。だが、岡が腕ひしぎ逆十字固めで逆襲し、今度は川人がロープエスケープ。
　さらに岡は、カウンターヌカドーラから逆エビ固めを狙うが、川人がその前にロープへ手を伸ばす。すると岡は、ハンマーロック、エルボースタンプ、ストンピングなどで攻め立て、チキンウィングアームロックで川人を悶絶させる。
　それでも川人は何とかエルボーで反撃し、ショートレンジドロップキックで逆転に成功。さらに、串刺しバックエルボー、カウンタージャンピングエルボー、逆片エビ固めで岡に追い討ちをかける。
　だが、ロープへ逃れた岡が川人の腕にキックを浴びせて動きを止め、ハンマーブロー、アームホイップ、ボディスラム、フロントスープレックスと畳み掛ける。そして、強烈な逆エビ固めで絞るが、川人は辛うじてロープへ逃げる。
　すると岡はストンピング連射からエルボーを繰り出すが、川人もエルボーで対抗し、スクールボーイで奇襲。これを岡が跳ね返し、カウンターショルダータックルで報復。
　残り試合時間20秒となり、両者がエルボー合戦を展開。そして、残り10秒を切ったところで川人がスクールボーイを繰り出すも、カウントは2。その直後、川人が首固めに行ったところで試合終了のゴングが鳴った。

　試合後、エキサイトした両者はなおもエルボー合戦を繰り広げた。

川人「やっぱりレスリングとか、重量級から入ってきた選手だから、技も凄く重たいし、強いけど。俺の気持ちはおまえよりも勝っているんだから。いまは体格差があるから勝ち越せてないけど。必ず、勝利を奪ってやる。こんな肩攻めても、勝ちたい気持ちはわかったけど、正々堂々と正面からぶつかってこいよ。ケガをしてるところを狙うなんて、弱い者のすることだ。だから、俺は後輩たちをつぶして次のステップに行きたいところだけど。こんな体格差のある後輩ができてどうしようか、考えているから必ず早く倒して、次のステップに上っていきいたいですね」
　
岡「ハァハァ。今日も、プロレスの奥深さを知ったよ。川人さんにはガタイでは俺が勝ってる、技術のほうも俺が勝ってる、負けん気だってある。でも、小さいヤツには小さいヤツなりの闘い方。じつはバラすつもりはなかったけど、ずっと左足をケガしてて、そこを攻められたらやっぱ勝つためには、そういうのもあるんだなって。だから、俺もお返しに川人さんの腕、攻めてやったよ。でも、勝てなかった。ただ、負けん気は同じだ。だから！ もっと強くなる！　負けん気でも、もっとガタイを大きくして、もっと技術を磨いて、必ず倒す！ すぐだ！」