NJPW PRESENTS CMLL FANTASTICA MANIA 2014

日時: 2014年1月15日(水) 17:00開場　18:00開始
会場: 京都・KBSホール
観衆: 1,000人（超満員）

第6試合 30分1本勝負

エル・デスペラード
オカダ・カズチカ

棚橋弘至
ニエブラ・ロハ

ラ・ソンブラ
ウルティモ・ゲレーロ

境界線

11分40秒　十字架固め

レフェリー｜レッドシューズ海野

MATCH REPORT

　棚橋対ロハで試合が始まり、棚橋がロハを圧倒してエアギターを披露。そこからソンブラ対オカダとなり、クリーンブレイクしたオカダがレインメーカーポーズ。すると、ソンブラがハンドスプリングとバック宙返りでフェイントをかけ、ドロップキックをお見舞い。さらに、ヘッドシザースホイップでオカダを場外へ追いやった。
　デスペラード対ゲレーロの場面。デスペラードがロープの反動を利用し、ゲレーロを惑わす。ところが、ゲレーロが場外へ追い込み、スライディングキックを食らわせた。
　その直後、オカダが棚橋の両脚を掴み、上半身をトップロープへ引っ掛ける。そして、ロハがゲレーロのパサーダで大きく飛び上がり、棚橋のボディへヒップドロップを投下。
　続いてオカダ組は、トレイン攻撃でデスペラードを排除し、ゲレーロがソンブラのマスクへ手をかける。しかし、ソンブラがロハのドロップキックをオカダに誤爆させ、ヘッドシザースホイップでロハを場外に落とす。そして、デスペラードがノータッチトペコンヒーロで追撃。さらに棚橋が、ボディアタック式ハイフライフローでオカダとゲレーロを押し潰した。
　リングへ戻り、ソンブラがゲレーロ、棚橋がオカダへ、ウラカン・ラナ、スクールボーイを同時に繰り出す。そこからソンブラ対ゲレーロとなり、ソンブラがパワースラム、串刺し低空ダブルニーアタック。さらに、マスク剥ぎをお返しする。
　それをオカダがフロントハイキックで妨害し、棚橋にはドロップキックをお見舞い。そこからデスペラードが、ヘッドシザースホイップでオカダを投げる。しかし、ロハがデスペラードを投げ捨ててコーナーに激突させ、ウラカン・ラナをパワーボムに切り返す。
　その後、ゲレーロのパサーダを利用し、ソンブラがオカダにドロップキック。そして、棚橋がゲレーロを場外に落とし、プランチャを敢行。続いてソンブラがトップロープへ飛び乗り、プランチャでオカダをなぎ倒す。
　一方、リング上ではロハがデスペラードをホイップし、ボディにトーキックをお見舞い。そして、タイガースープレックスの体勢に入るが、デスペラードが前方回転エビ固めに切り返し、リバースゴリースペシャルボムで逆転。
　ここでデスペラードは、ギターラ・デ・アンヘルを繰り出すが、体勢が崩れてしまう。しかし、すぐに十字架固めで押さえ込み、3カウントを奪取した。
　
　試合後、ソンブラとゲレーロが番外戦を展開。そこからゲレーロ組が退場すると、ソンブラ、棚橋、デスペラードの3人が、観客の大歓声に応えた。

COMMENT

ソンブラ「ゲレーロとタイトルマッチをやるのは決まっている。今回ハポンに来たのは、オカダの正面に立つことが目的。それはタナハシでも、ナイトーでも同じだ。彼らの前に立つことだ」
デスペラード「お客さん方々には申し訳ないことしました。最後、完璧じゃなかったし、あんな落とし方したら、相手が壊れるかもしれない。でも、そんなこと考えてる余裕がなかった。この大会、飯伏（幸太）がいない。そんなことわかってる。お客さんだって、来たばっかりの俺が勝つなんて思ってないだろう。見てろよ、このヤロー。これは飯伏だけじゃない。見てるあんたたち全員に言ってるんだ」
※棚橋はノーコメント

オカダ「『FANTASTIC MANIA』、ルチャ・リブレを楽しもうと思ってたけど、それはもういいじゃないですか。俺とは違って、レベルが凄く低い。誰がトップか知らないですけど、しっかりメキシコを引っ張って、日本のプロレス、いや、俺に追いつくように頑張って下さい。そして後藤（洋央紀）さん、どこにいるんですか？試合がないなら、しっかりアゴを治しておいて下さい。いやアゴだけじゃなく、首も・・・すべて治しておいて下さい」
※ゲレーロ、ロハはノーコメント