Road to TOKYO DOME
- 日時
- 2013年12月11日(水) 18:00開場 19:00開始
- 会場
- 山形市総合スポーツセンター・第二体育館
- 観衆
- 1,200人(超満員)
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第6試合 時間無制限
イリミネーションマッチ※1人残りでオカダ組の勝利。レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
○キャプテン(10分48秒 前方回転エビ固め)外道×
○本間(13分09秒 こけし→片エビ固め)YOSHI-HASHI×
×本間(14分08秒 ボマイェ→体固め)中邑○
△棚橋(16分26秒 両者オーバー・ザ・トップロープ)中邑△
×内藤(19分33秒 オーバー・ザ・トップロープ)オカダ○
1月4日東京ドームで行われるIWGPヘビー戦オカダvs内藤、IWGP IC戦・中邑vs棚橋のダブル前哨戦となるイリミネーションマッチ。
まずは棚橋と中邑が先発し、互角の勝負を展開。そこから内藤対オカダとなり、クリーンブレイクしたオカダがレインメーカーポーズ。しかし、内藤がドロップキック、ランニングサンセットフリップを見舞った。
その後、オカダ組がキャプテンを孤立させ、YOSHI-HASHIがブレーンバスター、オカダがトップロープ越えのセントーンアトミコ、外道が顔面踏みつけ攻撃などで痛めつける。
さらに、オカダ組がトレイン攻撃を敢行し、そこから外道がトラースキック。しかし、フォールを跳ね返したキャプテンが、下から前方回転エビ固めを繰り出し、外道を失格させた。
本間対YOSHI-HASHIとなり、本間が逆水平チョップ連射、串刺しジャンピングエルボー、フェースクラッシャー、小こけし、シャリマティーと、得意技を連発。それでもYOSHI-HASHIはカウンターラリアットから反撃に出るが、本間が追走式バックエルボー、ラリアットでお返し。そして、コーナー最上段からこけしを投下し、YOSHI-HASHIから3カウントを奪った。
本間対中邑となり、中邑が本間をコーナー最上段へ固定し、ボディにランニングニーアタックをお見舞い。そして、ボマイェをさく裂させ、本間を失格に追い込んだ。
棚橋対中邑の場面。棚橋がフライングフォーアーム、ダイビングサンセットフリップ。対する中邑は膝蹴りからフェイント式ニールキック。さらに、延髄斬り、リバースネックブリーカーに繋ぐも、棚橋がカウンタースリングブレイドで逆襲。
続いて棚橋はコーナー最上段にのぼるが、中邑がフロントハイキックでエプロンへ落とす。そして、フロントハイキックで場外に落とそうとするも、棚橋が蹴り脚をキャッチしてドラゴンスクリュー。これでエプロン上の攻防になり、棚橋のドラゴンスクリューによって両者が場外へ転落。同時失格となった。
内藤対オカダの場面。内藤がアームホイップから低空ドロップキック。さらに、オカダを踏み台にしてエプロンへ飛び出し、トップロープ越えの串刺し低空ドロップキックをお見舞い。
劣勢のオカダはリバースネックブリーカーに行くが、内藤が前方回転エビ固めに切り返す。しかし、オカダがさらに切り返し、レッドインクで捕獲。これをキャプテンがカットすると、オカダは内藤にカウンタードロップキックを浴びせ、レインメーカーを繰り出す。だが、内藤がかわしてジャーマンスープレックスホールド。
次に内藤はコーナー最上段にのぼって雪崩式攻撃を狙うが、オカダがすり抜けてリングへ着地。そして、ドロップキックで内藤を場外に落とし、失格させた。
これでオカダとキャプテンの一騎打ちとなり、オカダがカウンターフロントハイキック、ヘビーレイン。さらに、ツームストンパイルドライバーの体勢に入るが、キャプテンがバックスープレックスに切り返し、ヒラボトムで逆襲。
ここでキャプテンはダイビングヘッドバットを敢行するが、オカダがかわして自爆を誘い、リバースネックブリーカーをお見舞い。さらに、ダイビングエルボードロップで追い討ちをかけ、レインメーカーポーズを披露。そして、レインメーカーでキャプテンを仕留め、チームを勝利へ導いた。
試合後、オカダが「皆さん、こんばんは。『プロレス大賞』2013年MVPオカダ・カズチカです。そして、1・4(東京ドーム)ダブルメインイベント、1試合目のほうのオカダ・カズチカです。たとえ1試合目でも、IWGPヘビー級チャンピオンとして、しっかりカネの雨降らしてやるからな。1月4日東京ドーム、俺から目をそらすなよ」と堂々のマイクアピール。そして、「あとは外道さんにしゃべってもらいます」と、外道にマイクを手渡す。
これで場内が「外道」コールに包まれ、外道がオカダの完全勝利を宣言した。
外道「いいか、オイ! 誰がなんと言おうとよ、主役はこの男だよ。レインメーカーだよ! そんでよ、東京ドームで当然のごとく、軽〜くな、内藤のヤローをひねり潰してやるよ。あのヤローにはよ、絶対にレインメーカーは負けない。なぜだかわかるか、オイ? ・・・レ〜ベルが違うからだよ! レインメーカーは東京ドームで軽〜く防衛して、またこの山形にチャンピオンのまま帰って来る。そんときゃよ、またこの山形に・・・・・・カネの雨が降るぞ」
COMMENT
オカダ「ま、ダブルメインイベント、たとえ先の試合になろうと、IWGP選手権はIWGP選手権。選手権らしく、チャンピオンらしく、試合をして。しかしな、普通に終わんないぞ。しっかりカネの雨降らせて、皆さん、よいお年玉を拾って帰って下さい」
外道「誰が何と言おうとよ、わかってるよな、オイ? カネの雨を降らせるのはよ、この男しかいねぇんだよ! カウントダウン始まったな!? 内藤! テメーの最後へのカウントダウンが始まったぞ、オイ! オメーの夢はよ、1ヶ月弱で終わりだよ、コノヤロー」
※YOSHI-HASHIはノーコメント
棚橋「決まった。東京ドーム大会のメインイベント。いいか? ファンの思いを、ファンの投票の結果を、しっかり受け止めるから。ありがとう。そして、俺からオカダや内藤に向けて一言いっておく。新日本のエースをナメんなよ」
内藤「東京ドームの試合順が決まって、悔しいし、いろいろ言いたいこともあるけど、明日も試合があるんでね。改めてコメントで言いますよ。明日、オカダとタッグマッチ。燃えて来たんだろ、オカダ? やっと燃えて来たらしいな? 俺はもうすでに燃えて、沸点に達してるよ、オカダ! 俺はもう! オマエしか見えねぇんだ、オカダ。いいか? 明日! キッチリ、前哨戦関係ないよ。オカダ、オマエを沈めてやるからな」
※本間、キャプテンはノーコメント