1月4日東京ドームのIWGPヘビー級選手権試合を前に、王者オカダと挑戦者・内藤が『WORLD TAG LEAGUE 2013』公式戦で対決。
　
　両者の先発で試合が始まり、素早い動きで互角の勝負を展開。そこからソンブラ対YOSHI-HASHIとなり、ソンブラがハンドスプリングとバク転でフェイント。そして、セカンドロープからのフライングボディアタックをYOSHI-HASHIへ見舞う。
　しかし、YOSHI-HASHIがショルダータックルでソンブラを場外に落とし、如意棒攻撃。一方、オカダは内藤を捕まえ、鉄柵攻撃＆串刺しフロントハイキックを見舞う。
　リングへ戻り、オカダがソンブラにトップロープ越えのセントーンアトミコ。さらに、YOSHI-HASHIが踏みつけ攻撃、ストンピング連射、串刺しバックエルボーなどで痛めつける。
　追い込まれたソンブラだったが、カウンタードロップキック、ヘッドシザースホイップでYOSHI-HASHIに逆襲。これで内藤がリングへ入り、YOSHI-HASHIの攻撃をかわして控えのオカダにドロップキック。そして、YOSHI-HASHIにはアームホイップ、低空ドロップキック、ランニングサンセットフリップ、ミサイルキックで追撃。
　続いて内藤は張り手を見舞うが、YOSHI-HASHIがカウンターラリアットで逆襲。タッチを受けたオカダが、ランニング低空フロントキック、リバースネックブリーカー、ダイビングエルボードロップで内藤に追い討ちする。
　オカダの攻撃は続き、レインメーカーポーズからレインメーカーを発射。だが、内藤が回避して浴びせ蹴りを見舞い、ジャンピングエルボーアタックでオカダをなぎ倒した。
　ソンブラ対オカダの場面。ソンブラがスワンダイブミサイルキック、パワースラム、アラビアンプレス。さらに、ソンブラがオカダに串刺しラリアットを見舞うと、内藤がオカダを踏み台にしてエプロンへ飛び出す。そして、トップロープ越えの串刺し低空ドロップキックをヒットさせると、すぐさまソンブラが串刺し低空ダブルニーアタックで続く。
　ここでソンブラはブリランテドライバーを仕掛けるが、オカダが回避してDDT。そして、ツームストンパイルドライバーの体勢に入るも、内藤が延髄斬りでカット。これでソンブラが今度こそブリランテドライバーを成功させる。
　次にソンブラはTシャツを脱ぎ捨て、ロープへダッシュ。ところが、オカダがカウンタードロップキックで迎撃し、レインメーカーで決着をつけた。
　
　試合後、オカダがマイクを掴み、「内藤さん。アナタの夢への思いって、そんなもんスか!? もっともっと頑張ってもらわないと、ホント『お疲れ様でした』かな？ こりゃ」と退場中の内藤を挑発。これで激怒した内藤が花道を戻り、オカダを背後から急襲。乱闘となり、若手とYOSHI-HASHIが2人を引き離した。
　内藤がようやくリングを降りると、オカダはマイクアピールを続行。「内藤さん！ ここは東京ドームの隣の後楽園ホールだ。また1月4日、しっかりやりましょう。帰ってくれ！」と、さらに内藤を挑発した。
　
　次にオカダは、「あとは！」と大声をあげてYOSHI-HASHIに近づくが、「外道さんにしゃべってもらいます！」と方向転換。これで外道がマイクを受け取り、「レインメーカーはよ、オイ！ YOSHI-HASHIをパートナーに、このリーグ戦も制すぞ、オイ。もちろんな！ そんでよ、オイ！ あのうっとうしいヤツをよ、1月4日東京ドームのメインイベントで！ 叩き潰してくれる。夢の幕を下ろしてやる」と、勝利宣言した。
　さらに外道は、「アイツはよ、絶対にレインメーカーには勝てない！ なんでかわかるか、オイ？ ・・・・・・レベルが違うんだよ、コノヤロー!!」とお得意のフレーズを披露。さらに、「レインメーカーが、あの小僧の夢を東京ドームで木っ端微塵に砕いてやらぁ！」と改めて勝利宣言すると、「東京ドームに・・・カネの雨が降るぞ」の決めゼリフで、大会を締めた。

外道「初戦突破したな！」
YOSHI-HASHI「とりあえず一勝だよ。愛知県出身のオカダとオレ。このタッグリーグの決勝は愛知県体育館だろ？　この二人が出なくて誰が出るんだ？　このタッグリーグ、絶対に愛知まで残って優勝するからな！　見とけよ？」
オ カダ「夢って、夢ってなんですか？　オレにはそんな夢というものが、意味わかりません。レベルが違うからだと思います。ホント、内藤さんの夢なんかどうで もいい。しっかり、オレは東京ドームにカネの雨を降らせる。内藤さん、まあ、内藤さんじゃなくてもいいかな。誰でもいいや、かかってきなさい。まあ、夢は 叶えられないですけど、しっかりチャンピオンとして相手してやります。胸貸してやります。頑張りなさい、内藤さん！」
外道「オイ、内藤！　１．４までよ、しっかり夢見ててくれよ！　アッ？　1.4のリングでよ、レインメーカーがきっちりその夢を、断ち切ってくれらあ！」
　
ソンブラ「この敗戦は忘れないぞ！　IWGPチャンピオン…！　ナイトーとこのタッグリーグを勝ち抜いてやる！　そして必ず、オカダにリベンジしてやるよ」
※ソンブラは先に控室へ
内藤「オカダアアアア！　オカダアアアアアアア！（思い切り叫びまくって）。　俺は！　常に！　おまえのこと見てるんだよ！　ああ？　カッコ悪いか？　カッコ悪くてもいいよ！　俺は、常にオカダを見てきたんだ！　オカダに！　くやしい思い、させられてきたんだよ！　東京ドーム、楽しもうだって？　黙れオカダ！　黙れ！　もうしゃべれなく、してやっからな！」