3・12尼崎で行われる『NJC』1回戦YOSHI-HASHIvsSANADAの前哨マッチ。なお、IWGPヘビー級王者のオカダと、IWGP IC王者の内藤は、『NJC』には出場しない。

　オカダ対内藤で試合が始まり、両者へ向けた大コールで場内が騒然となる。そこから2人がロックアップで組み合い、オカダがロープ際でクリーンブレイク。
　そこへBUSHIが乱入するも、オカダが内藤と衝突させる。そして、トップロープ越えのセントーンアトミコを繰り出すも、内藤が回避して急にリングへ寝転び、そのままSANADAと替わってしまった。
　YOSHI-HASHI対SANADAとなり、YOSHI-HASHIがアームホイップ、カウンターバックエルボー、カウンターボディスラム。そこからロメロ対SANADAとなり、ロメロが顔面にパンチを食らわせる。
　ところが、BUSHIが場外からロメロのロープワークを妨害し、激しい場外乱闘が勃発。内藤がセコンドの外道を鉄柵へ叩きつけ、SANADAが結び目固めで追い討ちをかける。
　そして、L･I･Jがそのままロメロを捕まえ、BUSHIが顔面かきむしり、Tシャツによるチョーク攻撃。さらに、BUSHIの前方回転エビ固めから内藤が低空ドロップキックを食らわせる。
　その後もロメロはBUSHIのSTFなどで苦しむが、BUSHIのフェイント式ニールキックを回避し、反対にフェイント式ニールキックをお見舞い。これでオカダ対BUSHIとなり、オカダがBUSHIと内藤を激突させる。そして、DDT、低空ランニングエルボースマッシュでBUSHIに追撃。
　次にオカダはコーナー最上段へのぼるが、BUSHIが立ち上がり、低空ドロップキック、変型スイングネックブリーカーで逆転。ここでタッチを受けた内藤は、オカダを踏み台にしてエプロンへ飛び出し、トップロープ越しの串刺し低空ドロップキックを食らわせる。
　内藤の攻撃は続き、マンハッタンドロップ、スイングネックブリーカー。その後、オカダがエルボー3連打で巻き返すと、内藤がツバを吐きかけ、延髄斬りを浴びせる。
　次に内藤はジャンピングエルボーアタックを繰り出すが、オカダが受け止めてレインメーカーに行く。それを回避した内藤がロープを利用してスイングDDTを仕掛けるも、オカダが抵抗し、リバースネックブリーカーに切り返した。
　YOSHI-HASHI対SANADAの場面。YOSHI-HASHIがヘッドハンターで先制し、BUSHIをトップロープへ乗せて低空ドロップキックをお見舞い。そして、SANADAには串刺し逆水平チョップを浴びせからBUSHIと同じ目に遭わせる。
　次にYOSHI-HASHIはパワーボムの体勢に入るが、SANADAが脱出し、前後の連続リープフロッグからカウンタードロップキック。そして、TKOを狙うも、YOSHI-HASHIが回避してバタフライロックを極める。それをSANADAがSkull Endに切り返すが、YOSHI-HASHIが脱出してカウンターラリアットを食らわせた。
　ロメロ対SANADAの場面。ロメロがスワンダイブフライングボディアタック、ヘッドシザースホイップでSANADAに追撃。そして、連続串刺しラリアットに繋ぐも、BUSHIが場外から足を引っ張る。
　しかしロメロがカウンターラリアットでBUSHIに報復し、オカダ組がトレイン攻撃を敢行。さらに、YOSHI-HASHIがSANADAをトップロープへ乗せ、ロメロがミサイルキックで撃ち抜く。
　その直後、オカダがドロップキックで内藤を排除するも、SANADAはSkull Endでロメロを捕獲。これはYOSHI-HASHIがカットするが、SANADAがトップロープをずらして場外へ落とし、BUSHIがトペスイシーダで分断。
　さらにSANADAはSkull Endを繰り出すが、ロメロが回転エビ固めに切り返す。それをSANADAがさらに切り返してSkull Endを狙うも、今度はロメロが首固めに切り返す。
　続いてロメロはカウンタージャンピングニーアタックに繋ぐが、次のスライスブレッドをSANADAが切り返し、TKOで叩きつける。それでもロメロはフォールを跳ね返すが、Tシャツを脱いだSANADAが今度こそSkull Endで屈服させた。

内藤「昨日の大田区。今日の後楽園と２日間。旗揚げ記念日、開催されましたけどね。リング上でも言った通り、今最も輝いているユニット、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン、内藤が、マイクを締めることになってしまいました。まぁ、もう次の試合も、次のシリーズも近づいているんでね。今、最も輝いている俺を省いて行われる、『NEW JAPAN CUP』。春の、最強戦士決定戦。さぁ、俺抜きで、どれだけの盛り上がりを見せてくれるんだよ。どれだけ、アツい、白熱した最強戦士決定戦を、見せてくれるんだよ。これはね、同じユニットでも何でも関係ないよ。EVILが、どこまで見せてくれるか。SANADAが、どこまで見せてくれるか。そして、どれだけ俺を焦らせてくれるか。非常に楽しみだよ。目を開いて、じっくり見させてもらうぜ。カブローン。今年も、皆様に、様々な話題を提供しますよ。皆様に、考える時間を、考えながら楽しむ時間を、たくさん提供しますよ。楽しみに待っててください。というわけで、アスタサバド（また土曜日）。アディオス」
※SANADA、BUSHIはノーコメント
　
オカダ「いや～、ビビりました。オカダ、元気だな。まあ、『NEW JAPAN CUP』、始まりますから。やっぱり素晴らしい目指すべきモノというか、素晴らしい獲物でなきゃいけないと思いますし。まあ、今日、ロス・インゴ、勝ちましたけど。内藤さんなのか？　オカダなのか？　インターコンチなのか？　IWGPヘビー級チャンピオンなのか？　どっちがいいか……わかるでしょう？　シッカリ『NEW JAPAN CUP』、始まったら、目指して来なさい」YOSHI「いよいよ、次、尼崎。もうSANADAと、もう次の尼崎までタッグで当たることないけど。今日、負けたかもしんないけど、俺はまたさらに手ごたえ掴んだから。SANADA、尼崎では一泡吹かせてやるから。覚悟しとけよ？」
※ロッキーはノーコメント