Road to DESTRUCTION

日時: 2013年9月27日(金) 17:30開場　18:30開始
会場: 山口・バタフライアリーナ（柳井市体育館）
観衆: 1,300人

第5試合 30分1本勝負

マスカラ・ドラダ
バッドラック・ファレ

キャプテン・ニュージャパン
レイ・ブカネロ

獣神サンダー・ライガー
タマ・トンガ

真壁刀義
“ザ・マシンガン”カール・アンダーソン

棚橋弘至
プリンス・デヴィット

境界線

12分59秒　グラネード→片エビ固め

レフェリー｜レッドシューズ海野

MATCH REPORT

　9月29日神戸で行われるランバージャックデスマッチ棚橋vsデヴィットの前哨戦。
　
　いきなり大乱闘で試合が始まり、リング上にはドラダとブカネロが残る。そして、ドラダがハンドスプリングとバク転でブカネロを翻ろうして場外へ追いやり、ノータッチトペコンヒーロを食らわせた。
　これで棚橋組のトレイン攻撃となり、ドラダのラリアット、キャプテンのバックエルボー、棚橋のボディアタック、真壁のラリアットがすべて串刺しでさく裂。そして、ライガーがカウンター掌底で追い討ちをかけた。
　棚橋対デヴィットの場面。棚橋のロープワークを控えのアンダーソンが妨害。その直後、今度はデヴィットのロープワークを真壁が妨害した。
　ライガー対アンダーソンの場面。ライガーがデヴィットとブカネロにスライディングキックを連発。さらに、自分を羽交い絞めにしたファレにトンガのスライディングキックを誤爆させ、素早くリングへ戻る。そして、トンガにもスライディングキックを食らわせた。
　ところが、背後からデヴィットが急襲し、激しい場外乱闘が勃発。BULLET CLUBが棚橋組を圧倒し、ライガーをローンバトルへ追い込む。
　リングへ戻ったライガーは、ファレのネックハンギングツリー、トンガのヘッドバット、ボディブロー連射、頭部へのエルボースタンプ連射などを浴び続け、大ピンチに陥る。しかし、アンダーソンの串刺し攻撃をフロントキックで阻止すると、ジャンピングネックブリーカードロップで逆転。
　真壁対アンダーソンの場面。真壁が、串刺しラリアット2連発、頭部へのパンチ連射。すると、アンダーソンが顔面かきむしりで逆襲するが、真壁がラリアットをお見舞い。それでもアンダーソンはスピニングスパインバスターで巻き返すが、真壁は右ラリアットを発射。そして、かわされた直後に左ラリアットでなぎ倒した。
　棚橋対デヴィットの場面。棚橋がダブルスレッジハンマー、フライングフォーアーム。さらに、乱入したトンガをドラゴンスクリューで蹴散らすと、ダイビングサンセットフリップを狙って逸材ポーズを決める。
　だが、デヴィットが起き上がって棚橋を落とし、逸材ポーズを拝借。そして、ダブルスレッジハンマーを頭部へ落とす。それでも棚橋はその場飛びスリングブレイドでなぎ倒すが、ハイフライフローはトンガに妨害されてしまった。
　棚橋対ファレの場面。串刺し攻撃を回避した棚橋が、前方回転エビ固め。すると、ファレが回転をこらえてヒップドロップを落とすが、棚橋にかわされて自爆。
　これでキャプテン対ファレとなり、ファレが地獄突きでブカネロとアンダーソンをリングから排除。だが、ファレがラリアットで逆襲し、串刺しボディアタックで追撃。そして、グラネードの体勢に入るものの、ドラダがミサイルキックでカット。
　さらに、真壁が両腕ラリアットでアンダーソンとトンガを蹴散らし、ラリアットでファレをダウンさせる。すると、キャプテンがダイビングヘッドバットで追撃し、カリビアンデスグリップに行く。
　しかし、ファレがこれを逃れ、バックフリップで逆襲。そのままグラネードをさく裂させ、キャプテンにとどめを刺した。
　
　試合後、デヴィットがキャプテンに黒頭巾を被せ、ピストルサインを突きつける。それを見た棚橋が激怒し、デヴィットと一触即発で睨み合った。

COMMENT

デヴィット「オイオイ！ BULLET CLUBは、俺たちのやりたいようにやる。俺たちBULLET CLUBは、俺たちのやりたいことだけやる。タナハシ、神戸では、俺たちが新しいナンバーワンだ！」

※トンガ、ブカネロ、ファレはノーコメント

ドラダ「デヴィット！ブカネロ！タマ・トンガ！このままで終わると思うなよ！」

真壁「オイ、オマエらよ、最終戦の覚悟、できてんだろうな？神戸って舞台でよ、テメーら、まともに引き下がると思うか?! まともにリング降りると思うなよ！俺、前に言ったよな？『ケンカのやり方教えてやる』って。オイ、それだけだ」

ライガー「俺たちは負けねぇ。何度挑戦して、何度やられようが、何度でも挑戦する。心は絶対に折れない！それは青義軍と俺たちの、全員の共通した気持ちだ。絶対に心は折れない。何度でも挑戦する」

棚橋「何があっても、正攻法は外れちゃいけないと思っていた。けど、ショックが必要。人格変えるくらいの。神戸の試合は、そういうショックを与えるから。人格変えるくらい。“デヴィちゃん”に戻るくらい。期待しといて。俺は、振り切っていくから。BULLET CLUB全員が『逸材には、かないません』って、言わせるから」

※キャプテンはノーコメント