休憩をはさんで、この日の『NEW JAPAN CUP 2017』1回戦がいよいよスタート。まず、第6試合では、ジュース・ロビンソンと高橋裕二郎が激突する。
この日も前日の愛知大会同様、黒いボンテージファッションに身を包んだ裕二郎ガールのPETERさんを帯同し、不敵な笑顔で入場をはたした裕二郎。一方、『NEW JAPAN CUP』初出場となったジュースは観客の声援に応えながら、気合満点の表情でリングイン。
試合は、裕二郎がつっかけてスタート。ジュースはコーナーでショートレンジの串刺しラリアットを連射する。さらに早くもキャノンボールを狙うが、これは裕二郎が回避。
しかし、場外でPETERさんに元気をもらった裕二郎は、ジュースにラリアット、ブレーンバスターで先制する。
リングに戻った両者。裕二郎は、ジュースにパンチのラッシュ。さらにスライディングレッグドロップを発射し、張り手からスリーパーホールドでグイグイ締め上げる。
ジュースは反撃のドロップキックを狙ったものの、これは不発。裕二郎は、串刺しのフロントハイキックを放つが、ジュースもバックスピンキックで反撃。さらに得意のパンチ連打からバックブリーカー、河津掛け、ジャンピングセントーンと一気に畳み掛ける。
だが、裕二郎もフェイスバスター、低空ジャンピングキック、フィッシャーマンズバスターで巻き返す。ジュースも一瞬のスキから必殺のパルプフリクションを狙うが、裕二郎はリバースDDTに切り返してみせる。
勝機と見たか、裕二郎はジュースにフロントハイキック、さらにマイアミシャインを爆発させてペースを握る。
さらにかつてのフィニッシュホールドである東京ピンプスを狙ったものの、これはジュースがなんとか切り返す。そしてジュースはコーナーに振って串刺しラリアット、さらにキャノンボールを狙うが、今度も裕二郎は回避に成功。
だが、ジュースは裕二郎のトラースキックをキャッチしてナックルパートで逆襲。裕二郎もフロントハイキックを放つが、ジュースはカウンターのラリアットを爆発させる。
試合終盤、ジュースは大きなモーションからのパワーボムを炸裂! 続いて必殺のパルプフリクションをズバリと決めて、裕二郎から完璧な3カウントを奪取。実力者・裕二郎を下して2回戦に進出した。