Road to DESTRUCTION

日時: 2013年9月27日(金) 17:30開場　18:30開始
会場: 山口・バタフライアリーナ（柳井市体育館）
観衆: 1,300人

第1試合 20分1本勝負

田中翔
アレックス・シェリー

境界線

レフェリー｜佐藤健太

MATCH REPORT

　9月29日神戸でTAKA&タイチと対戦するKUSHIDA＆シェリーが登場。
　
　タイガーとKUSHIDAの先発で試合が始まり、タイガーがヘッドロック、ショルダータックルで先制。それでもKUSHIDAは、風車式バックブリーカーとハイキックを回避し、水面蹴りを発射。だが、ジャンプでかわしたタイガーがローリングソバットでKUSHIDAを場外へ吹き飛ばし、フィンタで場内を盛り上げた。
　ところが、替わった田中がKUSHIDAとシェリーの連携プレーで失速。KUSHIDAの首4の字固め、KUSHIDAとシェリーの腕折り攻撃、合体ブレーンバスターなどで苦しめられる。
　続いてKUSHIDAがキーロックを極めると、田中がパワーで持ち上げ、変型バックドロップで逆襲。タイガー対シェリーとなり、タイガーがドロップキック、風車式バックブリーカー、タイガードライバーとラッシュをかける。
　次にタイガーはムーンサルトプレスを繰り出し、シェリーの回避行動を呼んで安全に着地。そして、回転十字固めで押さえ込むものの、KUSHIDAがカット。
　するとシェリーが、カウンターエルボー、ローリングエルボーで巻き返し、スイッチしたKUSHIDAがスワンダイブ攻撃に行く。だが、タイガーが下からのドロップキックで迎撃し、田中とタッチ。その田中は、KUSHIDAに逆エビ固めで追撃。そして、タイガーの串刺しハイキックから串刺しバックエルボーに繋ぎ、変型アバランシュホールドで叩きつける。
　続いてタイガーと田中は合体攻撃を狙うが、KUSHIDAがハンドスプリングエルボーでまとめてなぎ倒す。それでも田中は、シェリーの踏み台攻撃を回避し、ドロップキックをKUSHIDAとシェリーに連発。さらに、スクールボーイと首固めでKUSHIDAに3カウントを迫る。
　だが、KUSHIDAがショルダースルーで田中を投げ捨て、逆エビ固めから逆片エビ固めへ移行。これをタイガーがカットすると、シェリーがマンハッタンドロップで動きを止め、KUSHIDAが低空ドロップキックをお見舞い。そして最後は、合体技OUTATIMEで田中を沈めた。

COMMENT

KUSHIDA「吉田松陰先生も、見てくれたかな？今日の俺たちの新しい必殺技、瞬間時空移動装置『OUTATIME』だ！」

シェリー「タイチ、TAKA、あと2〜3日で神戸での挑戦者決定戦だ。これはIWGP Jr.タッグを取り戻すという第1ステップだ。そして俺たちは、タッグのタイトルを保持し続ける。それは俺たちタイムスプリッターズが世界一、ベストなタッグチームだということだ」

KUSHIDA「神戸で、TAKA、タイチを必ず倒して、（フォーエバー）フーリガンズ（ロッキー・ロメロ＆アレックス・コズロフ）が持つIWGP Jr.タッグ、俺たちが取り戻す！そして、タイムスプリッターズも、この俺たちの手の中にある時間も、決して止まらない！」

シェリー「チクタク、チクタク」

タイガー「柳井はここ何年間か、ものスゴく応援してくれるというか、僕も営業に入って、この柳井という街がスゴく好きで、いつも街の方には感謝しています。でも柳井という場所は、どうしても結果が出せない場所なんですよね。この田中も、徳山出身で、彼にも今日は応援いっぱいあったんだけどね、もっともっと彼がこの山口という自分の生まれ故郷を、自分で盛り上げるという気になってもらって。彼がこれからの新日本を引っ張っていかなきゃいけないわけだから。もうちょっと自分の魂を込めて。（東北）楽天（ゴールデンイーグルス）の優勝した言葉じゃないけど、魂を込めて試合をして、そして勝ちを獲ってもらいたいですね」

田中「Jr.のトップのタイガーさんと組ませてもらっても、全然結果を残せない。この柳井のバタフライアリーナは、俺が大学生の時に、ファンとして観に来たところだ。その時の第1試合は、高橋広夢先輩と金本浩二。渡辺さんも練習生で、売店の方に立っていた。でも今は、俺がこうやって第1試合で闘っている。これからどんどんどんどん変化をつけて、上に昇って行きたいと思います！ありがとうございました」