Road to DESTRUCTION
- 日時
- 2013年9月14日(土) 17:30開場 18:30開始
- 会場
- 東京・後楽園ホール
- 観衆
- 2,015人(超満員札止め)
MATCH REPORT
矢野と鈴木が先発し、矢野がペットボトルの水を持ち出す。ところが、鈴木がそれをトーキックで吹き飛ばし、矢野を後退させる。そこから鈴木は場外戦を挑むが、矢野が反対に鉄柵へ叩きつけた。
中邑対ベンジャミンの場面。ベンジャミンが腕を取ると、中邑がトップロープを利用した前方宙返りで脱出。そして、腕を取り返すが、ベンジャミンがトップロープで反動をつけ、バク転で切り返した。
矢野対ベンジャミンの場面。控えの鈴木がロープワークを妨害し、場外戦が勃発。鈴木と矢野、中邑とベンジャミンが激しくやり合う。そして、鈴木がエプロンに寝た体勢で腕ひしぎ逆十字固めを極め、矢野の動きが完全にストップしてしまう。
矢野がリングへ戻ると、ベンジャミンが変型腕固め、鈴木がトップロープを悪用した腕折り攻撃で追い討ち。さらに鈴木が、フライングメイヤー、背中へのローキック、チキンウィングアームロックで追い込む。そしてベンジャミンは、矢野のブレーンバスターを切り返し、ネックブリーカーで叩きつける。
苦しい時間の続いた矢野だったが、コーナー最上段に座ったベンジャミンの足を引っ張って転倒させ、ようやく脱出に成功。タッチを受けた中邑がベンジャミンをコーナー最上段に据え、ランニングニーアタックを見舞う。
しかしベンジャミンは、カウンター変型諸手刈りで流れを変え、トラースキック、ジャーマンスープレックスホールドで追撃。そして、フェイント式ニールキックをかわすが、今度は中邑がベンジャミンのスピンキックを回避。続いて、延髄斬りからボマイェを発射するが、ベンジャミンが素早く足を取り、アンクルホールドで捕獲した。
中邑対鈴木の場面。鈴木が、串刺しフロントハイキック、ランニングローキック、ローキック連射。しかし中邑は、蹴り脚を取らせての延髄斬りで逆襲。
矢野対鈴木の場面。矢野がニュートラルコーナーのクッションを外し、金具に向かって鈴木をスローイングする。そして、YTRアピールを開始するが、衝突を回避した鈴木が背後から妨害。
次に鈴木は、矢野を金具へ叩きつけ、串刺し攻撃に行く。しかし、矢野にかわされて自分が金具へ激突。それでも鈴木はYTRアピールを再び妨害するが、矢野が後ろ髪を掴んで引き倒し、今度こそアピールを成功させた。
怒った鈴木は、張り手連打で矢野の動きを止め、スリーパーホールド。さらに、急所攻撃をかわし、アキレス腱固めを極めるものの、中邑がカット。すると鈴木は一本足頭突きに行くが、矢野が切り返して逆さ押さえ込みを狙う。これを鈴木が踏ん張ると、急所にバックキックを浴びせた。
ここでベンジャミンが乱入すると、中邑がジャンピングカラテキックで排除。しかし、鈴木がスリーパーホールドで捕獲し、ゴッチ式パイルドライバーの体勢に入る。ところが、矢野が背後から近づき、ペットボトルの水を頭から浴びせた。
激怒した鈴木は、矢野にマウントエルボーを連打し、頭部へストンピング。さらに、トップロープ越しでスリーパーホールドを極め、止めに入ったマーティー浅見レフェリーを場外へ放り捨てる。収拾不可能と判断した浅見レフェリーが、反則負けを取った。
試合後、なおも鈴木がスリーパーホールドを極め続けると、中邑がリングへ飛び込む。ところが、ベンジャミンがペイダートでKO。一方、鈴木もさらに矢野を絞めつけ、完全にKOしてしまった。
その後、ベンジャミンはICベルトを勝手に持ち出し、動けない中邑へ見せ付ける。そして、何の罪もない尾崎仁彦リングアナウンサーにまで手を出した。
COMMENT
※中邑、矢野はノーコメント