前日と同カードとなった第4試合は、9月29日神戸で行なわれるIWGPIC戦・中邑vsベンジャミン、シングルマッチ・矢野vs鈴木のダブル前哨戦。
　
　クリーンブレイクした矢野が、デニーロポーズ。そして、ペットボトルの水を鈴木にぶちまける。これで鈴木は激怒するが、矢野が鉄柵に叩きつけた。
　YOSHI-HASHI対タイチの場面。タイチとTAKAが合体攻撃を狙うものの、YOSHI-HASHIがその動きを利用し、TAKAをヘッドシザースホイップで場外に落とす。そして、タイチもヘッドシザースホイップで場外に追いやると、トペフェイントで場内を沸かせた。
　邪道対TAKAの場面。邪道が逆水平チョップを打ち込むたびに、「Woooo！」と絶叫。さらに、サミングをブロックするが、TAKAは反対の手でサミング。それでも邪道はショルダータックルでTAKAを倒し、またもや「Woooo！」と叫んだ。
　ところが、控えの鈴木が邪道のロープワークを妨害し、トップロープ越しの腕ひしぎ逆十字固め。これを合図に激しい場外乱闘となり、鈴木軍がCHAOSを圧倒。そして、中邑を叩きのめしたベンジャミンが、本部席からマイクを奪い、勝手に場外カウントを数える。それを中邑が妨害したものの、ベンジャミンが返り討ちにし、なおもカウントを続行した。
　これで鈴木軍が邪道を捕獲し、TAKAとタイチがトレイン攻撃、タイチが急所攻撃。さらに、ベンジャミンが串刺しジャンピングボディアタック、サイドバスター、鈴木が張り手を見舞うと、邪道は時間差でダウン。そして、鈴木がアキレス腱固めで捕獲し、カットに入ったYOSHI-HASHIにもアキレス腱固めを極める。
　劣勢の続いた邪道は、カウンタートーキックで鈴木の動きを止め、パントキック、ビューティフルスパイクで逆襲。
　これでようやくタッチを受けた矢野が、金具がむき出しになったコーナーへ鈴木をスローイングする。しかし、寸前で回避した鈴木が、矢野のYTRアピールを妨害。そして、矢野を金具へスローイングするが、切り返されて自分が激突。それでも、再びYTRアピールを阻止する。だが、矢野が後ろ髪を掴んで鈴木を引き倒し、今度こそYTRアピールを成功させた。
　続いて矢野は鬼殺しを狙うが、鈴木が脱出してスリーパーホールド。そのまま矢野を自軍コーナーへ引き込んだ。
　中邑対ベンジャミンの場面。ベンジャミンがカウンター変型諸手刈り、トラースキック、ジャーマンスープレックスホールド、スピンキックとラッシュ。対する中邑は、フェイント式ニールキックで流れを掴み、バイブレーション式踏みつけ攻撃から串刺し攻撃に行く。だが、ベンジャミンが回避し、アンクルホールドで逆襲。
　中邑対タイチとなり、鈴木軍がトレイン攻撃を開始。タイチの串刺しジャンピングハイキック、TAKAの串刺しジャンピングニーアタック、鈴木の串刺しフロントハイキックから、ベンジャミンが再び変型諸手刈りをさく裂させる。
　ここでタイチはショートタイツ姿に変身し、トラースキックをお見舞い。そして、TAKAと一緒にダブルトラースキックを放つが、かわした中邑がTAKAにフロントハイキック。それでもタイチはタイチ式外道クラッチを繰り出すが、邪道がカット。
　すると、鈴木が乱入し、スリーパーホールドからゴッチ式パイルドライバーの体勢に入る。だが、矢野がカットに入り、コーナーの金具へぶつけた。
　その後、タイチが中邑の後頭部へキックをお見舞い。さらに、中邑を挑発するように体を思い切りそらし、突進する。ところが、中邑がジャンピングカラテキックで迎撃。そして、体を思い切りそらせると、ボマイェでタイチを仕留めた。