Road to DESTRUCTION

日時: 2013年9月13日(金) 18:00開場　19:00開始
会場: 埼玉・所沢市民体育館・サブアリーナ
観衆: 1,100人（満員）

第3試合 20分1本勝負

渡辺高章
アレックス・シェリー

境界線

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

　前日に引き続き、中西＆KUSHIDA＆シェリーのトリオが登場。
　
　タイガーとKUSHIDAの先発で試合開始。タイガーがリープフロッグでKUSHIDAを場外へ追いやり、フィンタで場内を沸かせた。
　永田対中西の場面。手四つの力比べから、永田がダブルリストアームサルト。その後、永田がキック、中西が逆水平チョップを交互に打ち合い、永田がフェイント式低空ドロップキックを見舞う。しかし、中西もすぐにスピアーでやり返した。
　渡辺対シェリーの場面。渡辺が、ショルダータックル、アームホイップ。しかし、KUSHIDAが素早くタッチを行ない、シェリーとの連携攻撃で渡辺をストップさせた。
　ここからKUSHIDAが渡辺の腕に集中攻撃を仕掛け、シェリーもその流れに乗る。そして、シェリーがカウンターバックエルボー、KUSHIDAがハンドスプリングエルボーで追撃。
　さらにシェリーとKUSHIDAは連携攻撃を繰り出すが、渡辺が途中で脱出し、シェリーにカウンターサイドスープレックス。これでようやくタッチを受けたタイガーは、タイガードライバー、風車式バックブリーカーでシェリーに追撃。そして、回転十字固めで押さえ込むも、カウントは2。その後、タイガーがローリングソバットを浴びせたが、シェリーは強烈な延髄斬りで巻き返した。
　永田対中西の場面。永田が、ミドルキック3連射、カウンターフロントハイキック。対する中西は、のど輪ラリアットで逆襲し、野人ダンスラリアットからアルゼンチンバックブリーカー。だが、永田が脱出し、エクスプロイダーで投げ捨てた。
　渡辺対中西の場面。渡辺が、左右のエルボー連打、ランニングエルボー。ここから永田組のトレイン攻撃となり、タイガーがハイキック、永田が串刺しフロントハイキック、渡辺が串刺しバックエルボー、そしてブルドッキングヘッドロック。
　続いて永田が、ランニングフロントハイキックでアシストし、渡辺と共に合体ブレーンバスターを狙う。しかし、中西が踏ん張り、反対に2人を投げ捨てた。
　すると、KUSHIDAとシェリーが得意の連携を繰り出し、KUSHIDAの低空ドロップキックがタイガーにヒット。その直後、2人は同時にプランチャを敢行し、タイガーと永田を分断。
　リング上の中西は、渡辺にヘッドバット。それでも渡辺は追走式バックエルボーで反撃するが、中西がカウンター一本足ハンマーでなぎ倒し、上からドン！でとどめを刺した。
　
　試合後、勝者チームの中西＆KUSHIDA＆シェリーがリングへ残留。ネット対戦型プロレストレーディングカードゲーム「キングオブプロレスリング」のクイズ大会で、プレゼンターを務めた。

COMMENT

KUSHIDA「今シリーズ、見たか？全勝だ」

シェリー「今シリーズ、タイムスプリッターズの負けはゼロだ。それはこれからも続く。フォーエバーフーリガンズと、鈴木軍のTAKA、タイチには、1年前の『SUPER Jr.タッグリーグ』の時のように、俺たちがオマエらを倒す！さぁ、かかってこい」

KUSHIDA「TAKA、タイチがなんか言ってるな?! 『オマエら何回挑戦してるんだ？』って？よく考えてみろ。挑戦したのは、今年の6月の大阪、ただ1回だけだ。それまではチャンピオンだったからな。TAKA、タイチは、山形で1度挑戦して、イーブンじゃないか。次の挑戦者決定戦で、文句なく3カウント、『参った！』言わせて、フーリガンズとのタイトルマッチに、駒を進めるぜ！」

シェリー「チクタク！チクタク！」

※中西はノーコメント

タイガー「KUSHIDA、シェリー、タイチ、TAKAで、勝手にIWGP次期挑戦決定とかなんかって言ってるけど、どっちも実績そんなにないんだぞ？俺らがいま（プロレスリング・）ノア行って、ベルト獲ってきて、しっかりとした実績を残してこっち戻ってきてるんだ。新日本の看板背負って、ノアに行って戻ってきてやってるんだ！なんで俺らが挑戦者決定戦の名前にも入らないんだ?! どういうことなんだ?! 会社が決めてるのかなんなのか、俺は聞きたいよ！俺らは実績残してるんだ。あの2人は実績もないんだ。確かに、シェリー、KUSHIDAはベルト獲ってるかもしれないけど、すぐ獲られてんじゃねぇか！タイチ、TAKA、あの2人にはなにがあるんだよ？ふざけんな！ホントに！」

永田「ナベ、大丈夫か？ナベちゃんは、ヘビー級戦線に、今年からどんどん入ってるけど、いいか、中西学を完璧にブン投げてこそ、初めてヘビー級の証明だから。もっとパワーアップして、今の動きを、今以上にして、かんばれ！」

渡辺「ハイ！ありがとうございます！やります！」

永田「中西学を投げてみろ！最高のヘビー級だよ」

渡辺「いま永田さんに言われた通りだよ！俺がヘビー級にいく証明として、中西学をブン投げてやるよ！ここで終わらねぇぞ！俺の勢いは止まらねぇからな！クソ！」