【退場順】
1.×邪道（10分31秒　体固め）鈴木みのる○
2.○矢野通（12分01秒　オーバーザトップロープ）鈴木みのる×
3.×矢野通（12分54秒　オーバーザトップロープ）TAKAみちのく○
4.○石井智宏（12分58秒　オーバーザトップロープ）TAKAみちのく×
5.○石井智宏（13分07秒　ラリアット→エビ固め）タイチ×
6.×石井智宏（13分59秒　オーバーザトップロープ）シェルトン・X・ベンジャミン○

　CHAOSvs鈴木軍のイリミネーションマッチ。9月29日神戸で行なわれるIWGP IC戦・中邑vsベンジャミン、シングルマッチ矢野vs鈴木のダブル前哨戦でもある。
　
　鈴木軍の奇襲で試合開始。鈴木が矢野、ベンジャミンが中邑に襲い掛かる。
　一方、リング上では石井がTAKAを捕まえ、逆水平チョップ連射。さらに中邑が、膝蹴り、ニードロップで続いた。
　邪道対鈴木の場面。鈴木の猛攻にフラフラとなった邪道が、何とかダウンせずに持ちこたえる。だが、追撃を食らって今度こそ前のめりにダウンしてしまい、場外戦で完全に動きが停止。
　リングへ戻った邪道は、TAKAとタイチのトレイン攻撃、タイチの急所攻撃などを浴び続け、大ピンチに陥る。そして、タイチがトラースキックからフォールに行くも、中邑がカット。
　さらに、ベンジャミンと鈴木が同時に邪道へアンクルホールドを極め、ベンジャミンはカットへ入った中邑もアンクルホールドで捕獲。それでも邪道は、TAKAとタイチを同士討ちさせ、TAKAにラリアットをお見舞い。そして、セカンドロープを利用したDDTをTAKAとタイチに同時発射する。
　続いて邪道は、ビューティフルパントキックを放つが、回避した鈴木がアンクルホールドで捕獲。さらに、スリーパーホールドからゴッチ式パイルドライバーで突き刺し、邪道を失格させた。
　その直後、矢野がリングへ飛び込み、鈴木をスクールボーイで丸め込む。しかし、返した鈴木がアキレス腱固めで矢野を捕まえ、カットに入った石井にも反対の腕でアキレス腱固めを極める。
　それでも矢野は、鈴木の後ろ髪を掴んで引き倒し、YTRアピールを開始。ところが、その途中で鈴木が妨害に入り、スリーパーホールドで捕獲。そして、ゴッチ式パイルドライバーの体勢に入るものの、矢野はレッドシューズ海野レフェリーにしがみついて回避。そして、突進してきた鈴木をショルダースルーでエプロンへ追いやり、そのまま場外へ転落させた。
　ここで矢野は再びYTRアピールを試みるが、今度はTAKAが妨害。すると、矢野がTAKAとタイチを衝突させ、オーバー・ザ・トップロープを狙う。しかし、鈴木が乱入し、エプロンから矢野にスリーパーホールド。そして、そのまま逆落としのように引っ張り込み、場外へ転落させた。
　その直後に飛び込んだ石井が、タックルでTAKAを場外へ吹き飛ばし、オーバー・ザ・トップロープで失格させる。そして、タイチをラリアットで薙ぎ倒し、3カウントを奪取した。
　これで1人残りとなったベンジャミンが、石井にアンクルホールド。さらに、カットに入った中邑をネックブリーカーで蹴散らす。そして、ショルダースルーで石井をエプロンへ追いやると、トラースキックで場外に落とした。
　これで中邑とベンジャミンの一騎打ちとなり、中邑がバイブレーション式踏みつけ攻撃で先制。さらに、ベンジャミンをコーナー最上段へ固定し、ランニングニーアタックを2連発で見舞う。
　だが、ベンジャミンが3発目のニーアタックを回避し、ダイビングネックブリーカーで逆転。そして、遠心力を利用したバックスピンキックで追撃するが、中邑も負けじとカウンタージャンピングカラテキックで反撃。
　続いて中邑は、バッククラッカー、リバースパワースラムで追い討ちし、ボマイェを発射。しかし、ベンジャミンが超低空タックルで足を取り、アンクルホールドで捕獲。すると中邑は、延髄斬りで逆襲し、ジャンピングボマイェで追撃。
　ここで中邑はとどめのボマイェに行くが、ベンジャミンがカウンターでペイダートをさく裂させ、3カウント奪取。ベンジャミンの1人残りで、鈴木軍の勝利となった。
　
　試合後、鈴木軍が石井と中邑をリング上から排除。さらに鈴木は、矢野の主演DVDをへし折った。

タイチ「ついさっき成田に着いて、この調子だよ。余裕だな。今日はなんで勝ったってか？　AKBが来てっからだよ。負けるわけねぇ」
 
中邑「ヒ、ヒヒヒ!! まったく…!! （頭を指さして）学びがねーぜ、この俺様も!! 正直言って、シェルトン。よくぞここまで……追い詰めてくれるぜオイ？　言ってやるぜオイ、おまえは強い。ああ、そして…苦手だなぁ〜。たぐいまれな運動神経。人種的な強さを感じるよ。ファ○ク!! どうやったら、勝てるかな。シェルトン、X!! ベンジャミン!!」
※矢野、石井、邪道はノーコメント