ブシモ Presents G1 CLIMAX 23
- 日時
- 2013年8月11日(日) 13:30開場 15:00開始
- 会場
- 東京・両国国技館
- 観衆
- 11,500人(超満員札止め)
■勝利者インタビュー
——超満員の両国国技館で優勝旗を振り回した気持ち、いかがでしたか?
内藤「俺、欠場期間中、『どうせ、みんなはもう、俺のこと忘れてるんだろうな』って思ってました(※否定する大歓声)。『俺がいなくても、みんな何も思わずに、普通に新日本プロレスを見てるんだろうな』と思ってました。お客さんを、俺、信用してなかったッス。でも、復帰して、大した動きもできないのに、ケガばっかして、ヘタな試合ばっかして、それでも、こんだけ大声援でいつも応援してくれて、ホントにありがとうございます!!(※大拍手&大歓声&大内藤コール)」
——「お帰り」の声と共に大「内藤」コールです!
内藤「(※涙声で)いや、もう、この何ヶ月間の苦しみが、吹っ飛びました。本当に、最高の空間でした(※大拍手)」
——棚橋選手との闘いの中で、膝を集中攻撃される場面もありましたが?
内藤「『もう、膝は壊れてもいいな』と。どっかの選手が『プロレスに右膝1本くれてやる』とか言ってたよね?俺は、プロレスのためじゃない。プロレスを応援してくれる皆さんのために、膝の1本や2本、くれてやろうと思って闘っていました!(※大拍手)」
——ちょうど1年前、8月7日仙台で右膝じん帯断裂がありました。あの日、仙台に戻って来て、涙を見せた内藤選手です。いま、こうして優勝して両国の超満員のファンに包まれて、ファンの温かみを改めて感じたのでは?
内藤「『ファンに助けられた』とか『ファンの声援が力になった』とか、『なんか、そういうのどうなのかな!?』って正直、思ってました。でも、自分が苦しい状況になったとき、ホントにファンの皆さんの声援が力になって、今日、最後まで頑張れました。ホントにありがとうございました!(※大拍手)」
——これからは『G1』チャンピオンとして追われる立場になりますが?
内藤「『G1』チャンピオンかもしれないけど、俺には借りがいっぱいあるんで。IWGP?オカダ・・・いや、その前に! まーずーは! NEVER(無差別級王座)、俺は、田中(将斗)から行きたいと思います(※大拍手)」
——NEVERのベルトを獲って、その先を見据えた目標ですね?
内藤「俺自身、納得してないんで! しっかり闘って! 田中を倒して! IWGPのベルトに挑戦します!(※大拍手)」
——最後にマイクをお渡しします!
内藤「(※大・内藤コール)テレビ、インターネット、映画館でご覧の皆様、そして! 今日、この最高の空間を作ってくれた会場の皆様!最後までご観戦ありがとうございました!(※大拍手) どんな夢でも、諦めなければ可能性はゼロじゃない。あきらめなければ、道が自然とできて行くと俺は思います。俺の夢は!新日本プロレスの主役になること。簡単な道じゃない。険しい。『やっぱりムリだろう』って思うでしょ? だからこそ! 俺は! チャレンジしたい。だからこそ、あきらめずに、夢を追い続けたい。誰に!誰に何を言われても! かまわない。俺の夢は変わらない。新日本プロレスの! 主役は! 俺だ!(※大拍手)」
ここで尾崎仁彦リングアナウンサーが内藤の名前をコールすると、ブルーのテープがキャノンで発射され、リング上へ降り注いだ。