ブシモ Presents G1 CLIMAX 23

日時: 2013年8月8日(木) 17:30開場　18:30開始
会場: 神奈川・横浜文化体育館
観衆: 5,500人（超満員）

第2試合 30分1本勝負
「G1 CLIMAX 23」Bブロック公式戦

飯伏幸太
高橋裕二郎

境界線

(3勝3敗=6点)
(3勝3敗=6点)

08分45秒　東京ピンプス→片エビ固め

レフェリー｜佐藤健太

MATCH REPORT

　3勝3敗で並ぶ飯伏と高橋が激突するBブロック公式戦。
　
　高橋はセクシータレントの河西あみ、彩佳リリスを引き連れて登場。さらに、飯伏を“むっつりスケベ”呼ばわりしてバカにすると、自信たっぷりに「これマジ！」のフレーズを決めた。
　
　試合開始直後、高橋が飯伏の髪の毛を引っ張り、手に噛みつく。しかし飯伏は、ドロップキックで逆襲。場外に落ちた高橋は、リングサイドで観戦中のセクシータレントたちにしがみつく。
　リングへ戻った高橋は、リープフロッグを狙う飯伏を受け止め、パワースラムで投げる。そして、ボディスラム、顔面かきむしり、逆水平チョップ連射、ランニングフロントハイキック、フィッシャーマンバスターなどで一方的に攻め立てる。
　だが、飯伏はバックスープレックスで流れを変え、フランケンシュタイナーで逆転に成功。これで高橋が場外に落ちると、コーナー2段目からムーンサルトアタックを食らわせた。
　飯伏の攻撃は続き、ドロップキック、ローリングソバット、その場飛びカンクーントルネード。すると、高橋が串刺しラリアット、串刺しフロントハイキックで反撃するが、飯伏がハイキックを叩き込む。
　次に飯伏はラストライドの体勢に入るが、高橋が脱出し、カウンターラリアットをお見舞い。そして、東京ピンプスを仕掛けるものの、飯伏が回避してオーバーヘッドキック、高速ジャーマンスープレックスホールドで逆転。
　さらに飯伏はハイキックを放つが、高橋がかわしてインカレスラム。そして、ぶっこ抜きジャーマンを繰り出すも、バク転で着地した飯伏が打撃ラッシュを浴びせる。ところが、高橋が強引に飯伏へ組みつき、急角度のぶっこ抜きジャーマンで叩きつける。そして最後は、東京ピンプスで飯伏にとどめを刺した。

COMMENT

裕二郎「この男のさ、モテない男のジェラシーっていうのを今シリーズ、感じてるよ。知ってる？　とくに客だよ客。ま、飯伏もそうだろうけど。俺がこんなに女にモテるからって嫉妬すんなよ！　俺はよ、女にモテるために努力してんだよ！　テメーら、なんかしてんのか、オイ。なんもしてねーだろ？　このブサイクどもがよ、ひがんでんじゃねーよ？　くやしかったらよ、俺みたいによ、あんな綺麗なオネェちゃんの一人や二人、連れてこいよ、会場に。…これ、マジ！」

——これで4勝4敗となりましたが？
飯伏「あ〜あ。そうッスね。一番、この負けは痛いかな。不戦勝は、アクシデントなんで、偶然。逆に天山さんがケガしてなかったら、自分は今の時点で、決勝出れないわけですよね？　この1敗は痛いですね」
——残り1戦に向けて、どうですか？
飯伏「全力を。毎回全力ですけど、ホント全力を出し切るだけです」
——高橋選手を研究したりした？
飯伏「最初はいろいろ研究したりしようと思ったんですけど、今回G1は何も考えてないです。とりあえず、全部全力でやるだけです。すいません、負けました。ダメだ（と言って控室へ）」