ブシモ Presents G1 CLIMAX 23

日時: 2013年8月3日(土) 17:00開場　18:00開始
会場: 愛知・愛知県体育館
観衆: 7,500人（超満員）

第8試合 30分1本勝負
「G1 CLIMAX 23」Aブロック公式戦

境界線

(1勝1敗=2点)
(2勝=4点)

レフェリー｜レッドシューズ海野

MATCH REPORT

　正々堂々としたレスリングの攻防でスタート。続いてショルダータックル合戦、さらに胸板を突き出してのチョップ合戦。しかし、ここで後藤がテーピングを巻いている小島の右腕にストンピング。思わず悲鳴をあげた小島を捕まえて、腕固めでしっかりといためつけていく。さらにアームロックでいたぶってから、ロープを使ってエルボーを叩きこんでいった。
　しかし、小島は負傷箇所の右腕でカウンターのエルボーをぶち込んで流れを変えると、さらにラリアットで場外へと後藤を追いやる。そして、場外で鉄柵に叩きつけると、続いてエプロンでのDDTだ。リングに戻るとネックブリーカー、キャメルクラッチ式のフェースロックで後藤の首にダメージを与えていく。チョップで反撃してきた後藤をチョップで黙らせ、DDTで反撃を許さない。
　
　勢いに乗る小島はコーナーでマシンガンチョップ。そして、エルボーアタックを決めて、いっちゃうぞエルボーをしっかりと決めてみせた。エルボーで反撃してくる後藤をエルボー連打から、ローリングエルボーで黙らせにかかった小島。
　しかし、ここで後藤は頭突きで反撃。たまらずダウンした小島にミドルキック連打から、村正で追撃だ。そして、コーナーに上った後藤。追いかけてきた小島を頭突きで動きを止めると、雪崩式の回天を発射。さらに牛殺しの必殺フルコースを繰り出した。
　
　小島も後藤のブレーンバスターを後方に着地し、背後からラリアットを発射。後藤より先に立ち上がるとコジコジカッターで反撃。ここでウェスタンラリアットに出た小島。しかし、後藤は小島の右腕に自らラリアットを叩きつけて食い止める。続く時間差ラリアットはかわされたが、ラリアットの打ち合いを制して、遂に小島をなぎ倒すことに成功。そして、裏昇天を決めると、カウント2で返した小島にトドメの昇天・改！　ズバリと決めて、後藤が3カウントを奪った。

COMMENT

後藤「よし。2勝目だ。いい感じじゃない？まあ徐々に肉体的ダメージも、精神的な苦痛も増えてきてるけど、それ以上に今回の『G1』に対するモチベーション、俺はまったく落ちてないから」

小島「アーッ！　クソ！　あ〜悔しい!!　痛ぇ！　アイツは本物だよ！　悔しいけど、アイツは本物だよ！　チキショー！　クソ！　俺は、アイツが近未来で頂点獲るのが見えるよ。ただ、俺は、そこに絶対にたどり着いてやっから！　だって俺は、たったの42歳！　たったの、キャリア22年だよ」