吉野家Presents KIZUNA ROAD 2013
- 日時
- 2013年7月20日(土) 15:30開場 17:00開始
- 会場
- 秋田・秋田市立体育館
- 観衆
- 4,075人(超満員)
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第3試合 60分1本勝負
IWGPタッグ選手権試合- (第62代王者組)
- (挑戦者組)
※2分54秒両チームリングアウト。菅林社長裁定で延長再試合、天山&小島が2度目の防衛に成功。レフェリー|タイガー服部
MATCH REPORT
トンガとスパーリングを繰り広げていたデヴィットは、大声で寺川アナを威嚇。さらに、アンダーソンをオカダに見たて、レインメーカーを回避するアクションを披露した。
そこから始まった第3試合は、IWGPタッグ王者組の天山&小島と“ベルト泥棒”の矢野&飯塚が激突するタイトルマッチ。
試合開始前、飯塚がまたもやテレビ朝日の実況席を襲撃。野上慎平アナウンサーを引きずり回し、上半身裸にしてしまった。
その後、天山組が入場すると、矢野組が奇襲を仕掛けて、激しい場外乱闘で試合がスタート。ところが、そのまま誰もリングへ戻らず、両者リングアウトの裁定が下ってしまった。
場内が騒然とする中、天山が再戦をマイクアピールし、場内が大きな「もう1回」コールに包まれる。
そして、タイガー服部レフェリーがリングサイドの菅林直樹社長に確認を取り、再試合が始まった。
再び勃発した激しい場外乱闘のあと、矢野組が天山を捕獲。クッションを外して金具がむき出しになったコーナーへ叩きつけると、2人がかりの踏みつけ攻撃で追い討ち。
天山の劣勢は続き、飯塚が執拗なチョーク攻撃で追撃。さらに矢野が、モンゴリアンチョップで挑発する。
しかし天山は、ブレーンバスターを仕掛けた矢野を反対に投げ捨て、ようやく脱出に成功。タッチを受けた小島が、逆水平チョップ乱射、串刺しジャンピングエルボー、「いっちゃうぞバカヤロー!」からのダイビングエルボードロップ、エルボー連打、DDTで矢野に追い討ちをかける。
だが、矢野がカニばさみで小島を転倒させ、コーナーの金具へぶつける。そして、ラリアットを放つも、小島が腕へのラリアットで迎撃。そして、ウエスタンラリアットを狙うが、矢野がハンマースルーを切り返し、飯塚が場外からイス攻撃。
それでも小島は、コジコジカッターで反撃し、天山とスイッチ。その天山は、モンゴリアンチョップ連射、串刺しラリアット、カーフブランディングで飯塚に追撃。そして、顔面攻撃にも怯まず、カウンターニールキックに繋ぐ。
ところが、矢野が場外からイス攻撃で介入し、タイガー服部レフェリーを押さえつけて視界をさえぎる。すると、飯塚がイスを拾い、小島と天山を殴打。そして、アイアン・フィンガー・フロム・ヘル装備した右手で地獄突きを放つも、天山が回避してマウンテンボムで逆襲。
続いて天山は、小島とテンコジカッターをさく裂させて飯塚をフォールするが、矢野が服部レフェリーを場外に引き込み、カウントを妨害。その直後、飯塚が急所攻撃で天山に逆襲。
すると、矢野が手錠を持ち出すが、小島が後頭部にラリアットをお見舞い。さらに、矢野の右手を手錠で青コーナーの金具に繋いでしまう。そして、小島が飯塚をラリアットで吹き飛ばすと、天山がムーンサルトプレスでとどめを刺した。
試合後、矢野はまったく身動きができず、天山と小島が堂々とベルトを奪回。矢野が勝手に貼り付けていたDVDを投げ捨てる。
そして、小島がマイクを掴み、「俺たちが秋田で一番有名で、秋田で一番カッコいいタッグチーム、天山・小島、略してテンコジだ!!」と咆哮した。
COMMENT
小島「オッケー! G1 CLIMAXを控えて、これ以上ない勝ち方で結果が出せたんで。とりあえずひとまずタッグはお休みして、G1 CLIMAXに集中して。そこで実績を作って、また違ったテンコジタッグを見せたいと思います。今日の会場の歓声ですか? これだけのなかなかこれないところで、これだけの歓声をもらえるのは、プロレスラー冥利につきると思います。22年やっても、これだけの感動を得られる、プロレスラーでよかったなと」
天山「今日は秋田がシリーズ最終戦やけど、これまで札幌、帯広と北海道回ってきてね。どこいっても、いまはホンマにお客さんの力強い盛り上がり、声援が俺らを支えてくれるしね。今日ももうアカンと思っても、お客さんがヘルプしてくれた。テンコジを支えてくれるお客さん。ホンマに力強いっすよ」
小島「次は、矢野&飯塚がもう一回来てもいいし、ほかの敵でもいいよ。でもタッグチャンピオンは誰にも譲らない!」
※矢野、飯塚はノーコメント