7月20日秋田で行なわれるIWGP IC戦ソンブラvs中邑の最終前哨戦。
　
　その両者が先発して試合が始まり、腕を取られた中邑がバク転で切り返す。すると、ソンブラがヘッドスプリングでさらに切り返した。
　その後、中邑がロープ際で脱力してブレイクすると、ソンブラがハンドスプリングとバク転でフェイント。そして、ヘッドシザースホイップで中邑を場外へ落とすと、トップロープとセカンドロープのあいだに急停止し、さらにフェイントをかけた。
　内藤対高橋の場面。高橋が内藤の手に噛みつき、アバランシュホールドで叩きつける。そして、髪の毛を掴んでいたぶるが、内藤はアームホイップ、低空ドロップキックで報復した。
　本間対邪道の場面。邪道が逆水平チョップをヒットさせるたびに「Woooo！」と叫ぶが、本間の逆襲に遭ってバッタリと前のめりにダウン。しかし、トップロープをずらして本間を場外へ落とす。
　場外戦で痛めつけられた本間がようやくリングへ戻ると、邪道がトップロープを悪用したサミング、中邑が膝蹴り、高橋がカウンターフロントハイキックなどでいたぶり続ける。
　本間の劣勢は続き、中邑が膝蹴り連射、バイブレーション式踏みつけ攻撃で追い討ち。しかし本間は、串刺し攻撃をかわして中邑をコーナーに激突させる。そして、フロントネックロックをブレーンバスターに切り返し、自軍コーナーへ生還。
　ソンブラ対中邑となり、ソンブラがセカンドロープからのフライングボディアタック、パワースラム、ジャーマンスープレックスホールドと畳み掛ける。すると中邑は、カウンターキチンシンクで巻き返し、ソンブラをコーナー最上段に固定。がら空きのボディにランニングニーアタックを見舞うと、リバースパワースラムで叩きつける。
　続いて中邑はボマイェを放つが、ソンブラが回避し、セカンドロープを利用した旋回式ヘッドシザースホイップで逆転した。
　内藤対邪道の場面。内藤がエプロンからの水面蹴り、トップロープ越えの低空串刺しドロップキック、ミサイルキックとラッシュ。しかし、高橋が串刺しフロントハイキックで逆襲し、カウンターラリアット、フィッシャーマンバスターで追撃。
　ここで中邑組がトレイン攻撃を敢行し、高橋の串刺しラリアット、中邑の串刺しジャンピングニーアタック、邪道のトーキックが連続でさく裂。さらに邪道が、パントキック、ビューティフルスパイク、両足をセカンドロープにかけたDDTで追い討ちをかける。
　次に邪道はビューティフルパントキックを放つが、内藤が回避し、ジャンピングエルボーアタックで逆襲。そして、ジャーマンスープレックスホールドを繰り出すが、高橋がカット。
　その高橋を本間が蹴散らすも、中邑のジャンピングカラテキックで戦線離脱。その後、ソンブラがスワンダイブミサイルキックで中邑を場外に追い出し、トペスイシーダで分断。
　一方、リング上では内藤が邪道に蹴り脚を取らせ、延髄斬りをお見舞い。さらに、本間のこけしを呼び込むと、最後はスターダストプレスで決着をつけた。
　
　試合後、ソンブラと中邑が急接近して激しく睨み合い、お互いの胸板を突き飛ばした。

中邑「ソンブラ！　正直、オマエがこんなにたぎらせてくれるとはな！　泣いても笑っても、あとは秋田だ！　俺がたぎるか、オマエがたぎるか。答えはこうだ……イヤァオ!!」
※高橋、邪道はノーコメント
　
ソンブラ「秋田でも、メヒコと同じように、俺のルチャで中邑を倒す！」
※内藤、本間はノーコメント