吉野家Presents KIZUNA ROAD 2013
- 日時
- 2013年7月14日(日) 17:00開場 18:00開始
- 会場
- 北海道・札幌テイセンホール
- 観衆
- 1,650人(超満員札止め)
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第7試合 時間無制限
3軍対抗スペシャルイリミネーションマッチ II 〜新日本プロレス本隊vsBULLET CLUB〜※2人残りでデヴィット組の勝利。レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
(1)×中西(10分50秒 ガンスタン→片エビ固め)アンダーソン×
(2)○ライガー(12分19秒 オーパー・ザ・トップロープ)テリブレ×
(3)×ライガー(13分10秒 オーバー・ザ・トップロープ)トンガ○
(4)○真壁(15分00秒 キングコングニードロップ→体固め)トンガ×
(5)×真壁(16分22秒 オーバー・ザ・トップロープ)ファレ○
(6)△棚橋(19分39秒 両者オーバー・ザ・トップロープ)アンダーソン△
新日本プロレス本隊&CMLL、CHAOS、BULLET CLUBによる3軍対抗イリミネーションマッチの第2ラウンド。
棚橋対デヴィットで試合が始まり、場内が大「棚橋」コールに包まれる。ところが、控えのアンダーソンが試合介入し、棚橋の動きがストップ。たちまち激しいブーイングが飛ぶ。すると棚橋は、カウンターバックエルボー&フライングボディアタックの連続攻撃でデヴィットに逆襲した。
ライガー対デヴィットとなり、ライガーがデヴィット、テリブレ、トンガにスライディングキックをお見舞い。すると、ファレがライガーを羽交い絞めにし、アンダーソンがスライディングキックを発射。しかし、ライガーがかわしてファレに誤爆させ、アンダーソンにもスライディングキックを食らわせた。
真壁対アンダーソンの場面。真壁がアンダーソンとトンガを両腕ラリアットで吹き飛ばし、中西とタッチ。その中西は、テリブレをショルダータックルでダウンさせ、地獄突き、クロスチョップに繋いだ。
キャプテン対トンガの場面。キャプテンがフライング両腕ラリアットをかわされ、デヴィット組の集中攻撃を浴びる。さらに、ファレがボディスラム、デヴィットがトップロープ越しのフットスタンプで追い討ち。
その後もキャプテンは捕まり続け、BULLET CLUBのラフ殺法で痛めつけられる。しかし、フライングボディアタックでアンダーソンに逆襲し、ようやく中西とタッチ。
その中西は、アンダーソンに逆水平チョップ連射、のど輪ラリアット、野人ダンスラリアットで追い討ち。そして、アルゼンチンバックブリーカーで担ぎ上げると、カットに入ったトンガに投げつける。ところが、アンダーソンが野人ハンマーをかわし、即座にガンスタンをさく裂させて3カウントを奪った。
ライガー対テリブレの場面。テリブレが低空ドロップキック、張り手などで攻め込み、ライガーの串刺し攻撃を回避してエプロンへ飛び出す。ところが、直後にライガーが掌底を見舞い、オーバー・ザ・トップロープで失格させた。
ライガー対トンガとなり、トンガが串刺しジャンピングボディアタック、頭部へのエルボー連打。すると、ライガーがカウンター掌底で巻き返し、続いてランニング掌底を放つも、トンガにかわされてエプロンへ飛び出してしまう。そこにトンガがドロップキックを食らわせ、ライガーを失格させた。
真壁対トンガとなり、トンガがジャンピングエルボードロップを投下。しかし、真壁が右ラリアットを放ち、かわされた直後に左ラリアットを浴びせる。そして、串刺しラリアット2連発、頭部へのパンチ連射、ノーザンライトスープレックスホールド、パワースラムで追撃すると、キングコングニードロップでトンガを仕留めた。
これで3対3となり、真壁がファレにショルダータックル。さらに、ファレのラリアットをかわすと、反対にラリアットで蹴散らす。だが、ファレがカウンターバックフリップで逆襲し、グラネードを仕掛ける。これは真壁が回避したものの、ファレが力任せに場外へ放り捨て、失格に追い込んだ。
棚橋対アンダーソンとなり、アンダーソンが噛みつき攻撃、ボディブロー、エルボースマッシュ。タッチを受けたデヴィットが、逸材ポーズからダブルスレッジハンマーを見舞い、強烈な逆水平チョップ、串刺し逆水平チョップで追い討ち。
それでも棚橋は、替わったアンダーソンにエルボー&太陽ブロー&エルボースマッシュの3連打。さらに、フライングフォーアームからスリングブレイドを狙うが、アンダーソンが回避してガンスタンを狙う。だが、今度は棚橋がかわし、今度こそスリングブレイド。
続いて棚橋はコーナー最上段にのぼるが、アンダーソンがジャンピングフロントハイキックで場外に落とそうとする。しかし、棚橋が逆上がりで復活し、アンダーソンをエプロンへ追いやる。
だが、アンダーソンが棚橋の首をトップロープへ打ち付け、トップロープ越しのブレーンバスターを敢行。それでも棚橋はエプロンへ踏みとどまるが、アンダーソンがジャンピングフロントハイキックを浴びせ、2人は同時に場外へ転落。いずれも失格となった。
これで棚橋組はキャプテンの1人残りとなり、デヴィットとファレが襲い掛かる。しかしキャプテンは、ファレの突進をかわしてコーナーに激突させ、デヴィットにジャンピングショルダータックル。さらに、デヴィットのブラディサンデーを回避してヒラボトムを見舞うと、ファレのグラネードも回避し、ヒラボトムで叩きつける。
続いてキャプテンはダイビングヘッドバットを放つが、デヴィットにかわされて不発。すると、ファレがラリアットでキャプテンを倒し、デヴィットがコーナー最上段からダイビングフットスタンプをお見舞い。そして最後は、ブラディサンデーでとどめを刺した。
試合後、両軍が壮絶な番外戦を繰り広げ、ゴングが激しく乱打された。
COMMENT
アンダーソン「誰もBULLET CLUBの邪魔はできない! 札幌、東京、名古屋、大阪、福岡、日本は全部俺たちのものだ!」
デヴィット「CHAOS、鈴木軍、棚橋、ライガー、オカダへ。“リアル・ロックンローラ”プリンス・デヴィットは、オマエたちと最初は友達だったが、大阪からはビジネスの関係だ。マシンガン、オマエの好きな飲み物はなんだ?」
アンダーソン「冷たいビール!」
デヴィット「ファレ、好きな飲み物はなんだ?」
ファレ「ウイスキー」
デヴィット「タマ、好きな飲み物はなんだ?」
ファレ「ホットラム」
デヴィット「テリブレサン、好きな飲み物はなんだ?」
テリブレ「テキーラ、カモネ!」
デヴィット「俺たちBULLET CLUBは、最もリアルだということを証明する」
真壁「コノヤロー! よく聞け! パレット絵の具とバカにしたけど、上等じゃねぇか?! オイ! テメーらと開戦だコノヤロー! こちとらマジで怒ったぞ! オイ! この俺様にケンカ売ったこと、後悔させてやる! テメーらただじゃ済ませねぇからな! 覚悟しとけ!」
ライガー「真壁がいま言った! 俺たちにケンカ売ったら覚悟しとけ! 当たり前だ! 本隊の俺たちに、アイツらケンカ売ったんだ! どうなるか、覚悟しとけよ! 俺たちタッグチームチャンピオン、いつでも、ヤツらのリターンマッチ受けるぜ! 俺たちは逃げも隠れもしねぇんだ! だから毎日、ベルト持ってリング上がってるんだ! アイツらなんにもコメントないだろうが?! 獲られて悔しくねぇのか? 所詮5人も集まって、やっと一人前だ! 俺たちにケンカ売ったこと、絶対後悔させてやる」
棚橋「デヴィットの顔見て、(6月22日)大阪の試合の時の、惨めな気持ちが蘇ってきて。あの大阪の試合は、棚橋史上最も、惨めで情けなくて。そんな試合だったから、その気持ちの分を、懈さずに、(※胸を指して)ここで燃やし続けて、明日からも闘っていきます」
※中西、キャプテンはノーコメント