吉野家Presents KIZUNA ROAD 2013
- 日時
- 2013年7月14日(日) 17:00開場 18:00開始
- 会場
- 北海道・札幌テイセンホール
- 観衆
- 1,650人(超満員札止め)
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第6試合 30分1本勝負
レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
ソンブラと中邑が先発し、バク転でフェイントをかけたソンブラが、トップロープを利用したヘッドシザースホイップ。そして、トペフェイントで場内を沸かせた。
本間対オカダの場面。オカダが小こけしをかわすが、本間が追走式バックエルボーをお見舞い。しかし、オカダがフラップジャックで本間を叩きつけ、場外乱闘になる。
これをきっかけにオカダ組が本間を捕まえ、集中攻撃を開始。オカダが低空ランニングフロントキック、田中が串刺しジャンピングエルボー、中邑がミドルキック連射、ジャンピングニードロップなどで攻め立てる。
苦しくなった本間は、ブレーンバスターを仕掛けた田中を反対に投げ捨て、ようやく逆転に成功。タッチを受けた内藤が、エルボー連打、アームホイップ、低空ドロップキックで田中に追撃。さらに、乱入したオカダをスイングネックブリーカーで叩きつける。
続いて内藤は、田中を踏み台にしてエプロンへ飛び出し、水面蹴り。さらに、トップロープ越しの串刺し低空ドロップキックで追い討ちをかける。それでも田中は串刺しラリアット2連発、スイングDDTで逆襲するが、内藤は浴びせ蹴りで巻き返した。
ソンブラ対中邑の場面。中邑がフロントキック、膝蹴り、バイブレーション式踏みつけ攻撃。対するソンブラは串刺し攻撃を回避し、ヘッドシザースホイップで逆襲。さらに、スワンダイブ空中胴締め落とし、パワースラム、ジャーマンスープレックスホールドで追撃する。
次にソンブラは串刺しジャンピングボディアタックを狙うが、中邑が回避してコーナー最上段に釘付けにし、ガラ空きのボディにランニングニーアタックをお見舞い。しかしソンブラは、スイッチしたオカダに、ヘッドシザースホイップ、ドロップキックで逆襲。
本間対オカダの場面。本間が、串刺しジャンピングエルボー、ミサイルキックを見舞い、内藤のアシストで小こけしをさく裂させる。そして、コーナー最上段からこけしを投下するが、フォールは田中がカット。
その田中を内藤がジャンピングエルボーアタックで蹴散らすも、中邑がジャンピングカラテキックで吹き飛ばす。しかし、ソンブラがスワンダイブミサイルキックで中邑を場外に落とし、トペスイシーダで分断。
だが、オカダがダイビングエルボードロップで本間の動きを止め、最後はレインメーカーでとどめを刺した。
試合後、ソンブラと中邑が激しく睨み合い、田中と内藤が番外戦を繰り広げる。
そして、田中が「内藤! オマエ、『まずは』って言ったな!? このベルトは『まずは』で獲れるベルトじゃねぇぞ! もう1回欠場させてやる!」などとマイクアピール。すると、内藤もマイクアピールで対抗。
内藤「日本語っていうのはさ、ちょっと難しいんだよ! 『まずは』っていう言い方は、たしかに失礼だったかもしれない。でも俺は、そんな気持ちでNEVER、そして田中将斗、オマエの名前を出したわけじゃねぇぞ! 俺が下半期、いや! これからの新日本プロレスの主役になるために、まずは! まずは・・・NEVER、そして田中! オマエを倒さないと、俺は前に進めないんだ! だから、どうしても! NEVER、田中! オマエなんだ。いいか? 7月20日、秋田。文句言わずに、俺の前に正々堂々と来いよ! 正々堂々と勝負しようじゃないか!」
これを入退場口付近のバルコニーで聞いていた田中は、黙ってベルトをかかげて返答。すると、内藤がマイクアピールを続行し、「やっと、このリングに帰って来て、まずは!・・・ま〜ず〜は! 田中! アイツから俺は行きます! そして! 大きい声で、この札幌大会で、このど真ん中で言ってやる! 新日本プロレスの主役は、俺! 内藤哲也、よろしくお願いします!」と、ファンに挨拶。場内が大歓声に包まれた。
COMMENT
中邑「ブラ! ブラ! ブラ! いいもん持ってんじゃねぇか? 白いベルトが欲しいんだ、俺は。ベルトだけじゃねぇ、翼、スピード、全部欲しいねぇ。オマエ、俺から学んだだろ? 俺はオマエから吸い取ってやるぜ! イヤァオ!!」
オカダ「今日は正直、テーマのない試合なので、ウォーミングアップと言ってあげましょう。先輩たちのためにも、いいウォーミングアップになりました。明日、BULLET CLUB、5対5だぞ?! 俺と外道さんだけじゃねぇ。見せてやる、レベルの違いを」
内藤「田中! 『まずは』って発言に、文句言ってきてるようだけど、取り方によってだから。ただ、田中! オマエ言ったよな?! 『石井vs田中戦以上の試合ができる自信があるヤツは、誰でも挑戦して来い』って。俺はその自信があるから、チャレンジしようってのに。田中、オイどうした?! 『まずは』とか、ゴチャゴチャ言ってんじゃねぇって! まずは! 黙って、秋田で、俺の前に出て来い! 俺の気持ちは変わらない。田中戦からスタートするんだ。主役への一歩一歩。田中戦からスタートするんだ。ま・ず・は! 田中戦なんだ」
ソンブラ「ナカムラシンスケ、このベルトはメヒコに持って帰るつもりだ。メヒコでまた、オマエの挑戦を受けてやる」
※本間はノーコメント