吉野家Presents KIZUNA ROAD 2013

日時: 2013年7月14日(日) 17:00開場　18:00開始
会場: 北海道・札幌テイセンホール
観衆: 1,650人（超満員札止め）

第4試合 20分1本勝負

アレックス・コズロフ
タイチ

境界線

11分57秒　ゴッチ式パイルドライバー→体固め

※タッグマッチから6人タッグマッチへ変更。

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

　第3試合終了後の大乱闘で場内が騒然とする中、鈴木がマイクアピールで6人タッグ戦への変更を要求。これを本部席で観戦していた菅林直樹社長が了承し、そのまま乱闘で試合がスタート。
　
　石井と鈴木が激しくやり合う中、タイチはロメロにチョーク攻撃。しかしロメロは、スライディングでタイチの股下をくぐり、ヘッドシザースホイップ。そして、得意の連続串刺しラリアットを敢行すると、乱入したTAKAにもラリアットを食らわせる。
　さらにロメロは、トップロープとセカンドロープのあいだに急停止してフェイントをかけ、タイチを場外へ追いやる。そして、TAKAとタイチにトペスイシーダをお見舞い。続いて、コーナー最上段にのぼると、フライングボディアタックでタイチに追撃した。
　絶好調のロメロは、「タイチ、バカ！スズキ、チョーバカ！」などと口走る。ところが、TAKAがロメロを場外へ引きずり込み、またもや激しい場外戦が勃発。ロメロが長時間のローンバトルへ追い込まれてしまう。
　TAKAとタイチは、コズロフのロシア帽を勝手に被り、コサックダンスや急所攻撃でやりたい放題。さらに、タイチがロシア帽を鈴木に被せようとして、場内が大歓声に包まれる。すると、鈴木はそれを投げ捨てるが、直後にロメロがフェイント式ニールキックで逆転。
　石井対鈴木となり、石井がTAKAとタイチのトレイン攻撃を回避し、2人を同士討ちさせる。そして、鈴木にはパワースラムをお見舞い。だが、鈴木はフェイントを入れた張り手、ランニングローキックで反撃。
　ここから激しいエルボー合戦が繰り広げられ、両者がノーガードで何発も打ち合う。その後、鈴木が張り手を見舞うと、石井がヘッドバットで報復した。
　コズロフ対鈴木の場面。ロメロのマンハッタンドロップ、ローリングソバットから、コズロフがスワンダイブミサイルキック。これで石井組のトレイン攻撃となり、石井が串刺しラリアット、ロメロが串刺しラリアット、ロメロとコズロフがヘルズブルドーザーで追撃。
　そして、コズロフがロシアンスタープレスを敢行するも、鈴木が脱出し、スリーパーホールドで逆襲。そして鈴木は、カットに入った石井にもスリーパーを極めて分断すると、あらためてスリーパーでコズロフを捕獲。そこからゴッチ式パイルドライバーで突き刺し、勝負を決めた。
　
　試合後、両軍はまたも大乱闘を展開。しかし、若手たちが体を張って石井を引き離し、鈴木軍がリングを占拠する形となった。