吉野家Presents KIZUNA ROAD 2013
- 日時
- 2013年7月13日(土) 17:00開場 18:00開始
- 会場
- 北海道・札幌テイセンホール
- 観衆
- 1,450人(超満員)
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第7試合 時間無制限
3軍対抗スペシャルイリミネーションマッチ I 〜新日本プロレス本隊&CMLLvsCHAOS〜※1人残りで真壁組の勝利。レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
(1)△天山(14分53秒 両者リングアウト)飯塚△
(2)×小島(16分43秒 赤霧)矢野○
(3)○ソンブラ(16分53秒 飛びつき前方回転エビ固め)矢野×
(4)○ソンブラ(18分52秒 オーバー・ザ・トップロープ)中邑×
(5)×ソンブラ(19分54秒 オーバー・ザ・トップロープ)高橋○
(6)△内藤(22分23秒 両者オーバー・ザ・トップロープ)田中△
(7)○真壁(24分46秒 キングコングニードロップ→片エビ固め)高橋×
新日本プロレス本隊&CMLL、CHAOS、BULLET CLUBによる3軍対抗戦イリミネーションマッチの第1ラウンド。
7月20日秋田のIWGP IC戦を控えたソンブラと中邑が先発。ロープ付近で中邑が脱力しながらブレイクし、張り手で挑発。すると、ソンブラが強烈な逆水平チョップで逆襲し、バク転でフェイントをかけ、前方回転エビ固めを繰り出す。これを中邑がすり抜けてローキックを放つと、ソンブラが体を後方に反らしてかわし、ヘッドスプリングで素早く立ち上がった。
続いて、秋田でNEVER無差別級王座戦を行なう田中と内藤が登場。両者一歩も引かず、互角の展開となった。
小島対矢野の場面。中邑組が総出で小島を場外へ落とそうとするも、真壁組が総出で阻止。そして小島は、天山との合体攻撃を矢野に見舞う。
ところが、矢野がカニばさみで小島を倒し、飯塚が場外からイス攻撃。これを合図に大規模な場外乱闘が繰り広げられ、小島が孤立してしまう。
小島は、矢野に金具がむき出しのコーナーへ叩きつけられ、飯塚のチョーク攻撃で悶絶。しかし、ブレーンバスターで飯塚に逆襲し、ようやく自軍コーナーへ生還。タッチを受けた天山が、ショルダータックル、モンゴリアンチョップ連射、串刺しラリアット、カーフブランディングで飯塚に追撃した。
すると飯塚が、顔面攻撃とマンハッタンドロップで逆襲するが、天山がマウンテンボムで叩きつけ、アナコンダバイスを極める。そして、小島との合体技テンコジカッターで追い討ちをかけ、コーナー最上段へのぼる。
ところが、矢野が攻撃を妨害し、飯塚がアイアン・フィンガー・フロム・ヘルを装備。それでも小島が地獄突きを阻止するが、矢野が天山のロープワークをイス攻撃で妨害。そこから天山と飯塚が場外戦を繰り広げ、両者リングアウトで同時失格となった。
小島対矢野の場面。小島が、逆水平チョップ乱射、串刺しジャンピングエルボー、「いっちゃうぞバカヤロー!」からのダイビングエルボードロップ。対する矢野は、後ろ髪を掴んで引き倒し、YTRアピールを敢行。
続いて矢野はラリアットを狙うが、小島が腕へのラリアットで迎撃。さらに、コジコジカッターで追撃し、自分がラリアットを放つ。ところが、矢野がかわして後ろから突き飛ばし、急所を殴る。そして、赤霧で丸め込み、3カウントを奪取した。
しかし、直後にソンブラが背後から飛びつき、高角度前方回転エビ固めで矢野を失格させた。
ソンブラ対中邑の場面。ソンブラが、自らエプロンへ飛び出して中邑を惑わせ、スワンダイブミサイルキックからアラビアンプレス。そして、ムーンサルトムーンサルトを繰り出すも、中邑が両膝でブロックし、リバースパワースラムで逆襲。
次に中邑はコーナー最上段に座るが、ソンブラが、三角飛びドロップキックで場外に落とし、失格に追い込んだ。
ソンブラ対高橋の場面。ソンブラのスワンダイブボディアタックに対し、高橋が顔面攻撃で逆襲。それでもソンブラはエプロンからスワンダイブ攻撃を狙い、トップロープへ飛び乗る。しかし、その瞬間に高橋が突き飛ばし、場外へ転落させた。
内藤対高橋の場面。ドロップキックで田中を蹴散らした内藤が、エプロンへ飛び出し、水面蹴り。さらに、トップロープ越えの低空串刺しドロップキックで追い討ちをかける。しかし、次のスワンダイブミサイルキックは、高橋にかわされてしまう。
これで内藤対田中となり、田中が串刺しラリアット、カウンターラリアット、垂直落下式ブレーンバスターと畳み掛ける。しかし内藤は、スライディングDをかわして突破口を開き、延髄斬り、ジャンピングエルボーアタック、ジャーマンスープレックスホールドで逆襲。
そして内藤はコーナー最上段にのぼるが、高橋が脚にしがみついて攻撃を妨害。そこへ田中が襲い掛かるが、内藤が抵抗したため、2人は同時に場外へ転落。そろって失格となった。
これで真壁と高橋の一騎打ちとなり、真壁が串刺しラリアット2連発、頭部へのパンチ連射。しかし、高橋がラリアットで逆襲し、フィッシャーマンバスター、インカレスラムで追撃。そして、東京ピンプスを狙うも、真壁が脱出し、パワースラムで逆転。
さらに真壁は、右ラリアットを放ち、かわされた直後に左ラリアットをお見舞い。最後はキングコングニードロップで高橋を沈め、1人残りで新日本プロレス本隊&CMLL連合軍の勝利となった。
試合後、田中がNEVER無差別級ベルトと竹刀を持ち、内藤を激しく挑発。ベルトを顔面に押し当て、竹刀を鼻先へ突きつける。しかし、内藤はひるまずに田中へ詰め寄り、一歩も引かなかった。
その後、真壁がマイクを掴み、「オイ、札幌! テメーら、見たか、コノヤロー!! これがよ! これがよ!! これが本物のプロレスだよ! 今日だけじゃねぇ! 明日、明後日、スゲー試合をここでやるからな!! オイ、テメーら! 必ず!! 必ず見に来い!! ファ○クオ〜ン!!」と咆哮した。
COMMENT
内藤「田中に言ってやったよ、目の前で。『まずは』って。ただ、日本語は難しいからね。別に田中の思ってるような、『まずは』って意味で俺はNEVERのベルトの名前出したわけじゃないから。日本語は難しいから、俺の中では違うつもりで『まずは』って言ったんだけどね。やっぱり俺が、下半期、主役に躍り出るには、NEVERもそうだし、田中将斗を倒さなきゃ始まらないんでね。もう1回言ってやるよ、『まずは』NEVERからなんだ。秋田、もうすぐだな。楽しみだぜ!」
※天山、小島、ソンブラはノーコメント
※中邑、矢野、飯塚、田中、高橋はノーコメント