第4試合終了後、女子プロレスラーの松本浩代選手と永田がリングに登場。高崎大会恒例の「大抽選会」が行なわれ、当選者に豪華な賞品がプレゼントされた。
　
　そこから始まった第5試合は、7月20日秋田で行なわれるIWGP IC戦・ソンブラvs中邑の前哨戦。
　
　試合開始前、高橋が尾崎仁彦リングアナウンサーからマイクを奪い、自分と仲間たちをコール。さらに、下品なマイクでファンのひんしゅくを買った。
　
　そんな中、試合はソンブラ対中邑でスタート。ソンブラが中邑のローキックとストンピングを連続でかわし、ドロップキックで場外に落とす。そして、トップロープの反動を利用したバク転を披露し、大拍手を浴びた。
　内藤対高橋の場面。高橋の噛み付き攻撃に対し、内藤がアームホイップで反撃。さらに、低空ドロップキック、ランニングサンセットフリップに繋いだ。
　本間対YOSHI-HASHIの場面。チョップ合戦から本間が小こけしを落とすと、邪道が乱入して逆水平チョップを連射。しかし、追走式バックエルボーで反撃され、前のめりにダウンしてしまった。
　ところが、その直後にYOSHI-HASHIが本間を襲撃し、両軍入り乱れての場外戦が勃発。そのまま中邑組が本間を逃がさず、集中砲火を浴びせる。
　本間は、中邑のキック連射、ジャンピングニードロップ、邪道のストンピング、踏みつけ攻撃、逆水平チョップ、高橋のラリアットなどを浴び続け、大ピンチに陥る。しかし、追走式バックエルボー、ラリアットでYOSHI-HASHIに逆襲し、ようやく後藤とスイッチ。
　その後藤は、串刺しニールキック、バックドロップでYOSHI-HASHIに追い討ち。さらに、トレイン攻撃を回避すると、YOSHI-HASHIにラリアットをお見舞い。そして、内藤がミサイルキックで高橋を吹き飛ばす。
　ここで後藤は牛殺しでYOSHI-HASHIに追撃し、昇天を狙う。しかし、YOSHI-HASHIが脱出し、ラリアットで逆転に持ち込んだ。
　ソンブラ対中邑の場面。中邑が、膝蹴り連射、バイブレーション式踏みつけ攻撃。しかしソンブラは、自分からエプロンへ飛び出して中邑を惑わせ、スワンダイブミサイルキック、パワースラム、ムーンサルトムーンサルトで逆襲。さらに、乱入したYOSHI-HASHIをドロップキックで蹴散らすも、中邑がフェイント式ニールキックで巻き返した。
　ソンブラ対邪道の場面。中邑組がトレイン攻撃を敢行し、そこから邪道がパントキック、変型バックブリーカー、ビューティフルスパイク、セカンドロープを悪用してのDDTと畳み掛ける。
　続いて邪道はビューティフルパントキックを繰り出すが、ソンブラがかわし、その直後に内藤がジャンピングエルボーアタックをお見舞い。するとソンブラが、ヘッドシザースホイップで邪道を投げ飛ばし、ブリランテドライバー（スクールボーイからの足取り式バックドロップホールド）で3カウントを奪取した。

ソンブラ「ナカムラ、秋田で行われる、このベルトをかけたIWGPインターコンチネンタル選手権を楽しみにしている」
内藤「ダメだ。ダメだ。復帰戦、そして一昨日の後楽園、それに比べたら、よくはなってきてるかなぁと。試合感が取り戻せてきてるかなぁと思うけど、まだ足りない！ まだ今日現在の力じゃ、俺は田中（将斗）に勝てない。なんとかしなきゃな……。俺の活躍に、新日本プロレスの下半期はかかってると思うんで。下半期、そしてこれからの未来。俺が、創り上げていく。俺が、切り開いていく。まずは秋田。田中、オマエだ！」
※後藤、本間はノーコメント
　
中邑「ソンブラ、どうだ？ ジャパニーズスタイルは？ ちょっとは慣れてきたみたいだな、俺のおかげで。学べば学ぶほど、深みにはまっていくぜオイ。イヤァオ!!」
※高橋、YOSHI-HASHI、邪道はノーコメント