吉野家Presents KIZUNA ROAD 2013
- 日時
- 2013年7月5日(金) 17:30開場 18:30開始
- 会場
- 東京・後楽園ホール
- 観衆
- 2,015人(超満員札止め)
-
第7試合 60分1本勝負
IWGP Jr.ヘビー級選手権試合- (挑戦者)
- (第66代王者)
※デヴィットが4度目の防衛に成功レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
デヴィットのセコンドにはアンダーソンとファレ、外道のセコンドにはオカダと邪道がついた。
序盤、クリーンブレイクしたデヴィットが、「オッケー! オジイチャン!」などと叫んで挑発。その後、外道がクリーンブレイクすると見せかけ、不意打ちに出る。
するとデヴィットはスピードでかく乱しようとするが、外道が乗らずにロープ際で急停止。そして、場外に降りてアンダーソンを激しく挑発してデヴィットに隙を作り、膝へ集中攻撃を開始する。
苦しくなったデヴィットはショルダースルーを繰り出すが、外道はそのまま場外に飛び、アンダーソンにプランチャをお見舞い。
その後、デヴィットが自分からエプロンへ飛び出し、顔面攻撃で逆転。そして、背中にダイビングフットスタンプを投下する。これで場外戦となり、デヴィットが外道を鉄柵に引っ掛け、串刺し式でドロップキックを敢行。大ダメージを負った外道は、カウント19で辛うじてリングへ生還。
しかし、デヴィットの攻撃は続き、強烈な逆水平チョップで追い討ち。そして、クッションをはずして金具をむき出しにしたコーナーへ外道を叩きつける。続いてデヴィットは、コーナー最上段からダイビングフットスタンプを敢行するが、外道が回避し、トラースキックで逆転。さらに、マンハッタンドロップ、チンクラッシャー、頭部へのパンチ連射に繋ぐ。
続いて外道は、デヴィットの膝裏へタックルを見舞い、鉄柱を悪用して膝攻撃を開始。さらに、1度は手にしたパイプイスをわざとアンダーソンへ渡し、それにレッドシューズ海野レフェリーの注意を持っていく。そして、邪道から新たなイスを受け取ると、あらためてデヴィットの膝を殴打した。
リングに戻った外道は、足4の字固めでデヴィットに追撃。続いて、軽やかなフットワークからパンチを連射し、コンプリートショット、DDTに繋ぐ。そして、コーナー最上段からスーパーフライを敢行するも、デヴィットが両膝を立ててブロック。
さらにデヴィットは、カウンターラリアットで反撃し、コーナー最上段からのダイビングフットスタンプ、リバースブラディサンデーで追い討ち。だが、外道がことごとくフォールを跳ね返す。
さらに外道は、ブラディサンデーを回避し、サミングで奇襲。そして、デヴィットを突き飛ばして海野レフェリーと衝突させ、急所攻撃を敢行。そこから外道クラッチを繰り出すも、デヴィットがギリギリでクリア。
これを不服とした外道が海野レフェリーに詰め寄ると、デヴィットが背後からドロップキックをお見舞い。またもや海野レフェリーが巻き込まれてしまい、その隙を突いてデヴィットが腹部へイス攻撃を見舞う。
続いてデヴィットは、コーナーに追い込んだ外道の顔面にパイプイスを被せて距離を取る。だが、外道がデヴィットの顔面にイスを投げつけて逆襲。すると、アンダーソンが乱入するが、オカダがドロップキックで一蹴。さらにオカダは、エプロンへのぼったファレもショルダータックルで場外に落とす。このチャンスに、外道が今度こそスーパーフライからフォールに行くが、デヴィットがキックアウト。
ここでデヴィットがジャパニーズレッグロールクラッチホールドを繰り出すも、外道が跳ね飛ばし、邪道が場外からイス攻撃。すかさず外道がデヴィットを丸め込む。しかし、今度はデヴィットが跳ね返して外道を吹き飛ばし、アンダーソンがイス攻撃をお見舞い。
その直後、デヴィットがドリームキャストをクリーンヒットさせ、最後はブラディサンデーでとどめを刺した。
COMMENT
西澤管理部長「プリンス・デヴィット・イズ・ベストレスラー・インザワールド!」
アンダーソン「バレットクラブは新日本プロレス史上イチバンのグループだ。CHAOSやGBH、nWoやC.T.U、他のグループと比べても」
デヴィット「プリンス・デヴィット、自分自身の唯一の問題は、パートナーに恵まれなかったことだ。でも、このマシンガン、タマ、ファレと、バレットクラブという最強の軍団を得たことで、最強になった。今度対戦するオカダ、オカダは悪いものの象徴だ。新日本の悪いところ、日本人の悪いところ、すべて間違っているものの象徴だ。そのオカダを倒してやる。今日外道を倒したように、オカダも倒す。オカダを倒して俺がチャンピオンになる。バレットクラブがイチバンだ。それを証明する」
※東京スポーツ岡本記者が捕まり、バレットクラブの真ん中に座らされる
デヴィット「誰が今年の『BEST OF THE Super Jr.』優勝者だ?」
岡本記者「プリンス・デヴィット」
デヴィット「誰がIWGPジュニアチャンピオンだ?」
岡本記者「デヴィット」
デヴィット「誰が世界でイチバンのハイファイレスラーだ?」
岡本記者「デヴィット」
デヴィット「ファレ(指で引き金を引くアクション)」
※ファレが右手で岡本記者の喉元を掴んで、天井近くまで高く持ち上げる。バレットクラブは控室へ。
——あと一歩でしたね?
※言葉を発さずに、リング上のオカダのマイクを聞くようにポーズ
外道「聞いたか? ああ? 俺は試合が決まってからガッチリと準備してきた。そしてバレットクラブが手を出せないように、対策も考えてきた。負けたよ? 勝てない。デヴィット強い! …ただな! レェインメーカーは違うぞ? ああ? そんじょそこらのよ、ヤツとは違うぞ? いまレインメーカーが言ったとおり、俺のぶんまで、3倍、5倍、100倍にして返してやる!」
オカダ「ま、こういう結果で、外道さんが負けて、ボクと外道さんのチャンピオンチームというのはできないすけど、シッカリ秋田、テーマは決まった。外道さんの敵をとってやる! そのままな!」