DOMINION 6.22
- 日時
- 2013年6月22日(土) 15:30開場 17:00開始
- 会場
- 大阪・大阪府立体育会館
- 観衆
- 7,240人(超満員札止め)
桜庭「どうも桜庭です。今日はありがとうございます。ケガの具合もちょっとよくなってきたので、来月ぐらいに試合をさせてもらえないでしょうか? ちょっと怖いんですけど、できれば永田裕志来ないかな〜って思ってます。よろしくお願いしま〜す!」
これで永田が花道に現われると、桜庭はコーナーに上がって敬礼。
それを見た永田はリングに入ると、黙って握手の手を差し出す。しかし桜庭は、右肘を押さえて握手を拒否。
すると永田は、なぜか小指を立て、指切りを要求。今度は桜庭が応えて永田と指切りをかわし、最後は敬礼で互いの意思を確認した。
■永田のコメント
永田「直接名指し? そりゃあ、名指しするの当然だろうということですよね。あのまま中途半端に終わったら、おもしろくないし。この試合を、ずーーっと第0試合のポジションで、待ってましたから。ようやく来たか、と。第0試合で桜庭を待つってスゲー勇気のいることですからね。今日は二つあがったけど。桜庭戦をクリアしないと、オレは先に進めない。首を長〜くして待ってました。向こうの口から永田裕志という名前が出ましたから」
ーーリングでは、指切りを見せました。
永田「握手するかなと思ったけど。なんか簡単には握手しないっていう桜庭の気持ちを感じたんで、これでどうだと。そしたら、しぶしぶやってきたんで」
ーー桜庭選手は、「怖いんですけど」と言ってました。
永田「それは、『オレは怖いよ』という、一つのメッセージかもしれないし。やっぱ、彼ももしかしたら、怖いのかもしれないし。そこで永田は避けて通れないんじゃないか、という気持ちも彼の中にあるだろうし。それはオレも一緒なんで」
——桜庭選手は、どういう存在?
永田「簡単には言えないですけど、永田裕志のプロレスのイチバンいいところを見せる上では、桜庭っていうのは必要なのかなと。彼は、リングではニコニコしてる印象がありますけど、おっとりした中にもヒリヒリしたものを感じましたね。その日が来るのを、一日一日クリアして心待ちにしたい。やっと目標というのが出てきたんで、いまはもう1試合くらいしたいなって。この3ヶ月間? つまんなかった! でも、桜庭が出てきて、彼の口から名指しされて、次の闘いを楽しみにしてます。どんな闘い? 最近の新日本じゃなかなかみれない試合を見せてあげますよ? あ、新日本ってこういうものなんだなっていうのを見せますよ」