DOMINION 6.22

日時: 2013年6月22日(土) 15:30開場　17:00開始
会場: 大阪・大阪府立体育会館
観衆: 7,240人（超満員札止め）

第4試合 60分1本勝負
NWA世界ヘビー級選手権試合

(王者)
(挑戦者)

ロブ・コンウェイ
中西学

境界線

08分32秒　エゴ・トリップ→片エビ固め

レフェリー｜タイガー服部

MATCH REPORT

　4月7日両国国技館で小島を退け、再び新日本プロレスへ乗り込んで来たコンウェイに、“野人”中西が挑戦。
　
　試合開始前、NWAのブルース・サープ社長が登場し、「コンニチハ！ニホンジン！ワタシハブルース・サープ！ナショナル・レスリング・アライアンス、シャチョー！ワカリマスカネ！」と、怪しげな日本語でマイクアピール。さらに、コンウェイの入場をけたたましくアナウンスした。
　
　序盤、中西がハンマースルーを踏ん張り、のど輪ラリアットをお見舞い。ここから場外戦となり、中西が優位のまま、コンウェイをリングへ戻す。
　ところが、コンウェイが不意打ちで巻き返し、ランニングフロントキック、エルボードロップ連射。そして、「USA！」と叫んで勝ち誇る。
　コンウェイの攻勢は続き、コーナー最上段からレッグラリアート。さらに、フロントキック、ギロチンドロップ、エルボー連打で追撃。
　しかし中西は、マッケンローでコンウェイをダウンさせ、スピアーで場外へ落とす。そして、プランチャを敢行。
　リングに戻った中西は、串刺しラリアット、ジャンピングニードロップ、野人ダンスラリアットなどで一気にラッシュ。そして、アルゼンチンバックブリーカーでギブアップを狙うが、コンウェイが脱出に成功。
　すると、中西はジャーマンスープレックスホイップで逆襲するが、本部席で観戦していたサープ社長がエプロンへ駆け上がる。これを中西が追いかけ、リング内から襲い掛かってきたコンウェイを地獄突きで迎撃。
　ところが、コンウェイがトップロープを悪用したスタナーで巻き返し、そこからエゴトリップで中西を轟沈した。

COMMENT

コンウェイ「どうだ見たか？　これが、本物のチャンピオンらしい姿というものだ！　ここにいるオレこそ、リアルで高貴な NWAヘビー級王者、“アイアンマン”ロブ・コンウェイなのさ。オレほど偉大でありベストなチャンピオンはいない。プライドを持って断言する。それは、このブルース・サープ社長も一緒の気持ちだろう。つまり、NWAこそが最高の権威を持つ、ナンバーワンのレスリングカンパニーなのさ」
サープ社長「セカンドタイム！　新日本のプロレスラーよ、これで2連敗だぞ？　どうした挑戦者たち？　我々は、このままこの先も日本で負けることはない。このロブ・コンウェイは無敗のＮＷＡチャンピオンなんだ。このままベルトをキープし続けてやる。アメリカ人、イチバン！」
コンウェイ「どうだ、このベルトこそ、最強の証。アイアンマンは、どこにも逃げない。けして、この王座を失うことなないだろう。けして！」

※中西はノーコメント