BEST OF THE SUPER Jr. XX

日時: 2013年6月9日(日) 17:30開場　18:30開始
会場: 東京・後楽園ホール
観衆: 2,015人（超満員札止め）

第3試合 20分1本勝負

キャプテン・ニュージャパン
邪道

小島聡
飯塚高史

境界線

09分45秒　アナコンダバイス

レフェリー｜タイガー服部

MATCH REPORT

　6月22日大阪で行なわれるIWGPタッグ選手権試合3WAYマッチの前哨戦。現IWGPタッグ王者の天山＆小島と、ベルト泥棒の矢野＆飯塚が対決する。
　
　試合開始前、飯塚がテレビ朝日の野上慎平アナウンサーを襲撃し、上半身裸にしてしまう。しかし、野上アナは南側客席へ逃げ込み、そのまま東側バルコニーへ移動。なんと、そこから実況を開始した。
　
　そんな中、試合は天山と邪道の先発でスタート。邪道が逆水平チョップを打ち込むたびに「Woooo！」と叫び声をあげる。しかし、天山が次のショルダータックルを受け止め、ショートレンジラリアット、モンゴリアンチョップ連射、ヘッドバットをお見舞い。
　これで邪道はすっかりフラフラになるが、天山の串刺し攻撃を両脚キックで阻止。ところが、耐え切れずにダウンしてしまった
　これを合図に激しい場外戦が繰り広げられ、大ダメージを負った天山を矢野組が捕獲。飯塚が金具がむき出しになったコーナーへ叩きつけ、チョーク攻撃で追い討ちをかける。
　さらに、矢野がぎこちないフォームのモンゴリアンチョップを連射すると、天山がカウンターニールキックで報復。ようやく自軍コーナーへ戻る。
　タッチを受けた小島は、逆水平チョップ乱射、串刺しジャンピングエルボー、「いっちゃうぞバカヤロー」からのダイビングエルボードロップで矢野に追撃。しかし矢野は、小島の後ろ髪を掴んで引き倒した。
　天山対飯塚の場面。天山がモンゴリアンチョップ連射、串刺しラリアット。しかし、次のカーフブランディングはバランスを崩して失敗してしまい、飯塚がマンハッタンドロップで逆襲。
　天山対邪道となり、飯塚と矢野の串刺しバックエルボーから、邪道がパントキック、ビューティフルスパイク。しかし、次のビューティフルパントキックを天山が回避し、小島と共にテンコジカッターをお見舞い。
　最後は天山が、ダイビングヘッドバットからアナコンダバイスを極め、邪道を仕留めた。
　
　試合後、矢野が天山を羽交い絞めにし、飯塚がアイアン・フィンガー・フロム・ヘルを装備した右手で地獄突きを放つ。しかし、天山がかわして矢野に誤爆させ、小島が飯塚をラリアットでKO。
　さらに、天山が手錠を持ち出し、飯塚の左腕と矢野の右腕を繋ぐ。そして、天山と小島は、ようやくIWGPタッグベルトを奪い返した。

COMMENT

天山「オッケー!　これやこれ、このベルト！　アイツらな、このIWGPタッグ、おもちゃと違うんじゃ! オイ、いい加減、取り返したら。こんなんじゃすませんぞ、大阪！　アイツら地獄の底に落としたるよ！　テンコジ、テンコジ警察ナメんなって！　あほんだら。なぁ、コジ？」
小島「オッケー!　ひさしぶりに登場だ。テンコジ警察！　ああ？　本気出せば、こんなもんだろ？　アイツら逮捕して、このベルトもキチンと取り返してやった。あとは、大阪まで突っ走ってやる！」
天山「あと、一つ言っておくよ！　テンコジ・プラス・キャプテン。キャプテンは今日は、大事な仕事をしてくれたからな。このベルトを戻してくれた。それだけや十分や！」
キャプテン「フフフ。また会おう！」
小島「おまえ、何もしてねーじゃねーか！」
キャプテン「何を言ってるんだ…！　ワタシが、あの自称・ロックンローラーどもを倒してやるからな！　小島クン、待ちたまえ!!」
　
邪道「田口が欠場になってよ、TAKAが出るだ?! コノヤロー！田口とTAKAに勝ってんの、俺だけだろ!! 俺がベスト4に残る資格あるんじゃねぇのか?! アイツら何勝してんだ？ 4勝か?! コノヤロー！ ……俺3勝か、チキショー！」
※矢野、飯塚はノーコメント