BEST OF THE SUPER Jr. XX

日時: 2013年6月6日(木) 17:30開場　18:30開始
会場: 東京・後楽園ホール
観衆: 1,620人

第3試合 30分1本勝負
「BEST OF THE SUPER Jr.XX」Bブロック公式戦

アレックス・コズロフ
ブライアン・ケンドリック

境界線

レフェリー｜タイガー服部

MATCH REPORT

　現IWGP Jr.タッグ王者で4勝3敗のコズロフと3勝4敗のケンドリックが対決するリーグ最終試合。
　
　試合が始まっても手鏡ばかり見てまともに闘おうとしないケンドリックに対し、コズロフがドロップキックでお仕置き。そして、ケンドリックの鏡を持ち出し、自分の筋肉を誇示した。
　さらにコズロフは、ショルダースルーでケンドリックを場外へ落とし、スワンダイブプランチャをお見舞い。続いてコーナー最上段へのぼるが、ケンドリックがロープを揺らして場外へ転落させる。そして、ロープへ走るものの、なぜか青コーナーへ駆け戻って手鏡を見つめた。
　コズロフがリングへ戻ると、ケンドリックはぎこちないコサックダンスで挑発。さらに、低空ドロップキックから足4の字固めで絞り上げる。しかし、コズロフが風車式バックブリーカーで巻き返し、ストンピング連射、ボディスラム。そして、得意のコサックダンスキックを浴びせる。
　続いてコズロフは、スワンダイブフライングボディアタックに行くが、ケンドリックが受け止めてスクールボーイで丸め込む。しかし、次のスライスブレッドはコズロフが回避し、逆さ押さえ込み。これをケンドリックが返すと、十字固めで押さえ込む。
　さらにコズロフは、強烈な延髄斬りをお見舞い。しかし、次のブレーンバスターをケンドリックが後方へ着地し、ドロップキック、ジャンピングフロントハイキックで逆襲。だが、コズロフも粘り、スライスブレッドを阻止して変型カナディアンハンマーで叩きつける。
　ここでコズロフはコーナー最上段へのぼり、ロシアンスタープレスを敢行。だが、ケンドリックにかわされて自爆してしまう。それでもコズロフはロシアンストライクを放つが、ケンドリックがタイガー服部レフェリーの影に隠れ、急所キックで逆転。
　最後は、スライスブレッドからのエビ固めで一気に勝負を決めた。

COMMENT

ケンドリック「得点8点だと、準決勝にいく確立は低いだろう。みんな、勝利した後の俺の腰を回すダンスを見て、酔いしれたことだろう」

コズロフ「チクショー!! 今日の試合？こんな試合、ファ○クさ！　ブライアン・ケンドリックは、反側のキックを入れやがった。アイツ、それで勝ったようなモンだろ？　しかし、今回の『SUPER Jr.』は、残念な結果に終わってしまったな…。ただ、オレの夢はまだ次にとっておくよ。来年は、必ずこの『SUPER Jr.』を制してやるさ。なぜなら、オレはIWGPJr.タッグ王者だ。世界でもベストなレスラー。それをこれからも証明し続けてやる！　ゴホン！　気分なおしに、ロシア国家でも歌ってかえるかな！」
※ ロシア国家を口ずさみながら、控室へ。