BEST OF THE SUPER Jr. XX

日時: 2013年6月4日(火) 17:30開場　18:30開始
会場: 大阪・テクスピア大阪
観衆: 750人

第6試合 30分1本勝負
「BEST OF THE SUPER Jr.XX」Bブロック公式戦

境界線

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

　3勝3敗のKUSHIDAと2勝4敗の邪道が対戦するBブロック公式戦。
　
　邪道が逆水平チョップを連射し、ヒットするたびに「Woooo！」と叫ぶ。しかし、張り手、スワンダイブチョップで反撃され、フラフラになってしまう。それでも邪道はカウンターバックエルボーで反撃するが、KUSHIDAが腕に描いた時計で確認した直後、前のめりにバッタリと倒れてしまった。
　しかし邪道は、KUSHIDAを場外戦に引き込み、頭と膝を鉄柱へ叩きつける。さらに、KUSHIDAの膝を鉄柱に固定し、上からパイプイスで殴りつけた。
　リングへ戻り、邪道がレッグロック、ストンピングなどで追い討ち。しかし、KUSHIDAがヘッドシザースホイップで邪道を場外へ追いやり、プランチャを敢行。リングへ戻ると、串刺しダブルニーアタック、卍固め、前方回転エビ固めに繋げる。
　旗色の悪くなった邪道は、KUSHIDAの両足をセカンドロープへ引っ掛け、DDTで突き刺す。しかし、KUSHIDAが低空ドロップキックで反撃し、側頭部へスピンキックを見舞う。そして、ムーンサルトプレスを繰り出すも、邪道が両脚でブロックし、そのままKUSHIDAを丸め込む。
　それでもKUSHIDAが延髄斬りを浴びせると、すぐに邪道がラリアットで対抗。しかし、KUSHIDAもラリアットを返し、ダブルダウンとなる。
　次にKUSHIDAがスワンダイブ攻撃に行くと、邪道が腕をキャッチしてクロスフェースオブJADOを狙う。これはKUSHIDAが回避したものの、すぐに邪道がもう1度クロスフェースオブJADOを繰り出し、今度こそKUSHIDAを捕獲。
　これをKUSHIDAがロープへ逃れると、邪道はトーキック、パントキック。しかし、KUSHIDAがハンドスプリングエルボーで蹴散らし、バズソーキック、低空ドロップキックに繋ぐ。そして最後は、ミッドナイトエクスプレスで勝利を収めた。

COMMENT

KUSHIDA「突破したぞ！邪道戦！最後の最後で外道に、クルっといかれてるから、そんな悪いイメージを持って、リングに上がってしまったんですけど、大丈夫でしたね。最後に1つ、ケニー・オメガ。大事だけど、大きな1戦だとは思ってないですよ。俺には行かなきゃいけないところがあるんですよ。必ず日曜日の準決勝、決勝の後楽園に行かなきゃいけない。そして来年、決勝戦、両国、武道館、東京ドームかもしれない。そこまで、18選手中、誰ができるんだ?! KUSHIDAしかいないでしょ!! なぜなら、すでに（腕の時計を指差して）この時間で動いているから」
　
邪道「4敗したってよ、まだわかんねぇだろが！残りのヤツら、全員ケガしてよ、決勝にBブロック誰もいかねぇかもしんねぇしよ！そしたら俺がいってやるよ。いつでもな、いける準備はできてんだオラ!!」