BEST OF THE SUPER Jr. XX
- 日時
- 2013年6月2日(日) 16:00開場 17:00開始
- 会場
- 兵庫・明石市立産業交流センター
- 観衆
- 1,560人(超満員札止め)
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第9試合 30分1本勝負
「BEST OF THE SUPER Jr.XX」Bブロック公式戦レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
序盤はグラウンドの攻防となり、両者一歩も譲らずに互角の展開。そこから田口がドロップダウン、リープフロッグ、後転でKUSHIDAを翻ろうし、ドロップキックで場外に追いやる。そして、スライディングキック、場外マット上でのDDTで追撃。
リングへ戻り、田口がアームロック、ストンピング連射。さらに、KUSHIDAをコーナーで逆さづりにし、串刺し低空ドロップキックを浴びせる。しかしKUSHIDAは、スリーアミーゴから脱出し、エプロンから延髄斬りをお見舞い。そして、スワンダイブミサイルキックで田口を場外へ追いやり、コーナー最上段からトペコンヒーロを敢行。
リングに戻ると、KUSHIDAがドロップキック、串刺しダブルニーアタック、卍固めで追撃。苦しくなった田口は、次のバズソーキックをかわしてスクールボーイで丸め込み、ラ・マヒストラルを仕掛ける。それをKUSHIDAが回避すると、田口は間髪入れずに低空ドロップキックを見舞う。
田口の攻撃は続き、串刺しドロップキック、前落とし、低空ドロップキック。続いてコーナー最上段にのぼるが、KUSHIDAが倒立式ニールキックで逆襲。そして、自分もコーナーへのぼると、トップロープ上から雪崩式フランケンシュタイナーをさく裂させた。
次にKUSHIDAは、田口の側頭部をバズソーキックで打ち抜き、コーナー最上段からミッドナイトエクスプレスを敢行。だが、田口にかわされて自爆してしまう。
それでもKUSHIDAは、どどんを前方回転エビ固めに切り返すが、田口がカウンター延髄斬りを浴びせる。するとKUSHIDAは、倒立式ニールキックで反撃するが、田口がカウンターラリアットで逆転。
ここで田口はどどんを狙うが、KUSHIDAが脱出して後方回転エビ固めに行く。ところが、田口が横回転して体勢を入れ替え、外道クラッチのような形で3カウントを奪った。
この結果により、田口、KUSHIDAが3勝3敗で並ぶ形となった。
COMMENT
KUSHIDA「田口隆祐だけには負けたくなかったのに。言っても、俺の上にいる、田口隆祐、デヴィット、タイガー、ライガー、みんなみんなIWGPのベルト巻いてるし、『SUPER Jr.』優勝してるから。そこには見えない壁があって、悔しいですけど、去年堂々と優勝して大きな会場に連れていくと言ったのに、去年できず、今年もまた、田口隆祐に負けてしまった。まだ、望みはあるかもしれない。だから、ちょっと、対田口隆祐に対しては、まだまだ、これで終わりじゃないと思っています。俺はまだまだ諦めない」