BEST OF THE SUPER Jr. XX
- 日時
- 2013年5月30日(木) 17:30開場 18:30開始
- 会場
- 東京・後楽園ホール
- 観衆
- 1,480人
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第6試合 30分1本勝負
「BEST OF THE SUPER Jr.XX」Bブロック公式戦レフェリー|マーティー浅見
MATCH REPORT
コズロフがリープフロッグを繰り出すと、KUSHIDAは側転で対抗。さらに、ドロップキックで吹き飛ばす。
すると、コズロフが握手から不意打ちに出るが、KUSHIDAが張り手で報復。そして、場外へ逃げ出したコズロフを追いかける。
ところが、素早くリングへ戻ったコズロフが、KUSHIDAの首をトップロープへ打ち付けて逆転。さらに、スワンダイブ式プランチャで押し潰す。
リングへ戻り、コズロフがショルダースルー、ジャイアントスイングで追撃。そして、赤いロシア帽を被り、コサックダンスキックを発動する。しかし、KUSHIDAが締めの1発から脱出し、エプロンからハイキックをお見舞い。
さらにKUSHIDAは、スワンダイブチョップ、ラリアットの連続攻撃でコズロフを場外へ追いやり、コズロフのロシア帽を被ってコーナー最上段からトペコンヒーロを敢行。
KUSHIDAの攻撃は続き、ドロップキック、スワンダイブ空中胴締め落とし。次のバズソーキックはかわされたものの、すぐに延髄斬りへ繋げる。しかし、コズロフはKUSHIDAに蹴り脚を取らせ、遠心力を利用したスピンキックで逆転。
さらにコズロフは、前方回転エビ固めをすり抜け、KUSHIDAの顔面を両足で踏みつける。そして、パワフルにKUSHIDAを担ぎ上げ、リバースデスバレーボムの大技を敢行。
続いてコズロフはコーナー最上段にのぼるが、KUSHIDAが倒立式ニールキックで蹴落とす。そして、低空ドロップキック、ボディスラムに繋ぐと、コーナー最上段からムーンサルトプレスを敢行。ところが、コズロフが両膝を立ててガード。
それでもKUSHIDAはハンドスプリングエルボーで逆襲し、ロシアンストライクを受け止めて首固め。そして、ジャパニーズレッグロールクラッチホールドを繰り出すも、コズロフが途中で脱出して逆さ押さえ込み。
だが、3カウントを免れたKUSHIDAが、今度こそジャパニーズレッグロールクラッチホールドで勝利を収めた。
試合後、エキサイトしたコズロフがKUSHIDAを襲撃。そこへ次の試合に出場予定だったロメロも現われ、2人がかりでKUSHIDAに暴行する。
すると、ロメロの対戦相手であるシェリーが飛び込み、KUSHIDAを救出。得意の連携攻撃でロメロを蹴散らした。
COMMENT
KUSHIDA「ハァハァ。コズロフとは……何度も、何度もやってるからね? 簡単な試合になるとは思わなかったっすけど……。決まった道はない。ただ、俺には、“目的地”があるんだよ。手段や目標、それを失ったとしたら、何もできない。ただし、目的地さえ見失わなければ、道は開けるし、道は作られると思ってます。方法は一つだけじゃない。俺は、後楽園の準決勝、決勝に、必ず、たどり着く! シェリーにがんばってほしいね。シェリーにありがとうと伝えてください。助かった!」
コズロフ「クソ!! 今日の結果はクソの結果だ! 2カウントで上げたはずのに、レフリーが勝手に3カウントにしてしまった! 俺はチャンピオンだ。アレックス・コズロフが2013年の『Super Jr.』の決勝に行って、優勝者になる。アレックス・コズロフが最も危険なロシア人だ。明日からも勝ち続ける。KUSHIDA! アレックス・シェリー! オマエらまとめてやっつけてやる!」