BEST OF THE SUPER Jr. XX

日時: 2013年5月28日(火) 17:00開場　18:00開始
会場: 愛知・豊橋市総合体育館・第2競技場
観衆: 1,200人（満員）

第8試合 30分1本勝負
「BEST OF THE SUPER Jr.XX」Aブロック公式戦

リコシェ
ロッキー・ロメロ

境界線

レフェリー｜レッドシューズ海野

MATCH REPORT

　5月24日の開幕戦で早くも新日本ファンのハートを掴んだリコシェが、現IWGP Jr.タッグ王者のロメロと対決。
　
　リコシェがロメロを場外へ追いやり、トップロープを利用した前方宙返りで翻ろう。そして、背中にフットスタンプを投下する。
　リングへ戻り、リコシェが変型バックブリーカーでロメロを捕らえ、その体勢のまま頭部を何度もコーナーへ叩きつける。
　だが、ロメロがトップロープとセカンドロープのあいだで急停止し、リコシェの突進をかわして場外へ追いやる。そして、トペスイシーダを見舞うと、鉄柱攻撃で追い討ち。
　リングへ戻り、ロメロが卍固め、低空ドロップキック、逆片エビ固め、風車式バックブリーカー、連続串刺しラリアットなどで畳み掛ける。しかし、リコシェが追走式串刺しドロップキックで逆転。
　ここからリコシェが、串刺しタックル、スワンダイブアックスボンバー、セカンドロープから踏み切るノータッチトペコンヒーロ、飛びつき河津落とし、脚取り式バックドロップホールドと猛攻。
　劣勢となったロメロは、ショルダースルーでリコシェをエプロンへ追いやり、スワンダイブ攻撃をドロップキックで妨害。これでリコシェをトップロープ上で宙吊りにすると、自分がスワンダイブミサイルキックをヒットさせる。
　さらにロメロは、カウンタージャンピングニーアタックで追撃するが、リコシェが遠心力をつけた強烈なバックスピンキック、その場飛びシューティングスタープレスで逆襲。
　続いてリコシェは、コーナー最上段からシューティングスタープレスを敢行。ところが、ロメロが両膝を立ててブロックし、暗闇脳天（ツームストンパイルドライバー）で勝負を決めた。
　
　試合後、ロメロは「フォーエバー!!」をマイクで連呼し、自分の勝利に酔いしれた。

COMMENT

ロメロ「リコシェ、なんて言ってた？ハイリスクな技をかけると？オマエはいつでも負けてるだろ？俺はオマエよりもっと経験がある。そして俺はIWGP Jr.タッグチャンピオンだ。ロッキー・ロメロは今夜とてもよかった。いま4点だ。俺はいま右手にIWGP Jr.タッグのベルトを持っている。そして後楽園ホールの優勝決定戦で、俺は左手に優勝トロフィーを持つぞ！そして、ダブルチャンピオンだ！フォーエバー！フォーエバー！フォーエバー！トウキョウスポーツ！オマエ来い！オマエ、誰がチャンピオンか知ってるか？」
東京スポーツ・岡本記者「ロッキー」
ロメロ「ハイ！その通り！誰が『SUPER Jr.』のチャンピオンになるんだ？」
岡本記者「ロッキー」
ロメロ「ハイ！ハイ！『フォーエバー』と言え！」
岡本記者「フォーエバー！」
ロメロ「フォーエバー！」
　
リコシェ「アーッ！ロッキー！いてぇ！今夜はロッキーがベストだった。ナーバスだ。今夜は負けてしまった。今日の悪かったところを修正して、カムバックする。ロッキー、次は俺に勝てないぞ。また勝てると思うなよ。永遠に負けない」